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【超注目のNEWメソッド】「レバーブレーキスタイル」パワーフィネスを紹介【冬のデカバスに効く!】

寄稿:薮田和幸
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みなさん、こんにちは! 琵琶湖プロガイドの薮田和幸です。

薮田 和幸 (Kazuyuki Yabuta ) プロフィール

ミックバスクラブ所属の琵琶湖プロフェッショナルフィッシングガイド。imakatsu プロスタッフ。 パワーフィッシングをメインに琵琶湖でのバス釣りを楽しみ尽くすスタイル。山形県出身。O型。

冬の間は普段行かないフィールドにも足を運び、修行の日々を送っています。

そんな中、昨年から導入したパワーフィネスのNEWメソッドが、オカッパリやリザーバーであまりにも効果絶大だったので、今回はそんな変わり種テクニックをご紹介しちゃいます。

ブーム再来!パワーフィネス

京都府・日吉ダムは、冬でもハイクオリティなナイスバスが遊んでくれました

ここ数年で一気にブーム再来となった「パワーフィネス」。今さら説明不要ですが、カバーの中にスモラバやネコリグなどを、PEライン(1.5〜2号)とパワーのあるスピニングタックルにより撃ち込んでいくというジャンルです。

オカッパリでも水中昆虫や甲殻類などが多く隠れているカバーを狙えるため、真冬でも効果絶大!

冬でも動ける個体が反応してくれるのでビッグバス率が異常に高いんです。

カバーの多い1月の奈良県・布目ダムはパワーフィネスパラダイスでした

パワーフィネスでのオススメルアーは「アベラバHD」と「風神スパイダートレーラー」のコンボ

そんなパワーフィネス、カバーに絡めて水面からボトムまで刻んで落としていくテクニックが一般的ですが、一方でスピニングタックルであるが故のストレスも…。

パワーフィネスに新たなる一手!

カバーの中で少しづつルアーのレンジを下げたい時に、リールのベールアームを開けてラインを放出するのですが、そうするとどうしても落とし過ぎてしまうことがあるんです。

ベイトフィネスでは入れることのできないカバーの奥まで攻め込めるメリットを考えれば、スピニングタックルを使いたい。でも使いにくい…。

そんな悩みに直面し、色々と試行錯誤した結果行き着いたスタイルが「レバーブレーキスタイル」なんです。

野池オカッパリでも効果絶大のレバーブレーキスタイル。今まで獲れなかったサカナが釣れるようになる⁉︎

レバーブレーキとは?

バスアングラーには馴染みの薄いレバーブレーキ付きのリール(レバーブレーキリール)。そもそもこのタイプのスピニングリールは、チヌやグレなど磯釣りでの使用がメインでしたが、近年はシーバスやタチウオなどでも使われています。

レバーブレーキリールの特徴としては、レバーブレーキをロックした状態で使えば普通のスピニングリールで、レバーを握ることでロックを解除でき、再び離すとフリー状態となりローターが逆回転することによりラインが放出される点。

また、レバーを握ることでブレーキを掛けることもできます。

ファイト中にラインテンションを抜くとサカナが止まる習性を使い、強烈なツッコミ時にリールを逆回転させることでサカナに主導権を与えない逆回転ファイト(イマカツ三原直之プロが得意としています)をレバーで行えるのが、レバーブレーキリールのメリットです。

パワーフィネスでのレバーブレーキリールの恩恵

レバーブレーキリールの逆回転性能を使うことにより、ベールアームを開かなくてもラインを引き出すことができるため、カバーにアプローチしたルアーをロッドの角度を変えずにシェイクしながら超小刻みにレンジを刻むことが可能になりました。

パワーフィネスでよくある噛むだけのバイトに対しても、レバーを握ることで即座にフルロック状態にできることにより、迷いのない電撃フッキングでキャッチ率も上げることができました。

まさかの琵琶湖のシャローモンスターも口を使ってくれました!

まだまだ未知数なバスフィッシングでのレバーブレーキスタイル。新たなギアを使って新たなテクニックを試してみるのも面白いと思いますよ。

もっと詳しく知りたい方はフィッシングショーOSAKAで質問しちゃってください。冬の間でも効果的なテクニックなので、是非お試しください!

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