ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

釣ってよし、食べてよし!初めてのSLJ&オオモンハタのスイミングゲーム

寄稿:乃村弘栄
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

こんにちは、乃村弘栄です。

現在、大流行中のSLJ(スーパーライトジギング)に初チャレンジ!

お世話になったのは三重県引本浦にあるエヌテックマリンさん。

実は数年前(10年近く前かな)、エギング&タイラバでこちらのレンタルボートを頻繁に利用していました。

久しぶりに伺ったのですが、私のことを覚えていてくれて感動ものです。

ガイドも行っているエヌテックマリンさん。今回は初のSLJ釣行ということで、こちらを利用。

多彩な魚種が釣れることで人気のSLJ。事前学習の通り、教科書通りにタックルを揃えてきました笑。

初SLJ!教科書通りのセッティング笑

スーパーライトジギング用のロッドにPE0.8号前後、リーダーはフロロカーボンの16lb前後。

アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 0.8号とバリバスショックリーダー16lb

攻める水深が40m前後なら、ジグは30~80gとのこと。フムフム。

SLJではイサキのような魚にも効果的であるのが魅力で、SLJ=イサキ的なイメージもあるようです。

よってフックも軽量で小型の物を使うことが多い……とのこと。フムフム笑。

マダイ狙いのフックセッティングに

イサキが釣りたい!

と思ったのですが、出船前の船長のお話では、イサキは旬が過ぎており、現在はマダイが好調とのこと。残念 。

マダイ狙いの場合は、フックもイサキ狙いで使うような小さいのだと掛からないし、細軸過ぎては伸びてしまいます。

よって今回は次のセッティングに。

フロントにアバニオーシャンワークスツインアシストライトダンサーの#1。

リアにはアバニオーシャンワークスシングルアシスト近海ライトの#1、またはアバニオーシャンワークスウィングフラッシュの#2というフックセッティングにしました。

ちなみにサバやカツオが多い時は、バケやティンセルが付いてるフックが効果的だそうです。

初SLJの初ゲットはまさかの…

いよいよ出船です。

最近好調なのは水深100m付近とのことでしたが、持ってきたジグのMAXウェイトは60g…(このへんも準備不足)。

仕方なく何とか60gでも入りそうな水深80mラインからスタートすることにしました。

しばらく試行錯誤しながらアクションを続けていると竿に重みが。「初SLJフィッシュや♪」と、思いましたが、あまり引かないしイカっぽい引き。

「何が釣れたんだ」と、ワクワクしながら上げてみると本当にイカだった笑、 初SLJフィッシュはイカ。

使用していたオーシャンワークスのフックは、フッ素系特殊加工を施してあり、摩擦係数を極めてゼロに近づけています。イカの僅かなイカパンチも逃さない、触れたら掛かる(触腕だけに)驚異の貫通力!

その後は台風のウネリの影響もあったのか、なかなかの激シブDAY…。私を残して同行者達はギブアップしていきました。

そこで、アタリも少ないので60gでは辛いが無理矢理水深100mラインにチャレンジ。

それが功を奏したのか、アタリが出始めます。

フグ、エソ、レンコダイ、ソウダカツオ。サイズは小さいが魚が釣れるようになってきました。

そしてドスン!と、重ためなアタリ!

ワクワクしながら上げてみるとデカいエソ…。期待したのに…。

しかしお次はデカいアジ!それも余裕の尺超えアジでした。

アジがジギングで釣れるのも、小さなジグを使うSLJならではですね!

狙う水深を変えアタリが出だし、よい感じにはなってきましたが、同時にウネリが強くなってしまったのでSLJを終了することに。

島影でオオモンハタゲーム

せっかくなのでウネリがマシな島影に入り、夏に最盛期を迎えるオオモンハタのスイミングゲームにチャレンジします。

ラインはフロロカーボンを使用。釣り方は40g前後のジグヘッドに4インチ前後のシャッドテールワーム+ブレード。

これを30m前後の水深で、ボトムを取って中層を巻くだけ。

ロックフィッシュ=ボトムのイメージが強いですが、ハタ系の魚は中層のベイトに依存しています。とくにオオモンハタはその傾向が強いらしい。

中層をグリグリ巻いて、ボトムを取り再びグリグリ巻く。これを繰り返します。

操作を続けていると中層でガツン!とHIT。上がってきたのは40UPの良型なオオモンハタ。なんだかんだ大満足な釣果となりました。

エヌテックマリンさん、ご協力ありがとうございました!

先述した通り、エヌテックマリンではレンタルボートもございますので船舶免許をお持ちの方ならご自身の操船でもこの釣りが楽しめます。

ぜひともチャレンジしてみて下さい!

帰りは近くの市場で新鮮な地魚の海鮮丼を食べました。

さらに帰宅後は釣ったアジ&オオモンハタの刺身で一杯。幸せな休日の過ごし方でございます。

時期によってターゲットも変化するSLJ。

今後もさまざまな時期に行って、多彩な魚種を釣ってみようと思います。

(事前に船長に状況確認するのは忘れずにね笑)

SLJタックル

ロッド:6.6ft SLJ用ロッド
リール:スピニング3000番
ライン:アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 0.8号
リーダー:バリバス ショックリーダー16lbフロロカーボン
フック:アバニ オーシャンワークス ツインアシストライトダンサーアバニ オーシャンワークス シングルアシスト近海ライトアバニオーシャンワークス ウィングフラッシュ

オオモンハタタックル

ロッド:HIDEUP MACCA N-SPEC
リール:スピニング3000番
ライン:アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 0.8号
リーダー:バリバス ショックリーダー16lbフロロカーボン
ルアー:ジグヘッド40g
ワーム:HIDEUPスタッガーオリジナル4インチ

釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」