以前、Twitterで話題となったソウシハギのニュースをご存知だろうか?毒をもった魚と知らず、危うく食べしまいそうになる…という危機一髪な話題だったのだが、コレは釣り人であれば誰にでも起こりうることだ。
ということで、今回は釣り場で遭遇しそうな「食べると危険な魚」をまとめてみた。
■ソウシハギ
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/92/Scrawled_Filefish.jpg/250px-Scrawled_Filefish.jpg)
見た目はカワハギだが、体内にはフグの毒で有名なテトロドトキシンの数十倍の毒性を持ったパリトキシンという猛毒がある。温暖化の影響で生息域を広めており、日本では本州中部以南での棲息が確認されている。
■アオブダイ
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4e/Scarus_ovifrons.jpg/250px-Scarus_ovifrons.jpg)
ソウシハギ同様、パリトキシンを内臓に持つ魚。浅い海の岩礁帯を好み、イシダイやグレ狙いで釣れる可能性が高い。
■クサフグ
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/27/Takifugu_niphobles_02.jpg/220px-Takifugu_niphobles_02.jpg)
防波堤や釣り公園など手軽なポイントで一番目にすることの多い毒魚。テトロドトキシンは特に肝臓に多く含まれている。(調理には免許が必要)
■キタマクラ
出典:かぎけんWEB
名前からしてヤバそうなキタマクラ。皮膚に強力な毒性をもっているが、フグには珍しく卵巣は無毒。
■イシガキダイ
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/bc/Oplegnathus_punctatus.jpg/250px-Oplegnathus_punctatus.jpg)
毒を持っていそうにない外見だが、筋肉にシガトキシン(シガテラ毒)を持っている。他にもバラフエダイやオニカマスもシガテラ毒を持っているので、合わせて注意したい。
このように意外と多い毒を持った魚たち。コレを参考にして、安全なフィッシングライフを満喫してもらいたい。
でっかいカワハギ釣りました!!
これからキモ醤油にして食べます!!! pic.twitter.com/Lw5fWdNmdQ— ならティガ (@narathiga) November 19, 2016