天龍の注目ロッド・スピードスティック。
少し前にその概要について触れました。
スピードスティックの遊び方
スピードスティックをカテゴライズするならバスロッドとなります。
とはいえ、色々な釣りに使ってみても「楽しい」遊び心のあるロッドなのです。
そうはいっても目安も知りたいですよね。そんなわけで、天龍の舟木雄一さんに「遊び方のヒント」となるよう全5機種を紹介してもらいました。
ザラスプーク、ラトリンログ、バグリーBB2など舟木さんの口から出てくるルアーにも注目です(笑)。
操作して遊ぶ2機種
かつてのスピードスティックのテイストに近づけ(当時の16HOBBに近い感じ)、舟木さんも特に思い入れが強いと話す2機種が#1L-256Bと#1L-260B。
どちらも「ルアーを操作して遊ぶ」のにドンピシャなロッドとなっています。
全長:5’6″(1.68m)
アクション:レギュラースロー
ルアーウエイト:MAX5/8oz(18g)
ライン:MAX14lb
全長:6’0″(1.83m)
アクション:レギュラースロー
ルアーウエイト:MAX5/8oz(18g)
ライン:MAX14lb
いずれも5/8オンスをマックスに、クランクからトップウォーターまで気持ちよく投げて操作できるロッド。ショートレングスの#1L-256Bは特に3/5オンスクラスのルアーをスパッとタイトにキャストして操作するには最高!
気持ちバットに張りを持たせた#1L-260Bは同様のルアーの操作性はもちろん、比較すると7~10g程度のルアーが使いやすくなる機種。
〝ルアーを操作して遊びたい〟方にオススメの2機種となります。
オカッパリに1本持っていくなら
全長:6’3″(1.93m)
アクション:レギュラーファスト
ルアーウエイト:MAX3/4oz(21g)
ライン:MAX16lb
1番ということでイメージ的にはミディアムライトといったところ。
レギュラーファストで、ティップアクション。ティップのしなやかさはありながら#1Lの2機種と比較すると、ベリーからはしっかりしています。
1/4~1/2オンスクラスの扱いに長け、ジャークベイトでも投げて広範囲を探るのに向きます。シャロー系のクランクベイトも扱いやすいですね。
スピナベでバンク際をタイトに攻めるのも得意で、1本で汎用性の高い機種となっています。
オカッパリで1本持って遊びに行く…なんて時にはぜひぜひ選択してほしいロッドです。
クランキンスティック2機種
続いては舟木さんが「僕の中ではクランキンスティックです」と話す2本。
全長:6’6″(1.98m)
アクション:レギュラー
ルアーウエイト:MAX 1oz(28g)
ライン:MAX20lb
2番のこちらは一般的なミディアムクラスのイメージ。
スピナーベイト、クランクと1本でこなすクランキンスティック。バルサ系ルアーとの相性もバツグン!
レングスもある程度あるので、オカッパリで遠投も視野に入れるケースにも活躍しそうですよね。
採用されている低弾性カーボンは、障害物などにガッツリとスタックしそうになった時にヌルリとかわしてくれるため、カバークランキングにも!
ちなみに、ジタバグでのナマズにもめっちゃ使いやすいそうです! そんなところもスピードスティックの魅力!
全長:6’7″(2.00m)
アクション:レギュラーファスト
ルアーウエイト:MAX 1・1/4oz(35g)
ライン:MAX20lb
3番と#3-267Bは、2番の#2-266Bと比較すると、ヘビー系ルアーもお任せのクランキンスティックといえます。
ウィードがキツめのフィールドにオススメ。フルサイズのシャローランニングからディープダイバーまで対応。
バイブレーションを早巻きでウィードを切っていきながらのアプローチなんかも得意。
ちなみにPEラインによるフロッグにも好適で、ライトカバーをピンポイントをネチネチと攻めるのにバッチリなんだとか。
1オンスをしっかり振り切れる機種となっています。
発売は秋を予定。
発売は2020年秋を予定しているとのこと!ちょっと待ちきれないのが悩みかも!?