エギング用PEラインの長さについて!なぜ180mや240m巻きを開発したのか?【山田ヒロヒト連載「ヤマラッピワールド第4回」】
山田ヒロヒト (hirohito yamada) プロフィール
2019年の春アオリ! みなさん、どうでしたか?
春のアオリもほぼ終わりを迎えましたね。
2019年の春は皆さんどうでしたか?
私が思うに、令和元年の春アオリは、かなり当たり年だったように思います。
というのも、例年に増して各地の釣り場はエギンガーでにぎわっていたし、イベントの参加者も多く、「第2次エギングブーム来てんじゃねーの⁉」って思えるほど、盛り上がっていました!
最近フト頭に浮かぶのが「コレって仕事?」というか「仕事って何なんだ⁉」ということ
さて、今回の連載「ヤマラッピワールド」! 毎回のことなのですが、何を書こうか? 悩んでしまっています。
でも、この連載では今、思っていること、感じていることを、飾らずに伝えていきたいので、まずは、適当にいってみましょう(笑)!
このところ、国内外いろんなトコロに行く機会があるんですが、フト頭に浮かぶのが「コレって仕事?」「仕事って何なんだ⁉」ってこと。
元々プロアングラーになる前の数年は「仕事って何なんだ⁉」」というテーマに苦しんでいました。
サラリーマン時代から仕事を楽しむことができれば、仕事という感覚はなくなる!と思っていました
私自身、長い間、サラリーマンをしていました。当時から仕事は楽しんでやることが一番だと思っていて、楽しむことができたら、もはや仕事と言う感覚はなくなると思って仕事をしていました。
実際、サラリーマン時代の管理職の時にも、部下たちに「仕事を好きになれ! 好きになったら仕事してるという感覚はなくなる」と言っていたんですが、部下からは即答で「無理です!」と笑われたこともありました。
当時、そんな部下たちに「この言葉の意味をわかってくれる時はいつか来るのだろうか?」、「いや来るはず!」と勝手に思いながら過ごしていました。今考えると、私って今でいうパワハラ上司だったかもしれませんね(苦笑)。
プロアングラー1本に絞る直前には「趣味を仕事にして人生を送っている自分」を想像するようになっていました
そんな私もサラリーマンを辞める直前の数年間は、仕事と趣味の関係を深く考えるようになっていました。
「趣味の世界には湯水の如くお金を使う! でも楽しい好きなことをするには、金がかかる。それでも人生投げ打ってでも身をそこに預ける、無我夢中でハマりまくるのはどうなんだ?」と葛藤を続けていました。
でも次第に、葛藤で苦しむというよりも、趣味を仕事に人生を送っている自分を想像するようになっていました。
「好きなことが仕事になったら嫌いになる」、「趣味を仕事にしたら嫌いになる」ってどうよ!
話が少し飛びますが…。
仕事と趣味の話をしていると、よく耳にするのが「好きなことが仕事になったら嫌いになる」、「趣味を仕事にしたら嫌いになる」という言葉。
ご存知の通り、私は3年前に、趣味の釣りが、そのままガッツリ仕事になりました。
そして、プロアングラーになってからの3年を振り返ってみると、毎日が楽しくて仕方がなかったです。
なので「好きなことが仕事になったら嫌いになる」、「趣味を仕事にしたら嫌いになる」ということは私には全く当てハマっていません!
今は毎日、釣りのことを考えて、仕事場(釣り場)で次の釣行のために仕掛けを工夫したり、リールのラインを選んだり、新しい釣具をネットで探したり、思いついたものを形にしたくて絵を描いたり…。そんな充実した毎日が送れています。
こんな活動ができるのもサポートして下さるメーカーさんがあってのことなので、恩返しできるように、開発や情報発信など、アングラーとして、表現者として、あらゆる努力を尽くしていきます。
まぁ、釣りの上手い人はこの世にたくさんいるので、私的には、もっとエンターテイメント性や人柄、ユーモアなどで、エギングの楽しさを、より多くの人に伝えていきたいと思っています!
人としての魅力を磨いて、出会った人に、一緒に釣りがしたい! 一緒に酒を飲みに行きたい(笑)! と感じてくれるよう頑張りますよ!
私自身、ファンの方との繋がりは最も大事なことだと思っていて、実際、ファンという関係から親友になっていく人が多かったりします。
釣りが仕事になって、多くの出会いもある! こんな素晴らしい体験をさせてもらっているわけですから、これから先、釣りを仕事にしたい!という若い人がでてきたら、ぜひ、その手助けがしたいし、チャンスの場を作ってあげたいと常々考えています!