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五島列島(長崎県)ライトゲーム旅!「釣らなくても大丈夫釣行」のはずが…

連載:加来 匠レオン「ライトゲームマニア」
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レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール

加来匠(かく たくみ) 中国&四国エリアをホームグラウンドとし、メバルやアジ、根魚全般の釣りを得意とする生粋のソルトライトリガー。レオンというのはネットでのハンドルネームとして使い始めたが、いつの間にか、ニックネームとして定着。ワインドダートやSWベイトフィネスなどを世に広めた張本人、新たなスタイルを常に模索中! 「大人の遊びを追求するフィッシングギアを提供する」ことを目的としたプライベートプロダクション「インクスレーベル」代表もつとめる。

自ら進んでやっているとは言え、春から続いている過密なプロダクト開発の激務でストレスが溜まりまくりです。

体の疲れは大したことは無いものの、頭と心の疲れがそこそこ溜まってきたので気分転換を図る為に、ノンスケジュールで長崎県・五島列島(ごとうれっとう)の福江島(ふくえじま)を中心とした6日間の観光&釣りの旅に行ってきました。

 

と言いながら、やはりこのWEB連載をはじめとした原稿執筆の締め切りは定期的にやってきます。

なので現場へ行くとやはりプロダクトのテストや、各方面メディア向けの原稿ネタの為に動画やスチール撮ったりする訳ですな(笑)。

 

気ままなバカンス! 釣りの旅

現地ではレンタカーを借り、行き当たりばったり&のんびりまったりの、数件の教会巡りや、その他の観光をしたことはさておき、訪れた先での1〜3時間程度のチョロチョロッとやった釣りの模様を今回はお届けします。

 

良さそうな場所があると車を止めて少し竿を出すのですが、いくら五島列島と言えど、そう簡単にスイートなポイントには行き当たりません。

それに、数日間も続いた豪雨の影響に加えて、台風も通過したのでショアラインには良い魚がいません。

 

現地で行き交う釣り人に声がけして聞いても、この1週間はさっぱりで、釣れるのは10cm程度の豆アジや鉛筆クラスのエソばかりです。

まともな根魚はほとんど釣れないとのこと。

まあこれも離島あるあるですよ。でも今回の僕は平気。だって「釣らなくても大丈夫釣行」ですから(笑)。

 

 

フエフキ系の魚が反応の良い場所へ移動

そんな中、マイクロメタルにフエフキ系の魚が反応の良い「溜まり場」の様なポイントへ行き着きました。

最初はジグヘッドワームやこっつんバイブ4g【インクスレーベル】でやっていたものの、フエフキの食性とは少し合わず、ならばとアゴメタル【アゴプロダクツ】に変えたら1投1匹。

 

これはライトゲームマニア用の動画が撮れるなと思い、車へ戻って機材を準備して撮影開始。

あえて大体ノーカットでお見せしますので、尺は少し長くなりますが、メタル系が苦手な方はどういうアクションや操作で釣るのかを参考にして頂ければ幸いです。

 

【アゴメタル実釣/ジグヘッドワームのように使おう!】

出典:YouTubeチャンネル「tv INX.」

 

 

海上タクシーの船長に船を出してもらうことにいざ沖へ

そして最終日前日。さすがに小物釣りだけでは物足りなくなってきたところ、港の漁師さん2人と喋っていると、その輪に入ってきた海上タクシーの船長が、なんと「明日、朝1番から2時間程度なら俺が船を出してやろう」と言ってくれたのです。

ありがたやありがたや^^

ということで翌日の朝6時に船を出して貰ったのですが、船長「魚探も壊れてるし、俺は釣りをしないからポイントは分からん。

あんたがどうすりゃ良いか指示してくれ」と言うのです。

これまた逆にありがたい。自分の好きなロケーションを選べるって事ですよ。

早速iPhoneでGoogleEarthを開き、水深や瀬の位置を確認して、候補ポイントを3箇所選んでいざポイントへ!

 

1箇所目は、見た目は良いけど潮当たりがイマイチなので直ぐに2箇所目へ転戦。

突き出た磯の延長線上の水深20~30m周辺の瀬周りを、35gジグヘッドにスワールテールシャッド4.8in【インクスレーベル】をセット。

インクスレーベル「スワールテールシャッド」詳細ページはこちら

 

早巻きの釣りで探ると、ビンゴ! ドガンとグッドサイズがヒットです。
釣り上げて見ると、手尺で大体50~52cm程度のランカーオオモンハタをいきなりチャッチ。

 

しかし使用したタックルは710レングスでHクラスのプロトベイトロッドに、2号PEに30LbリーダーをセットしたアンタレスDCMD【シマノ】。

陸っぱり用のガチハタに用意したので船からでは完全にオーバーパワー。どうせならもう少しライトなタックルで釣りたかったな。

 

潮が良く当たる根の荒い磯へ移動

沢山釣るのが目的では無いし、朝の時合いであちらこちら撃ちたかったので、この場所はこの1匹で良しとし、船長に3箇所目を伝えて移動して貰うと、今度は潮がモロに当たる磯で根もガラガラに荒いポイントに到着しました。

こりゃアレが釣れるでしょと思い、メソッドをボトムバンプ主体に切り替えると、やはりでこれも40cm近いグッドサイズのアカハタがヒット。

 

しかも5連発でした。

いやいや、もう充分です。「帰りましょう!」と船長に伝えると、「え?もう良いのか? あっさりしとるなアンタww」と言う船長。

 

帰り際に通った浮標でシイラを狙うことに

そして帰り際にチョイと沖合いに浮標を発見。長崎ですよ。真夏ですよ。離島ですよ。シイラが着いて居ない訳が無い。

船を寄せて貰い、タックルは1本しか持ってきてないので、ジグヘッドリグでそのままキャストすると、堪らんですバイ。

メータークラスのシイラが10匹ほどの群れでウワ〜っと追ってくるんです。

でもジグヘッドだから直ぐ見切られます。なので船下まで追わせて素早いリフトからフリーフォールでストンと落とすとすかさずガツンとヒットしました。

しかし、根魚対応でドラグを締めていたので一瞬でラインブレイク。

やらかしちまったw。なのでドラグを緩めてリトライします。同じメソッドでまたまたガツンとヒット。

ラインを引きずり出しながら左右へ走りまくりのジャンプしまくり。

少しおとなしくなったので寄せると、またまた大暴れして最後にはフックアウト。

ジグヘッドをチェックすると、3/0フックが完全に伸びている。そりゃそうでしょう。

動画では大きく見えないけどメータークラスなんだもの。なのでコレにて終了。次に行くときは4号PEのスピニングタックルを持って行きますわ(笑)

 

福江島でのひととき/オフショア編

出典: YouTubeチャンネル「tv INX.」

釣りって本当に楽しいね〜!

 

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