「サーティフォー」のアイテムは、代表を務める家邊克己さんのコダワリが詰まったモデルが満載。 これまでに多くのアジンガーからの支持を集めています。
そして2020年、ワーム・ルアー・ロッドなどの新製品が沢山ラインナップされる中、記者が特に気になったのは新作アジングロッドの「HSR-63 ver.Ⅲ」と「FPR-46(豆アジ専用ロッド)」。
今回はこれらの2種について紹介させていただきます!
「HSR-63 ver.Ⅲ」【サーティフォー】
まずは「HSR-63 ver.Ⅲ」からのご紹介。
品名 | ティップタイプ | レングス | セクション | リグウエイト | ライン |
HSR-63Ⅲ | ソリッド | 6.3ft | 2pc | 0.3~7.0g | 1~4.4Lb |
サーティフォー公式「HSR-63 ver.Ⅲ」詳細ページはこちら
こちらのロッドの特長は、”違和感”。
実際持つとシャキッとしている印象なんですが、使ってみると変な柔らかさがあるロッドなんだそう!
一体どういうことなのか説明すると、HSR-63 ver.Ⅲには東レの「ナノアロイ」というカーボンが採用されていて、バット部にはナノアロイの55t、トップには同じナノアロイの30tをコンポジットで組み合わせて使用。
普通、バットからベリー・ティップにかけては55t→40t→30tと徐々にカーボンを落としていくんですが、このロッドは55t→30tと急激に落としているんです。
ここがミソで、急激にカーボンを落としていることが、実際に使う際に違和感を感じさせているそうな。
で、あえてそのような造りをすることで、非常に高感度になり、魚を掛けた時に良く曲がってくれるので、違和感を感じながら釣るのが楽しくなるロッドに仕上がっています。
また、使用できるジグヘッドの種類も豊富で、軽いものから重いものまで対応可能ですよ。
【サーティフォー】新作ロッド「HSR63バージョン3」が遂にデビュー!家邊克己さんが詳しく紹介!
「FPR-46(豆アジ専用ロッド)」【サーティフォー】
続いて、豆アジ狙いに特化したロッド「FPR-46(豆アジ専用ロッド)」をご紹介。
ライトゲーム好きの記者からすると、豆アジ専用というワードが気になって仕方がないアイテム! どんなロッドになっているのか? 早速見ていきましょう!
品名 | ティップタイプ | レングス | セクション | リグウエイト | ライン |
FPR-46 | ソリッド | 4.6ft | 1pc | 0.3~3.0g | 1~2Lb |
サーティフォー公式「FPR-46(豆アジ専用ロッド)」詳細ページはこちら
一般的なロッドといえば、「いかに曲がっていかにバレないか」が求められることがほとんどですが、「FPR-46(豆アジ専用ロッド)」の開発時のコダワリというのは、「豆アジを掛けにいきたい」ということ。
全体的に曲がるスローテーパーのロッドだとバレにくいですが、掛けるのに遅れが生じることがあります。反対にファストテーパーにして張りを持たせたロッドだと、フッキングをしたときに豆アジは飛んできてしまいますよね。
さらに、豆アジは自重が軽いので、ロッドを上げた時に水面で暴れてフックアウトしてしまうなんてことも。
そこで、ファストテーパーにして、ティップを柔らかく設計。
ティップを柔らかく、しなやかにすることでアジの動きを抑制でき、バラシも軽減できるロッドとなっています。
アタリはするもののノらなかったり、極々小さなアタリを掛けにいくなど、中毒性がありハマる人続出中の豆アジングに一石を投じるロッドになるのではないでしょうか。
【サーティフォー新作ロッド公開】家邊克己さんが新作豆アジ専用ロッド「FPR-46」について徹底解説!
以上、2020年のサーティフォー新作ロッド「「HSR-63 ver.Ⅲ」」と「FPR-46(豆アジ専用ロッド)」のご紹介でした。