オリムピック・フィールドテスターのP!NKOです。
近年さらなる盛り上がりを見せているアジング。特に私のホームグラウンドである博多湾では市街地から車を10分走らせればアジやメバルと言ったライトゲームの代表的な対象魚に出会えるため、平日の仕事帰りに手軽にアーバンサイドで夜景を眺めながら釣りを楽しむことができます。
あまりの手軽さから年間釣行回数が200日を超えるアングラーも多数存在しており、技術的な進化をさらに加速させている要因となっていて、凄腕のアングラーも多いです。
また年齢層的にも学生さんから年金もらいながら楽しむベテランアングラーまで、本当に幅広いです。
お手軽に始めることができ、突き詰めるとディープなのがアジング。かく言う私も数年前に友人のススメでアジングを始めてからは海に行くことが日課になり、ライトゲームの魅力に取り憑かれている一人です。
ちなみに博多近辺にでは、例年4月から12月までは近くの護岸や漁港からの釣りを楽しむことができ、1月から3月は近場の離島でデイアジングを楽しむことができます。
今年も1月に入り、離島での良い釣果がチラホラと聞こえ出したので、近場の離島での様子を紹介します。
「地島」へデイアジングへ!
今回は福岡県宗像市の沖に浮かぶ「地島(じのしま)」という島に上陸してきました。
福岡の中心地から1時間弱でフェリー乗り場(神湊)など、まで行けるため人気のある島です。
今回はのんびりと釣りを楽しむのが目的なので、昼過ぎから気の合う仲間たちとフェリーに乗り込みました。
島に到着すると朝から来ていたエサ釣りの方はフカセ釣りや投げサビキで、すでにたくさんのアジをゲットしている様子。
挨拶をすると親切にアジのサイズを教えてくれて「アジが回ってきとっけん、近くでやってよかばい」とのことでしたので、お言葉に甘えることに。
地島の堤防は足場もよく、海面までの高さもさほどないのでいつも湾内の釣りを楽しんでいるタックルのまま遊べるのも魅力のひとつ。
今回持ち込んだタックルは、ロッドがショートレンジ用に「ヌーボコルトプロトタイプGNCPS-542UL-HS(オリムピック)」にリールは「ヴァンキッシュ1000(シマノ)」。ミドルレンジ用にロッド「18コルト642GCRTS-642L-HS(オリムピック)」にリール「ナスキー500(シマノ)」
ラインセッティングはどちらも「アンバーコード SG D-PET 0.4号(YGKよつあみ)」にリーダー「シーガーグランドマックスFX 1号(クレハ合繊)」をチョイス。
アジのサイズが博多湾内に比べると大きく、アジ以外の小型青物や良型メバル、ロックフィッシュも嬉しいゲストとしてヒットするためラインセッティングはワンランク強めにしておきましょう!
ジグヘッドは1gから2gがメインとなるため、まずは「サイコロヘッド1.5g(クリアブルー)」にワームは「デカジール(クリアブルー)」からスタートします。
まずは表層からスタートし、次第に深く沈めていく狙いでしたが、表層(カウントゼロ)からのリトリーブでいきなりアタリが!
レギュラーサイズのアジがお出迎えでした。
アジが表層付近に溜まっているようで、同じパターンで数匹ゲット。
しばらくするとアタリがなくなったので、レンジを下げていくことに。
経験上、エサ釣りの方の潮下にいるアジは潮に乗せてドリフトさせると反応がよいので、ラインを置く位置とラインとロッドの角度に注意しながら流していくと良い結果に繋がることが多いため、ワームを少しボリューミーにしてより潮に乗せやすくするイメージで、「アジスケ2.5インチ(ヒルクライム)」にチェンジしてみます。
オープンベールにしてスプールエッジに指を当て少しずつラインを出していくと、バチバチっとラインを弾くよいアタリが!
元気いっぱいで気持ちよいやりとりを楽しませてくれたアジと、気の合う仲間たちに感謝です。
友人達も「ヌーボコルトプロトタイプ612L」、「18コルト57」を使い、デイでのアジングを楽しんでました。
と言う訳で、フェリーに数十分乗るだけで。いつもと違ったアジングを楽しむことができます。離島に渡るのはハードルが高い、時間や手間が掛かると思われる方も多いとは思いますが、意外と手軽ですので、釣れている時期に一度体験してもらえればと思います。