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今江克隆のルアーニュースクラブR 第958回「大惨敗の旧吉野川戦と進撃の三原」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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今江克隆(katsutaka imae) プロフィール

株式会社イマカツ CEO。日本最大のトーナメント・JBシリーズにおいて、全てのメジャータイトルを複数回に亘り獲得し、常に頂点に君臨し続けているトーナメントプロ。15年間の商社勤務を経て、2004年、株式会社イマカツを設立。ニッポンのバスフィッシングの中心を走り続けるプロフェッショナルアングラーだ

旧吉野川でサドンデスのサバイバルゲーム

2019年のJB・TOP50シリーズの天王山とも言えた第3戦旧吉野川戦が閉幕した。

結果から言うと、自分はこの試合、正直全く手も足も出ず完敗の34位予選落ち。

34位予選落ちとなった第3戦。 会場から離れた予選落ち選手専用駐車場は悔しさと屈辱を味わえる寂しさ。もう今年は絶対に二度と味わわない

全く見えていなかったと言えばそれまでだが、それ以上にハイシーズンに開催されたTOP50戦では間違いなく過去最低のウェイイン率、最高のノーフィッシュ率と言っても過言ではない、まさにサドンデスのサバイバルゲームについていけなかったと言うのが正直な敗因である。

今試合、自分が公式練習1日を含め3日間で手にできたバスは1kg程度のバス1尾のみ。

逆に言えば、その1尾のみで34位になっていること自体が不幸中の幸いだったかもしれない。

かつては関西屈指の都市近郊バスリバーとして絶大な人気を誇った「徳島県・旧吉野川」。

しかし、数年前の台風被害によるウィードの壊滅や昨年秋の大型台風2連発の影響なのか、バスの生息数が激減。

戦前から今年一番の厳しい試合になる…と囁かれていた。

しかも、防潮水門潮汐表では予選2日間は水門開放のない超満水の止水日。

全域が満水になり、オーバーハングや灌水ブッシュだらけになる満水日は、特に難しい状況になると昔から実績が語っている。

決勝は自分の不甲斐なさを戒めるために志願の表彰式MCで少しでも大会に貢献。この悔しさをバネに、後半戦に全力で挑みたい

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