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マルチアングラー「乃村弘栄」的、琵琶湖のバス・富山県ソルトクランク…イマが旬の釣りをご紹介。

寄稿:乃村 弘栄
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みなさんこんにちは!HIDEUPスタッフの乃村弘栄です。

乃村 弘栄(Kouei Nomura ) プロフィール

石川県出身・滋賀県在住。 もともとはバリバリのトーナメンターだが、現在は一時活動を休止し、ミックバスクラブ内レンタルボート店【フィッシングゲート】を営みながらガイド業をこなし、ハイドアップ・VARIVASフィールドテスターを勤めている。ブラックバス以外の釣りにも造詣が深く、これまでに国内ではアカメやイトウ、ビワコオオナマズ、オオニベ、海外ではピライーバやピラルクー、バラマンディなど数々の怪魚を釣り上げているマルチアングラー。

マルチアングラーらしく今回も前半はバス、後半はソルトの2本立てで書いていこうと思います。

バスオンリーの方も、ソルトオンリーの方も、どちらもやる方も! ぜひ、ご一読頂けますと幸いです!

 

琵琶湖南湖の春の”巻き”

それでは、まずはバスから。

私のホームである琵琶湖南湖。私はフィッシングゲートというレンタルボート店を営みながら琵琶湖ガイドも行っているのですが、私自身も大好きですし、イメージもあるのかガイドでは〝巻き〟のリクエストが多いんです。 そこでバスの方では”巻き”の展開について、書かせていただきます。

 

スコーンリグの”巻き”パターン

最近、調子がいいのが”スコーン”。 ラバージグにシャッドテールのワームを付けて巻くのが一般的”スイムジグ”と呼ぶ方もおられますが、リグ自体は基本一緒です。 HIDEUP的には”スコーン”と呼んでいます。

 

こちらが、私のスコーンタックル。

 

ロッドはHIDEUP MACCA MUMC-71Hに、VARIVAS アブソルートAAA 16lb~20lb(フロロカーボン)を使用。

使うジグは”スライドスコーンジグ 12g”がメイン。

 

トレーラーは”スタッガーオリジナル 6in”をメインに使用しています。

 

巻くスピードを上げたい時なんかには”スタッガーオリジナル 5in”や、レンジが浅いエリアなんかでは”スライドスコーンジグ 9g”等を使用しますが、基本的にはスライドスコーンジグ 12g+スタッガーオリジナル 6inを軸として使用しています。

使うカラーは、天気や水質やベイトにより”地味””ナチュラル””派手”の三色を使い分けとなります。

 

天気が晴れや、水がステイン~マッディ気味の時は#グリーンパンプキンや#ウォーターメロン等の地味なカラー。 水がクリアな時や、ベイトがキラキラ系(アユやワカサギ等)の時は#シナモンブルーF等のナチュラルなカラー。 曇りや雨等のローライト時等は#ギルや#グリーンギル等のラメが多く入ってるカラーを使用しています。

 

これからの時期に効くワンポイントチューン

これから確実に効いてくるのが、スコーンにブレードを付けた、私が”ブレードスコーン”と呼んでる組み合わせ。

 

上記のスコーンセッティングに…

 

“エコギア ブレードスピン”や、お好みのブレードを付けたい場合は”nogales ネコパンチ”を使用した自作のブレードを取り付けるだけです。 ブレードのセット位置はフックのゲイプ部分の反対ぐらいがベスト位置。

主な使用場所は、今後徐々に生えだす”カナダモ”が生えるエリア。

 

背丈があまり無い時期はカナダモの上をベイトが回遊します。狙いはそのベイトを捕食するバス。 足が速くなかなか捉えにくい個体ですが、”巻き”特有の手返しの良さで広く探って狙います。

カナダモにスコーンをぶつけ、外れた瞬間のブレードのキラメキでリアクションバイトを狙います。 現在の南湖ではカナダモの生育がそこまでいたってなく、腐り気味のウィードがブレードに絡みやすい為、装着しない事が多いですが…カナダモの生育と共に、今後確実に役立つので是非ブレードもご準備ください!

 

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