皆さんこんにちは。森田哲広(もりた てつひろ)です。
4月のGW開始頃から5月、6月にかけてアフタースポーンのバスを狙うにはズバリ! メスバスです。
大型のメスは一度ではなく何度もスポーニングをします。つまり、4月上旬に産卵したとしても、2度目に向けて直ぐに捕食行動に移行するんです。
つまり、型の良いプリのメスバスを狙えるのは3月、4月だけでなく5月、6月でも楽しむことができます。そこで、今回は琵琶湖のアフター期に効くオススメルアーやアクション方法について解説していきたいと思います!
森田 哲広(Tetsuhiro Morita) プロフィール
アフター前半はディープクランクとスイムジグを使い分ける
まずは、アフター期の前半4月~5月に効果的なルアーをご紹介。
シャローレンジ、ミドルレンジでは人為的プレッシャーや水温変化が大きく、この時期のバスは4mレンジのウィードアウトサイドの新芽エリアでベイトフィッシュを捕食して体力を回復させる傾向があります。
で、濁りや風がある時は、O.S.Pのディープクランク「ブリッツMAX-DR」が有効で、水質がクリアな時や風が弱い時にはスイムジグの「ウィードライダー」3/4ozと「ドライブシャッド」4.5inの組み合わせが有効。
サイズ | ウエイト | タイプ | フックサイズ | カラー | 本体価格 |
61.0mm | 18.0g | フローティング | #4X | 34 | 1,600円(税抜) |
O.S.P公式「ブリッツMAX-DR」詳細ページはこちら
ウエイト | カラー | 本体価格 |
3/8oz、1/2oz、5/8oz、3/4oz new | 8 | 740円 |
O.S.P公式「ウィードライダー」詳細ページはこちら
サイズ | カラー | 数量 | 本体価格 |
3.5in/4in/4.5in/6in | 36 | 7(3.5in)/6(4in)/5(4.5in)/4(6in) | 780円(税抜)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「ドライブシャッド」詳細ページはこちら
共通する使い方は“速巻き”。アフター期の釣りといえば、ワームなどを使ってスロー気味なアクションで喰わせるイメージがありますが、一度産卵して2回目のスポーンに備えるメスのデカバスにはリアクションが有効になります。
ディープクランクはリアクションの要素がほとんどですが、「ウィードライダー」に「ドライブシャッド」を組み合わせたスイムジグの釣りでは、リアクション要素に加えて食わせの要素もあります。
近年の傾向として、アフターに混ざってプリスポーンの個体も反応してくれるので、最近は「ウィードライダー」と「ドライブシャッド」の出番が多くなっているように思います。
水深&水質によってシルエットを変えていく
続いては、使用頻度が高くなってきているスイムジグの具体的な使い方について。
水深が4m前後なら「ウィードライダー」(3/4oz)+「ドライブシャッド」(4.5in)をロングキャストしてからフリーフォールで新芽のカナダモに乗せて早春に使用するより速いスピードでリトリーブ。
で、ここで、1つポイントが。
リトリーブを速くしてリアクションバイトを狙うため、フッキングが浅いことが良くあります。ですので、フッキング率アップのためガードを全て抜いて使用するのをオススメします。
また、水質がスーパークリアな時は、大きなシルエットを嫌うケースがあります。その場合は「ドライブシャッド」を4.5inから4inにサイズダウンさせたり、「ウィードライダー」のスカート1cmほどをカットするなどして対応します。
深いエリアをレンジキープさせる時にもその方法が有効です。
また、3~3.5mにバスが多い場合は、同様の使い方で「ウィードライダー」(5/8oz)+「ドライブシャッド」(4in)にサイズダウンさせるのがオススメ。
いずれもルアースピードが速くガードも無いので、フッキングをする際に強いパワーは不要。巻きアワセやスイープフッキングで十分です。