春告魚といわれるメバルですが、今年も各地で海水温も上昇してきて、アフタースポーンのメバルがイージーに釣れるベストシーズンもいよいよとなってきました。
ただ、メバルをルアーで狙う「メバリング」とひと言で言っても、実はいろいろな釣り方が存在していて、そこが楽しいところでもあるのですが、逆に何を投げるべきか迷いが生じるところでもあるでしょう。
そこでここでは、初めて釣りをする場所や、釣り場について状況を探るための1投目など、初手として「メバリング用ルアーの中で、サーチ用として最初にコレを投げる」という超実績ルアーを、メバリングの達人10人に聞いてみました。
今回、紹介してもらった10人の達人はこの方々です。(順不同)
藤原 真一郎さん
ヒロセマンさん
武田 栄さん
大石 竜一さん
辻原 伸弥さん
トモ 清水さん
トミー 敦さん
豊西 和典さん
馬上 憲太朗さん
渡邉 長士さん
藤原 真一郎が選ぶ、サーチ用超実績ルアーは?
Q.S.S. マイクログラブ ファットドリフト1.25インチ ※カラー:#9 パールホワイト (がまかつ)
通称:「ファットドリフト」。
こういった、ややバルキーだったり太身だったりという存在感とショートレングスのワームはメバルの大好物ですね。
サーチという意味では、ジグヘッドリグなどで外灯周りを狙う際も、シャローフリークを使ったFシステムなど、フロートリグ系での真っ暗で広大なシャローを狙う際にもまずコレを使います。
で、そのままやりきることがほとんどなほど、僕のメバリングでのメインワームとなっています。
ヒロセマンが選ぶ、サーチ用超実績ルアーは?
ヒロセマン(ひろせまん)
メジャークラフトの実釣役といえばこの人!
たぶん、日本、いや世界で一番多くのロケをこなしているのでは? と思えるほど、全国各地、あらゆる魚種を狙って釣り歩いている。
ワーム:パラワーム・ソフトピンテール ※カラー:グローチャート(メジャークラフト)
ジグヘッド:ジグパラヘッド・ダートタイプ1.5g(メジャークラフト)
その理由は…
手返しよく探れて、メバルがいればすぐ反応を引きだせるので、このセッティングが非常にオススメ。
基本はデイで使用しますが、グローチャートは視認性バツグンでサイトもヨユーでこなせますヨ。
武田 栄が選ぶ、サーチ用超実績ルアーは?
武田 栄(たけださかえ)
Go-phish 代表。底ズルチヌややタケダ式フロートリグ、磯ヒラポッパーゲーム、カヤックフィッシングなどドコアな爆釣メソッドを発表し続けるアングラー。
ブログ「武田栄の超オットコマエな日記」を日々更新中!
ワーム:手ごねモイモイS ※カラー:グリーン(タケダクラフト)
ジグヘッド:ジグヘッドタケちゃん1.2g(スミス)
その理由は…
モイモイのリニューアルバージョン。
素材が柔らかくなっているのが特徴。
港湾メバルのアベレージサイズにぴったりの約24㍉。
ジグヘッドタケちゃんとのセッティングで、サーチにはバッチリです!
大石 竜一が選ぶ、サーチ用超実績ルアーは?
大石 竜一(おおいしりゅういち)
メバル、アジ、シーバスを専門に昼夜を問わず年間250日以上の釣行を繰り返すクレイジーアングラー。
2015年10月より以前からテスターを務めていた34に入社し、現在は製品開発を担当。全国を飛び回り精力的に活動中。
http://lurefishingryu.naturum.ne.jp/
B★M45 ※カラー:トーチグロー(34″サーティフォー”)
その理由は…
ポイントのサーチに欠かせない条件は、飛距離と魚を寄せる、もしくは気づかせる能力だと思っています。
ジグヘッドリグだとアピールが弱い分、魚を寄せたり気づかせる力が弱いため、最初のサーチにはプラグを入れることが多々あります。
B★M45のサーチ能力には助けられています。
辻原 伸弥が選ぶ、サーチ用超実績ルアーは?
辻原 伸弥(つじはらしんや)
メバリングやエギングを得意とし、その活動の場は国内のみならず海外にも広げる業界を代表するベテランアングラー。
ダイワの月下美人・エメラルダス・シリーズの開発にも携わり、日々フィールドに出向き、豊富な経験から培った独自の理論から展開される新たな狙い方はテクニックや開発へと注ぎ込まれる。
月下美人ビームスティック1.5インチ ※カラー:玉露クリア(ダイワ)
その理由は…
ビームスティックのジグヘッドリグによるリトリーブの釣りが実績バツグンです。
水深に合わせて1.5-2gのジグヘッドをセレクトします。
水流に応じた微波動効果でメバルの食いつきもよく、アタリも明確なため、サーチベイトとしての効果絶大ですよ。