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水温10℃を下回ればプリスポーン?!真冬の琵琶湖でデカバスを狙い撃つ極意とは

寄稿:川崎 了
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冬のバス釣り特集2019

こんにちは!デプスプロスタッフの川崎 了(かわさき りょう)です。

さて、みなさんは「琵琶湖の冬」というとどんなイメージでしょうか?

実は、あまり知られていないかもなんですが、琵琶湖でガイドを行っている僕的に、琵琶湖の冬は激アツ。 むしろ、シーズンインと言ってもいいくらいかなと思っています。

そこで、今回は僕なりの「真冬の琵琶湖の攻略法」をご紹介したいと思いますので参考にして頂ければ嬉しいです!

川崎 了(Ryo Kawasaki) プロフィール

デプスプロスタッフ。 琵琶湖にてバスフィッシングガイド「Kawasaki Guide Service」として「記憶に残る一匹」をモットーに日々湖上へ出撃している。 ガイドとして初心者からベテランまで多くのアングラーをサポートする一方、トーナメントにも出場。ストロングからフィネスまで幅ひろく使いこなす実力派アングラー。

 

琵琶湖の冬

さて、今年もビワコオープン最終戦が終わると多くの琵琶湖バサーがオフシーズンとなり湖上もガラっと空いてくる時期。

…なんですが、実は今からが僕の中でのシーズンインと言っても過言ではないくらい、冬の釣りは魅力的!

その理由は、冬はクリティの高いデカい個体を狙って獲れる1番良いシーズンなんですね〜!

自己記録更新(長さ、ウェイト共に)なんてのも、一番可能性があるシーズンなんじゃないかなとさえ思います! 実際に4kg〜5kgオーバーの実績がめちゃくちゃ高いですからね。

 

なぜ冬のバスのクオリティが高いのか

では、なぜ冬のバスがクオリティが高いかと言うと…

バスは思ってるよりも早くスポーニングを意識しだすっていうのが僕の考え方です。

基本スポーニングを軸にバスは1年間を行動していると思っているので、冬は春のスポーニングに向けての体づくりをしだしているという訳です。

実際に2月に釣れたバスから卵がボロボロでてきたとゆう事も!

つまり、冬のバス=本当の?第一陣の?プリスポーンってゆう捉え方。(もちろん個体差はありますけどね)

とにかく、バスにとって冬はなるべく体力を消耗せずエコモードな行動で脂肪・栄養をつけていく必要があるって事ですね。

 

狙うエリアとシーズンについて

狙うエリアはミドル~ディープレンジ

で、狙うエリアなんですが、冬の間でも水温が安定している場所というのがキモ。

そのため冬の間、北湖をメインにしている僕はミドルレンジ(4m)〜ディープ(14m前後)を釣っていきます。

おもに漁礁、オダ、取水塔などのピンスポット。かつ、そこに複合的な要素(湖流、地形など)があればあるほど良しですね!

北湖の漁礁

 

絡んでくるベイトフィッシュとなるのは様々で、氷魚だったり、カマツカなどの大きめの魚だったり、小さなエビ類だったり。 特にエビ類なんかは魚探では分からないのでエリアを釣り込んでいく事が重要かなぁと思います。

オダとそれに絡むベイトフィッシュ。こんな場所を見つけるとかなりアツい!

 

水温10℃以下になるとシーズンイン

次にシーズンについてなんですが、琵琶湖は広大な湖だけに北湖と南湖では季節感のズレがあります。

メインにしている琵琶湖の北湖に的を絞ると、主に12月半ば〜3月初めまでという感じ。

水温が10度を下回ってくるようになると、いよいよ本格的に激アツなウィンターシーズンのスタートです!

 

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