夏のロック!デカ・オオモンハタ連発【加来匠Leon現場レポート】
隔週 土曜日配信
レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール
加来 匠 レオン「ライトゲームマニア」第9回!
今回はボートでのオオモンハタゲームネタををお届け!
僕のハタゲームには基本的に以下のスタイルがあります。
最も好きなのはヤミハタをメインターゲットとした港内や小場所でやる「港湾小ハタゲーム」で、次は外洋に面した「大堤防や磯でのキャスティングゲーム」。
そして最後が「ボートでのオオモンハタゲームやアカハタゲーム」です。
とまあ、好きな順番で挙げましたが、堤防や磯の釣りも面白いのだけど、ボートにはまた違う魅力があります。
なにより魚影が濃い場所をダイレクトに撃てるので大型が釣れるところと、陸っぱりでは味わえないボートならではの難しさの二面性です。
今回はボートからのオオモンハタゲームの模様をお伝えします。
ということで、今回は橋本佑助(ゆーすけ)と田中もきぎ(もっきー)の2名のテスターに、INX(インクスレーベル)サポーターである菰田くん(こもさん)と北原さんの都合4名を誘って、BIGオオモンハタガイドでつとに有名になったダイワテスター「りんたこ」こと岩崎林太郎くんが船長を務める、大分県臼杵市のガイドボートZin-Bayに乗ってきましたので、その模様をお伝えします。
大分県臼杵市のガイドボートZin-Bay公式ページはこちら
橋本 佑助(ゆーすけ)(Yusuke Hashimoto) プロフィール
田中もきぎ(もっきー)(Mokigi Tanaka ) プロフィール
岩崎 林太郎(りんたこ)(Rintaro Iwasaki) プロフィール
雨の中のオオモンハタゲームですがとても渋い状況が続く。
当日は梅雨の最中とあって雨予報。一応Movie機材は持ち込んでいたのですが、釣り開始早々から雨が降り始めて機材撤収。
結局、船長のiPhoneのみで撮影。操船もあるしずっと撮影は出来ない状態ですから、基本的にヒットしてから撮影を始めるスタイル。
そんな状態の中でも僕のヒットシーンを捉えたのは、さすが「りんたこ船長」。「来るならココでこのタイミングだろ」というプロの読みが無ければ撮れるものではありません。感謝です。
だって、この日のBIGオオモンの状況はかなり悪く、5人中3人しかヒットが無く、総数5匹という厳しい日だったからなおさらだったのです。
「昨日も出たのですが状況は最悪です」「釣れたらラッキーくらいに思っていて下さい」。
出港時に船長がいきなりこんなセリフを吐く(笑)。
まあ海域的にもポイント的にもオオモンハタがはずなので、何らかの要因で活性が下がっていると見立てた、僕とゆーすけ。
渋い状況の中「追わせて喰わせる」アピール強めの巻きの釣りでチャレンジ!
ひとまず僕は、プロトと言うよりも、その手前の実験的な試みで作ってきた40gダブルブレードのスピナーベイトを結んで「追わせて喰わせる」アピール強めの巻きの釣りでチャレンジ。
INX(インクスレーベル)のグルーパーエースである「ゆーすけ」はキャスティングインチクやスロジギ用のメタルジグなど縦の動きに変化を与えやすいルアーを使用して、隙あらばリアクションバイトを呼び込もうという作戦。
この辺の2人でのコンビネーションは渋い時にはとても大事です。
開始から2時間あまり。船長宣言通りいつものジンベイゲームのような華やかな釣果は得られません。
ワーム組も、いつもなら嫌と言うほど釣れるカサゴさえヒットせず沈黙。
僕も試しに途中で何でも釣れるゴッツンバイブ7gと14gを投入するが、何もかすりもしない。かなりヤバイ状況。
インクスレーベル公式「ゴッツンバイブ」詳細ページはこちら
周りが釣れてない中エースゆーすけが船中初フィッシュの50cmをキャッチ!
そんな中、やっぱりというか、さすがというか、エースゆーすけが船中初フィッシュとなる50cmサイズのオオモンハタをヒットさせる。ルアーはキャスティングインチク。
詳しく聞いてはいないが、ひたすら巻き倒す僕にはバイトの気配すら無いところから見て、恐らくだが、メタルならではのリフトからスッと落ちる切り返しでリアクションバイトに持ち込んだ様子。
それを見た僕は僕で、水抵抗の大きいスピナベを外して42gのレンジスイマーロングキャストにスワールテールシャッド4.8をセットする。
がまかつ公式「レンジスイマー・ロングキャスト」詳細ページはこちら
インクスレーベル公式「スワールテールシャッド」詳細ページはこちら
この際に、いつもは付けるアピール用のウィローリーフブレードはあえてセットしなかった。
理屈としては、水深(おおむね20〜30m前後)に対して過剰な重さのジグヘッドを選択し、フォールスピードを殺す要素を排除してシンプルにして、さらにワームはシャッドとしては水抵抗の少ないスワールテールシャッドで「ハイスピードのフォール」を演出するためだ。