2006年に誕生した、ダイワ社のバスフィッシングのフラッグシップブランド「スティーズ」。
「スティーズ」のアイテムは国内外問わず活躍する並木敏成プロを筆頭に国内のトッププロや、アメリカで活躍する本場のトッププロたちがトップカテゴリートーナメントで戦うための、ハイスペックモデル。
さて、そんなダイワの最高峰バスタックル「スティーズシリーズ」の中から、今回は最新のベイトリールをまとめてご紹介したいと思います!
スティーズ CT SV TW(2019年新登場)
SV TWのさらなる進化系がこのCT SV TW。コンパクト&タフというコンセプトはそのままに、初速の立ち上がりが抜群の超小口径φ30(mm)CT SVスプールを搭載し、フィネスの領域までカバー。
よりバーサタイルに、フォネスから巻きモノまで、多彩なアプローチが1台で可能になりました。
スペックはこちら
ギア比の異なる2機種に右ハンドル、左ハンドルがそれぞれラインアップ。
それではこのスティーズCT SV TWをもう少し詳しく見ていきましょう!
まず、このリールですが、2019年のダイワのベイトリールの新しいコンセプトCTコンセプトが導入されています!
CTというのはコンパクト&タフ!という意味の言葉!
スピニングの新しいコンセプトとしてLT=ライト&タフコンセプトモデルがひと足先に登場していましたが、CT=コンパクト&タフは、そのベイト版といえるかもしれません!
そんなCTコンセプト搭載の「スティーズCT SV TW」ですが、最大の特長といえるのは、ズバリφ30mmという小口径のスプールが導入されているトコロです! これまでのスティーズSV TWのスプールはφ34mmでしたけど、比較すると、その小ささは一目瞭然!
ちなみに小口径スプールのイメージが強烈なベイトフィネスリールのスプール径はというと、ほとんどがφ32mm!
そんな中で、2019スティーズCT SV TWのスプールがφ30mmということで、恐ろしく小口径なのが分かると思います!
ちなみにスプールはG1ジュラルミン製でタフなのも◎!
スプールがφ30mmという小口径化されることのメリット!
で、スプールが小口径化されると、どんなメリットがあるのか?なんですが…。
・スプールの自重が軽くなる→スプールのレスポンスが上がる→立ち上がりがよくなる→軽量ルアーが投げやすくなる
・全体的にリールがコンパクトになる→自重が軽くなる(実際、スティーズSV TWよりも10g軽量化)→どんなロッドでもバランスがとりやすくなり体感感度が上がる→パーミングしやすくなる
などなど…。
実際にこのCT SV TWを使用したダイワのプロスタッフたちのインプレ動画もいくつか公開されているので、ぜひチェック!
出典:YouTubeチャンネル「 Ultimate BASS by DAIWA」
ダイワのベイトリール、スティーズCT SV TWを解説していただきました!
では中身は?と気になるところですが、G1ジュラルミン製のドライブギアを採用していて、これはスティーズATWといったタフなモデルに採用されているドライブギアと同様。つまり、コンパクトながら中身のギアには変わりがないのです。
ライン放出をスムーズにするダイワのテクノロジーTWS(Tウイングシステム)ですが、700サイズのスプールに合わせたコンパクトな新型設計となっています。飛距離アップ、バックラッシュ軽減を実現してくれています。
すべてがコンパクトになりながらパワー面でも安心、バーサタイル性能はもちろん、さらにベイトフィネスにもムチャクチャ使いやすく進化したリールといえます。
スティーズCT SV TWの特性をまとめてみると…
スティーズCT SV TWの特性をまとめてみると…
剛性はしっかり!
軽量コンパクトになって、ベイトフィネスリール同様いやそれ以上の軽量系ルアーのキャストがしやすく、かつ重量系ルアーへも対応!
太めのラインの糸巻き量も確保!
トータルすると、軽量系ルアーが主流となりつつある現在のバス釣りに完全対応してくれる汎用性の高い新時代のバーサタイルベイトリールといえます!
スティーズCT SV TWはギア比6.3:1と8.1:1の2つのギア比、それからそれぞれ左右モデルが用意されていて、トータル4つのバリエーションがあり
ギア比6.3のノーマルギアである700Hと700HLとギア比8.1のハイギアモデル700XH、700XHLがラインナップされています