【スマホでの撮影のコツ】釣った魚をキレイに撮影するためのコツやアプリ!そして釣果写真をキレイに見せるレタッチ法
僕も言うほど写真は得意では無いのですが、近年はiPhoneをはじめ、スマホのカメラ機能が格段に良くなり、それにつれて優秀な周辺グッズも色々と出てキレイな写真が撮れるようになってきました。
そんなわけで、今回は、釣果を出来るだけキレイに撮るための僕なりのコツを紹介しておきたいなと。
なんたってキレイな釣果写真は各SNSでも「イイね」もたくさんもらえますし、釣りの楽しさを分かち合うことにつがりますからね!
レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール
まずは比較的新しくスペックが高めのスマホを持っていてほしいです! iphoneならできれば7以降!
最近はスマホのカメラのクオリティが急激にアップしています
さて、まず使用するスマホですが、この部分はある程度必須となります。iPhoneでいうなら最低限、第10世代の7くらいは持っていて欲しいです。
というのも、この世代辺りから各社とも写真のクオリティが素晴らしくよくなり、コンデジと較べてほとんど遜色なくなってきたからです。
もう10万円クラスまでのデジカメは必要のない時代になりました。ちなみに僕が今回の講座で使っているのは12世代のiPhone Xsです。
まあ、今はあの三ツ目のようにレンズが三つ付いて超広角になったiPhone11Proを狙ってますけどね。
さてさて、では項目別に撮影のコツを書いていきますね。
ピントは常に魚の目を狙おう
まぁ、ベタではあるのですが、今時のスマホは画面にタッチすることで「その部分」にピントが合うように作られています。
ほとんどの方が今やご存知ですが、まだ稀にアングラーの顔にピントが「自動で合っていて、前に突きだした魚の方はボケボケという写真をSNSなどで良く見かけます。
この際のコツは、出来るだけ正確に魚の目の位置をタップすることと、急いでシャッターを切らないことです。
かなり高速に作られているとは言え、センサーがきっちり働いてからシャッターを切るように心掛けましょう。
魚と人がテーマなので、ポートレート機能を多用しよう
釣り場の風景もキレイなのですが、やはり僕らの主題はなんたって魚です。撮影する際にポートレートモードで撮ると、背後の風景などはボケ味が出て魚がくっきりと浮き立ちます。
この際にプラスアルファ大事なのは、背景との距離や背景の色。撮る方も撮られる方もこの辺を意識し、「近くてごちゃごちゃの背景」で撮らないことです。
したがって身体の正面で魚を撮る時も、服の色や魚の色との相性にも気を配りましょう。
水面や空を背景にした手持ち写真などは、魚のヒレの透明感や色が素晴らしく良く映るのです。
フレーミングや構図を工夫しよう
ある種「まじめな日本人の性(さが)」みたいな部分もあるのですが、写真撮影でどうしても正面を向きがちで魚も真横&真っ平らに持ってしまいます。
また大きな魚ほどサイズを示したくて真横に持ちがちですが、そんなことは実はどうでも良いのです。リアルなサイズ感なんて釣った本人にしか分かりません。
ソレよりも迫力のある画や美しい画の方がずっと魅力的で釣りの楽しさが伝わります。
例えば頭を少し前に出した構図や、頭側をグッと下げたり、逆に上げるなども格好いいですし、地面に置いて撮る際も、堤防のコンクリートの上にベタッと置くのではなく、何か岩や草などを探してその上に置くとより格好良くなりますし、水くみバケツなどで下を濡らしておくとよりベストです。
カサゴやソイなどお腹を下にして立てられる魚は立てておいて、腹ばいになって撮影するなど低いアングルから撮るとかなり格好良くなります。
夜の撮影では補助ライトを活用しよう
iPhoneなどスマホにも「ストロボ」が付いていますが、総じて照射範囲が狭いことと光量の調節が出来ないことに加え、光源のアングルが変えられないことが難点です。
特にアジなど銀色の魚を接写で撮ると光量が強すぎて魚体がハレーションを起こして真っ白につぶれ、昼間と違って濡れた美しい魚体のイメージが上手く出せません。
そこで役に立つのがアマゾンなどで比較的安価に入手出来る「スマホ用リングライト」などの補助ライトです。
これなら光量の調整が出来るので接写もキレイに撮れますし、魚の目も活きてきます。
参考写真を見て頂くと一目瞭然ですね。
ストロボ撮影はペシャッとした画になっていますが、補助ライトを使うだけで、立体感がでて色目とディティールもくっきりと美しくなりました。ライトの使い方1つでこんなに描写力が上がるのです。