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伊豫部健・イヨケンコラム「KIOB社職場体験を通して、次世代に感じること」

連載:伊豫部健「IYOKEN-BOMB(イヨケンボム)」
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伊豫部健(Ken Iyobe) プロフィール

日本、アメリカ、ヨーロッパなど、世界を股にかけて活躍するプロアングラー。ご存知の通りの超ポジティブな性格で常に新しいことに挑戦し続け、バスフィッシングの楽しさを伝え続ける人物でファンも多い。株式会社KIOB 代表取締役。1979年生まれ

皆さん、こんにちは!
すっかり秋っぽくなり、ソッコーで冬になってしまうんやろな~って雰囲気の今日この頃。
最近はストアイベントや自社企画モノで忙しく、バタバタしていました。


ストアイベントでは和歌山県のマルニシさんに初めて呼んで頂き、遊びに行ってきました。
しかも、いつもスポンサーさんあってのトークイベントが当たり前なんですが、珍しく春ぐらいから伊豫部さんのイベントをしてください!とアツくオファーを頂き、僕自身初めてクライアントなしの個人トークイベントを開催させて頂きました。

言ったら、昔話や、パームス時代からジャッカル時代を経て、現在シマノに入った話や、その時代、その時代に誕生してきたヒットルアーによるファーストインパクトなどのトーク内容。めちゃくちゃ楽しかった!

特に盛り上がったのは、16年も前にハンドメイドで作ったヘッドボム秘話。これが予想以上にみんな興味を持ってもらえていました。

個人的にはこの秋、すさまじくハマったスイムベイティングに爆発的なパワーを感じていて、ここ和歌山県を流れる紀ノ川でも可能性をめちゃくちゃ感じているので、来年はスイムベイトイヤーにしたいなと思っています!

さて、そんなアツかった和歌山でのイベントのほかには、オフィス勤務も。

最近、中学生の職場体験として我が社が使われることが増えていて、気がついたら世代も変わったなと感じます。僕ももう41歳だし、もうまったくもって若くないし、おっさんやん!と思ってしまった(笑)。

さらに言うと、自分の子供と同じ世代の中学生が来社するから、何か信じれない光景というか。先生も挨拶に来られますが、先生若っ!と。僕はホントに釣りだけをしてきた人生を送って突っ走ってきたから、時代が大きく変わってる事にすら気付かないまま職場体験などをしてる感覚がありました。


でも、気がついたら、バスフィッシングで僕はマイホームまで購入出来て、今の若い中学生から大学生まで、幅広く職場体験からインターンシップまで出来る。土地も購入して、会社まで建てて、ホントにアッ!と言う間。で、ふとこのことを振り返ったのは最近でした(笑)。

株式会社KIOBは企画、製造から出荷、プロモーション、販売まで全てを自社で運営。500坪の敷地内に全ての機材や設備があるので、全てを作り上げることが可能です。

最近では情報発信のメディアまでも自分達でやっています。

イヨケンガレージやルアーテスト用の8mプールまで作り上げました。ルアーの製造からテストフィッシング、出荷、小売店経験やプロモーション、メディア製作にまで1から10までを一緒に生徒の子達に体験してもらっています。そして、最後は自分達の考えたカラーでルアーを作成してもらい、記念に持ち帰ってもらいました。

自分達が小さかった頃にバスフィッシングに夢を抱いた形がここにあります。世代が変わっても、夢を抱いた子供達が存在している事がステキに感じます。そして、こうした時間を学生達と一緒に過ごすと、KIOBは大きく社会貢献できているのかな~、と感じます。

僕らの世代がやってきた形とはまた違った自分らしさで、業界の一部を作り上げていけてくれたらなぁと感じた、職場体験&インターンシップでした。

最近は地元企業からのコラボ企画なども多いので、また次回そんな話しもしようかなと思います。それではまた!

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