はじめまして!横浜アイランドクルーズで船長をしています HIDEUPスタッフの須江一樹 と申します!
今回は普段僕がガイドをしているフィールド“東京湾”で、イマ・そしてこれから熱くなる釣りをご紹介したいと思います!
その1:ボートシーバスゲーム
まずはシーバスから!
東京湾では例年冬から春にかけてメタルジグでの深場の釣りが定番の釣りですが、今年は違います。
オープンエリアでのキャスティングでシーバスが釣れるんです!さらに、数もサイズもいい感じ!
そんな今年のオープンエリアでの釣りに欠かせないルアーが…「HUミノー111S」!!
HUミノー111Sは、元々は琵琶湖の超人気ガイド永野総一郎さんが作った、バス用ミノーのHUミノー111SPをシンキング化したモデル。 HUミノー111SP発売前の永野さんの商品説明を聞いて、これは絶対シーバスが釣れるはずと思い試してみるとこれが思った通り、というか想像以上の釣れ具合。
そこで、“より海での使用に使いやすいように”と、吉田さんに無理言ってHUミノー111SPを重心移動ウェイトを追加しシンキング化したのがHUミノー111Sです。 はじめは僕のオリジナルカラーの2色からスタートしましたが、現在は定番カラーを8色追加し、10色のカラーラインナップを展開しています。
ハイドアップ公式「HUミノー111S」詳細ページはこちら
① 飛ぶこと
② 潜ること
③ ジャークで動くのにトラブルレス
④ フォールで魚を寄せる
この4つです。飛距離については、シンキング化してウェイトアップしたことで、元々の遠投性能に更に磨きがかかりました。単純な飛距離アップはもちろんですが、海でよくある強風下でも安定したキャストが可能になり、海で使いやすいキャスト性能を手に入れました。
加えてシンキング化させたことで、フォールで魚を誘うことが可能に。 これはサスペンドモデルでは不可能だった誘いの一つです。
HUミノー111Sはキャストして着水すると、お尻からスーッとかなりの速さで沈んでいき、これが誘いになります。
「シーバスは止まっているルアーは見切る」とか、バスの感覚からか「止めた時の姿勢は前傾姿勢じゃないいけない」なんて思っている方が多いですが、実はそうではありません。 シーバスはフォールアクションに非常に反応が良く、実際沈んでいくルアーを追う光景を何度も目撃しています。 そのため、フォールで寄せて・巻きで食わせる。そういった使い方をするためにHUミノー111Sはシンキング時の姿勢にもこだわりました。
HUミノーは通常のショートリップのミノーに比べて、“レンジが入る”設計のミノーです。
潜れば潜るほど良いミノーという訳ではありませんが、ロッドを立てて表層も攻めることが出来ることを考えると、HUミノー111Sは深いレンジから浅いレンジまで広い範囲をカバーすることができます。 また、潜ろうとするミノーを、無理矢理上方向に煽って、表層付近を暴れさせるというメソッドも可能になります。
このメソッドは、サワラなどの青物狙いで特に有効なメソッドです。昨年から続く東京湾のサワラフィーバーでは、このメソッドで多くのサワラをキャッチしました。
話をシーバスに戻します。
現在のシーバスの面白いところでもあり、辛いところでもあるのですが、アクションは本当に日替わりです。 ジャーキングがいい日もあれば、タダ巻きじゃないと釣れない日もあります。
ジャーキングの時は、もちろんアクションの質も釣果に関わってきますが、実はトラブルなく、ストレスなくジャーク出来ることが釣果を伸ばす上で重要なポイントの一つです。 HUミノー111Sは、激しくジャークしてもフックがラインを拾わず絡まったりしないので、ストレスなくジャーキングをすることができます。
リップを長くすれば潜るミノーで絡まないミノーは簡単に作れますが、これをショートリップで潜らせて、かつジャーキングで適度に暴れさせて、しかも絡まないという性能を実現しているHUミノー111Sは、今や僕の東京湾でのシーバス釣りに欠かせないルアーになっています。
シーバスのオープンエリアでのキャスティングの釣りは去年と同じ流れで行くと4月いっぱいくらいまで楽しめます!ベイトの入り具合によってはそれ以降ももちろん釣れますので、HUミノー111Sはタックルボックスに一年通して必ず入れておいてください!青物が入って来ても使いますからね!