天龍のRayz(レイズ)がブラッシュアップされて2020年春に発売予定となっていることは、ルアーニュースRでもお伝えしました。
そのNEWレイズのスペックが、天龍公式webサイトで公開となりましたよ!
出典:天龍
レイズはこれまで4シリーズがリリースされています。
レイズ、レイズスペクトラ、レイズインテグラルのネイチャーゲームロッド3シリーズとエリアゲーム用のレイズオルタです。
来春ブラッシュアップされて登場となるのは、レイズ。つまりオリジナルのシリーズです。
誰にでも扱いやすい
出典:天龍
NEWレイズは、前作の「細身」「軽量」「張りのある本調子」という思想は受け継ぎながら、「誰にでも扱いやすい」アクションや長さ、硬さを追い求めたとのことです。
ハイフット&小口径ガイド
細かなところを見ていくと、前作よりハイフットなガイドを採用しています。
出典:天龍 スピニングモデルのチタンフレームSiC-S Kガイド
足高のSiC-SリングのKガイドはライン放出をスムーズにしつつ、リング径を小さくすることで余計な放出は抑える設計になっています。
モノフィラ、PEどちらにも対応。
出典:天龍 ベイトモデルのチタンフレームSiC-S Kガイド
所有感を満たす
グリップには天然ウッド素材と西陣織カーボンパイプを採用。
天然ウッド素材。それはつまり、木目などで同じモノはなく、所有感が満たされますよね。
出典:天龍 オリジナルグリップ、スピニング
出典:天龍 オリジナルグリップ、ベイト
これにチラリと見える西陣織のカーボンパイプ。天龍×西陣織、NEWレイズにもあります!
出典:天龍
また、グリップエンドには滑り止めと傷防止を兼ねたエンドパーツが備え付けられています。
出典:天龍
Pride of japan。日本クオリティ!
8機種展開
NEWレイズはスピニング5機種、ベイト3機種の8機種展開。前作のスペックと見比べてみると、前作と同じレングスの機種がありません。
出典:天龍
このあたりが、誰にでも扱いやすいNEWレイズなのでしょう。取り回しに優れた長さや遠投性を求めた長さなど、パワーも含めてですが、機種ごとにさらに扱いやすさを求めたんだろうなぁというのが、おぼろげながら見えてきます。
機種 | タイプ | 全長
m [ft] |
継数 | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアーウェイト(g) | ライン(lb) | PE(号) | 自重(g) | 価格 |
RZ4102S-U | S | 1.47[4’10”] | 2 | R | 76 | MAX6 | MAX4 | MAX0.6 | 73 | ¥39,500 |
RZ542S-L | S | 1.63[5’4″] | 2 | R | 84 | MAX8 | MAX6 | MAX0.6 | 78 | ¥42,000 |
RZ632S-L | S | 1.90[6’3″] | 2 | R | 98 | MAX8 | MAX6 | MAX0.6 | 91 | ¥44,000 |
RZ6102S-LML | S | 2.08[6’10”] | 2 | R | 107 | MAX12 | MAX6 | MAX0.6 | 104 | ¥45,000 |
RZ772S-ML | S | 2.31[7’7″] | 2 | R | 118 | MAX18 | MAX8 | MAX0.8 | 116 | ¥49,000 |
RZ4102B-UL | B | 1.47[4’10”] | 2 | R | 76 | MAX6 | MAX4 | MAX0.6 | 82 | ¥47,000 |
RZ542B-L | B | 1.63[5’4″] | 2 | R | 84 | MAX8 | MAX6 | MAX0.6 | 87 | ¥47,500 |
RZ712B-MLM | B | 2.16[7’1″] | 2 | R | 111 | MAX20 | MAX10 | MAX0.8 | 122 | ¥54,000 |
最後に、ごく簡単に各機種の特徴をまとめてみます。
詳しい機種ごとの製品紹介は公式ページへぜひ!
天龍公式レイズ詳細ページは→コチラ
機種ごとの一言まとめ
RZ4102S-UL(Twitchin’)
シリーズ最も短いレングス。小渓流でワンハンドキャストをピンスポットになんて時に間違いなし。
RZ542S-L(Jerkin’)
かなり幅広いルアーに対応するので、渓流域でマルチに活躍する汎用性の高い1本。
RZ632S-L(Jerkin’)
RZ542S-Lと同じく1本で扱えるルアーの幅が広く、かつ少し強めのブランクなので中流域までカバー。
RZ6102S-LML (Super Yamame)
スーパーヤマメの名の通り、攻略難度の高いヤマメをモノにするフィネスモデル。軽いルアーを遠投でき、かつ操作性に優れた機種。
RZ772S-ML (Variable Shooter)
スッと投げて安定の飛距離を出せる機種で、なかなかアタらない本流の釣り、湖で性能を発揮します。
RZ4102B-UL (Twitchin)
こちらは4102S-ULと同じブランクを使用したベイトモデル。
RZ542B-L (Jerkin)
RZ542S-Lのベイトモデル。コンセプトも同様に、渓流域全般で使いやすいオールラウンダー。
RZ712B-MLM (Variable-Hounder)
中流・本流・湖の大物狙いにも対応。でありながら軽いルアーへの対応と、ピンスポットへのキャスト性能も向上した機種。
今後も発売を待ちながら、情報をチェックしてみてください!