皆さん、こんにちは。国保誠(こくぼ まこと)です。
例年だと各地でデカバスがキャッチされて、琵琶湖も盛り上がってくる季節。
今年は外出しづらいタイミングですが、この先アフターシーズン以降にかけて、効果的なパターンをご紹介していきたいと思います。
釣りに行けるようになれば…、また来年以降でも効くパターンだと思いますので、その際はぜひ参考にしていただければなと思います!
国保 誠(MAKOTO KOKUBO) プロフィール
アフタースポーンのバスに効く2つのワームとリグ
今年の春は、例年より暖かかったことでスポーニングの進行が早く、5月初旬以降はミッドスポーンからアフタースポーンのバスを狙うパターンが中心になってくると思います。
そんなコンディションのバスを狙っていくのに活躍してくれるのが「パワーホッグ4in」と「パワーフラッター4in」のフリーリグ。
品名 | カラー | 入り数 | 本体価格 |
パワーホッグ4in | 18色 | 7個入 | ¥800 |
バークレイ公式「パワーホッグ4in」詳細ページ
出典:YouTubeチャンネル「PureFishing TV」
品名 | カラー | 入り数 | 本体価格 |
パワーフラッター4in | 8色 | 6個入 | ¥980 |
バークレイ公式「パワーフラッター4in」詳細ページはこちら
主に狙うエリアは2パターン存在する
狙っていくエリアは大きく分けると、カナダモエリアとササバモエリアの2パターン。
カナダモエリアでは、カナダモの新芽が伸び始めたフラットウィードエリアを狙っていきます。
ミッドスポーン時にはフラットウィードエリアの中でも、ハードボトムが絡む新芽のカナダモスポットが効果的。
一方、アフタースポーンのバスを狙う時は、フラットウィードのエリアの中でも、ウィードの高いスポットが効果的。 水がヨレてベイトフィッシュが溜まるスポットになるので、そのような場所でベイトフィッシュを捕食しているアフターバスを狙っていくと良いでしょう。
ササバモエリアでは、ハードボトムスポットで伸び始めたササバモを狙っていきます。
縦長に伸びるササバモは、浚渫エリアの掘り残しのフラットやハンプに多く生えていて、浚渫の掘り残しはハードボトムになっていることが比較的多いです。
そのようなハードボトムを意識したビッグバスをササバモと絡ませて釣っていくパターンが効果的。
具体的には木浜や下物の浚渫エリアの2〜3mの掘り残しフラットを探っていくと、新芽のササバモが見つかるでしょう。
狙うスポットだけではなくルアーアクションもキモになる
狙っていくスポットだけでなく、ルアーアクションもバスのコンディションに合わせてローテーションしていくと効果的。
ミッドスポーンのバスにはスローにボトムを這わせるアクションが良く効きます。フリーリグのシンカーは「ドロップショットシンカーカバーリング」【STUDIO100】の(3.5~5g)の軽めなシンカーをセレクト。
アフターになってくると、バスは高さがあるウィードについて浮くことが多くなる傾向があるので、浮かせた後はスローフォールで誘うため、あえて7gの重いシンカーをセレクト。
ルアーを浮かせたいのにシンカーを重くする理由は、フリーフォールの距離を長くするため。
具体的に解説すると、リフトした後にフリーフォールさせるためのラインスラックを出します。 シンカーウェイトを重くすれば、先にシンカーだけがボトムに落ちて、後から落ちてくるルアーとの差が大きくなるのでフリーフォールの距離が長くなるという訳です。
リフト&フォールで誘うときにはアクションをつけるとき以外は、必ずラインスラックを取らないで、弛ませておくことがとても重要。
つまり、大きく2〜3回に分けてリフトしてから、ラインスラックをしっかり出してフリーフォール状態を作ってあげることがキモ。バイトはフォール中か着底後のステイ時が多いです。
ラインスラックをシッカリ出すことで、ルアーがナチュラルにフォールしてステイさせることができ、結果的に多くのバイトを得られるようになるのです。
パワーホッグ4inとパワーフラッター4inをフリーリグで使う理由
ワームは「パワーホッグ4in」と「パワーフラッター4in」をメインに使用するわけですが、この2つのワームがフリーリグになぜマッチするのか?
その最大の理由はフォールがスローだというトコロ。
リフトしてからフリーフォールで食わせるフリーリグでは、いかにフォール時間を長くすることができるかでバイト数が変わってきます。
ですので、フォールスピードを抑えることができる「パワーホッグ4in」と「パワーフラッター4in」がフリーリグにとても合うという訳です。