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【遂にシーズン到来!】プリスポーン期のスモールを攻略するレンジ別テクを大公開!

寄稿:林 晃大
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皆さんこんにちは! 野尻湖ガイドの林晃大です。

2020年4月25日から野尻湖が解禁され、遂にスモールのシーズンが! そこで、野尻湖でイイ釣りをしてもらうため、解禁後有効になる釣り方やルアーについて今回ご紹介していこうと思います。

林 晃大(Koudai Hayashi) プロフィール

林晃大(はやしこうだい)長野県の野尻湖に拠点を置きつつ、琵琶湖や出身地の山口県のリザーバーなどで、プロガイドとして活動中。 トーナメントにも積極的に参戦・優勝、上位入賞多数。 主な戦歴は… 2015年中部信越チャンピオンシップ優勝 2015年NBC東日本決勝大会3位 2016年野尻湖チャプター最終戦優勝 2016年野尻湖チャプター年間2位 2016年NBC東日本決勝大会優勝 2016年JBマスターズ野尻湖4位 2017年野尻湖チャプター年間1位 2017年JBマスターズ野尻湖準優勝 2018年野尻湖チャプター年間5位 2018年JBマスターズ野尻湖5位 2018年チャンピオンシップ野尻湖準優勝。 また、メバリングやクロダイなどのソルトゲームの分野にも詳しく、年々、活動の幅を広げている。

 

プリスポーン期は1年の中でも安定しない季節

解禁から5月の半ばまでの期間というのはプリスポーン期で、水の中も陸の上の状況もめまぐるしく変わっていくタイミング。

また、5月半ばから後半にかけてはミッドスポーンというのが例年の傾向。今回はプリスポーン時期に焦点を当てて解説していきます。

プリスポーンの時期というのは魚の動きが早く、安定して釣ることが1年を通して難しい時期でもあります。

そのような時期は、浅い所から深い所まで状況によってルアーを使い分ける事が大事になってきます。

 

プリスポーンで主に使うルアーをご紹介!

プリスポーンの時期に使うルアーで挙げられるのが、表層では「iウェーバー74 SSS」【O.S.P】「HPミノー」【O.S.P】の釣り。中層では「ハイカットSP」【O.S.P】で誘っていきます。

また、ボトムでは「HPシャッドテール」(2.5in)のジグヘッドを使用。

 

表層の釣りはルアーを見ながら一定の速度でリトリーブすることが重要

まず、春の定番の表層の釣りですが、産卵で弱ったワカサギを補食するため、シャローに入ってくるバスを狙います。

使いドコロについてですが、プレッシャーの少ない朝イチはチャンスタイム。あとは水温の上がるタイミングや風が吹くタイミングなど様々です。

風、波がある時にアピール重視で誘うなら「iウェーバー74 SSS」。また、微風や晴天といった、タフコンディション時には「HPミノー3.7in」(3.7in)を使用する事が多いです。

 

iウェーバー74 SSS

サイズ ウエイト タイプ フックサイズ カラー 本体価格
74.0mm 4.5g スーパースローシンキング #10 36 1,800円(税抜)※替えの特殊繊維ヘアー2本つき
※アバロン使用カラーのみ 2,100円(税抜)

O.S.P公式「iウェーバー74 SSS」詳細ページはこちら

 

HPミノー

サイズ カラー 数量 本体価格
3.1in、3.7in 21 8(3.1in)、7(3.7in) 780円(税抜)※エコトーナメント対応モデル(Fマーク有)

O.S.P公式「HPミノー」詳細ページはこちら

 

 

どちらの使い方も同じで、ボートポジションを沖にとり、シャローに向けてロングキャスト。

そしてラインを真っ直ぐにするのではなくルアーに対して弧を描く形でルアーをトレースしてやるとグッド! ルアーを目視できる水面下50cmから1mを一定速度でゆっくりリトリーブしてやると下から食い上げてきます。

フッキングは即アワセ。ラインシステムは飛距離重視でPE0.4号に5Lbの組み合わせがオススメ。

HPミノー3.7in」には「モスキートヘビー」(#1/0)【ノガレス】のガードを少し残してカットしたものを縫い差しでアイまで埋めこみます。

 

カラーは目視しやすい「ホワイトチャート」や「サイトスペシャル」がオススメ!

左:ホワイトチャート 右:サイトスペシャル

 

iウェーバー74 SSS」も「ゴーストパール」など見やすいカラーで、もし見えない場合にはマーカーを付けて見えるようにします。

ゴーストパール

出典:O.S.P公式「iウェーバー74 SSS」詳細ページ

 

中層攻略のキーはヘラブナの群れ

次は「ハイカットSP」などを使った中層の釣りをご紹介!

サイズ ウエイト タイプ フックサイズ カラー 本体価格
60.0mm 5.3g サスペンド #10 52 1,600円(税抜)※アバロン使用カラーのみ 1,800円(税抜)

O.S.P公式「ハイカットSP」詳細ページはこちら

 

ワカサギがシャローに差してない場合は、その沖の4~5mの中層を狙います。その時に使うのが「ハイカットSP」。深く潜らせたい場合は「ハイカットDR SP」のSPを使います。

 

ボートの後ろにロングキャストしてラインは巻かずにボートを進めてドラッキングさせてきます。

魚探を見ながらなるべく一定の水深を引けるコースで進みながら2ジャーク1ストップの動作でトレース。

ワカサギやバスが魚探に映ればチャンスですが、意外とヘラの群れの近くにいる事が多いので、魚探や目視でヘラが確認できればその付近はチャンスエリアです。

タックルは私が監修した、「ワイルドサイドWSS64ML」のように短めで硬いロッドがオススメ! ロッドに張りがないとルアーがダートしてくれないので、シャッドを使う場合は張りのあるロッドのセレクトをオススメします! ラインはフロロカーボンの4~5Lbがベスト。

 

タフな時間にはボトムのリアクション攻めが有効

ラストはボトム攻略の「HPシャッドテール2.5in」のジグヘッド攻めのご紹介!

サイズ 数量 本体価格
2.5in 10(2.5in) 780円(税抜)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有)

O.S.P公式「HPシャッドテール」詳細ページはこちら

 

水深2m~5mくらいまでのボトムをミドストの要領で横に引きながらたまにボトムに当てるという攻め方。昼間のタフな時間などにリアクション狙いで使用することが多いリグです。

タックルは「ワイルドサイドWSS64UL」のようにミドスト専用機がオススメ。ラインはフロロカーボン3Lb。ジグヘッドは「ゲンテン」【ノガレス 】の1.3gか1.8gの#2。

HPシャッドテール2.5in」は少しだけボリュームを落として頭を一節カットするのもオススメ。タフな状況で一度試してみて下さいね。

 

カラーはボトムに馴染むカラーが有効なので、「グリーンパンプキン」や「ブラック」など暗めのカラーがグッド。

 

左:グリーンパンプキン 右:ブラック

出典:O.S.P公式「HPシャッドテール」詳細ページ

 

紹介した3つのパターンが、これからスタートする野尻湖の釣りに活躍する釣り方です。コンディション抜群のイイ魚に出会える季節でもありますので、ぜひ春の野尻湖へ遊びに来てくださいね!

 

 

林 晃大(Koudai Hayashi) プロフィール

林晃大(はやしこうだい)長野県の野尻湖に拠点を置きつつ、琵琶湖や出身地の山口県のリザーバーなどで、プロガイドとして活動中。 トーナメントにも積極的に参戦・優勝、上位入賞多数。 主な戦歴は… 2015年中部信越チャンピオンシップ優勝 2015年NBC東日本決勝大会3位 2016年野尻湖チャプター最終戦優勝 2016年野尻湖チャプター年間2位 2016年NBC東日本決勝大会優勝 2016年JBマスターズ野尻湖4位 2017年野尻湖チャプター年間1位 2017年JBマスターズ野尻湖準優勝 2018年野尻湖チャプター年間5位 2018年JBマスターズ野尻湖5位 2018年チャンピオンシップ野尻湖準優勝。 また、メバリングやクロダイなどのソルトゲームの分野にも詳しく、年々、活動の幅を広げている。
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