トリプルフックのセレクト次第でハードプラグでのキャッチ率は大きく変わる!
春のバスフィッシングは思わぬショートバイトに悩まされることも多いですよね。
越冬明けのバスは捕食行動をまだ上手くできないからなのか、来るべき産卵行動(スポーニング)への意識の高まりにより、捕食行動でなく威嚇的なアタックが増えてくるからなのか、ともかく「お願いだから、ちゃんと食べてね、マジお願い」と祈念したくなることも多いですよね。
そういう状態ですので、春はトリプルフックがついているハードプラグが有利な状況も多いのです。
なぜなら、針の数が物理的に多いため、ショートバイト時にどこかに掛かる確率が上がるからです。
ハードプラグの釣りにおいて、実はけっこう釣果に差となりやすいのが、ハードプラグに装着されているトリプルフック。刺さりやすく、バレにくく、さらに強いトリプルフックを使うことで、ハードプラグでの釣果(キャッチ率)は上がるのです。
そういうわけで超重要なトリプルフックセレクトについて、ここでは琵琶湖のプロガイドで、ハードプラグの巻き展開を得意とする、まさに「ハードベイト・モンスター」な黒須和義さんが絶大な信頼を置くトリプルフックを紹介したいを思います。
そのトリプルフックとは「Gamakatsu EWG Treble Hooks Bronz」。USがまかつのEWGトレブルフックのブロンズです。※残念ながら日本国内では発売されていないモデルですので、並行輸入品をプロショップなどで購入を。
このフック、何がすごいって、吸い込み系バイト時にやたらと刺さりまくる形状と、強靭すぎる針先の強さ、そして貫通力がヤバすぎるそうです。
あまりの針先の強さでプラグのボディにはかなりの速さでローリングマークがついてしまうほど。またちょっと触っただけでいろんなところに刺さってしまうと、まさに「取り扱い注意」なフックだそうです。
ちなみに黒須さんはクランクベイト、バイブレーションなどバスに吸い込まれる系のハードプラグはこのフックに交換していることが多いとのこと。
ただジャークベイトの場合は、フックの重さにより浮力や姿勢を調整してあることが多いので、もともと装着されているフックを使用するそうです。
というわけで、それなりに高価なフックですが、効果は絶大とのことですので、試してみてくださいね。