ブルーブルーのアンバランス系シンキングペンシル「スネコン」。ルアーを操作するという点では非常に面白みがあり、この時期の落ちアユパターンには欠かせないというアングラーも多いだろう。
前述した通り、スネコンはアングラー側がルアーアクションを頭の中で描けていないと、思ったように動かすことができない。タダ巻きでアクションしてくれるルアーとはある意味、正反対のルアーかもしれない。
「じゃあ、動かせばいいの?」とお思いのアナタに、驚くほど分かりやすい動画をご紹介しよう。
■流れの中でリトリーブさせる場合(アングラーが動かす方法)
上流側45度の方向へアップクロスにキャストして、着水後にリーリングを行い流れと同調するようにリトリーブさせる。この時スネコンは軟らかなS字を描くように泳いでいる。ブレイクなどのポイント上では瞬時にアクションを入れることで、ルアーを変則的に動かし食わせの間を与えることができる。
■完全に流れに乗せて流す場合
同じようにアップクロスにキャストして、着水後に下流側に向けて1回ジャークを入れてラインを水面に落す。すると、ラインが流れに乗って流され、それと同じようにスネコンがゆっくりとアクションする。あまり動いていないのでは?と思われるかもしれないが、スネコン独特のアンバランス設計により、わずかな川の流れでも確実にアクションしている。
この場合、立ち位置の正面を過ぎてもルアーが流れていくため、一度ラインを放出して流す距離を稼ぐこともできる。
この解説は、ルアーアクションが確認できるよう高い位置から撮影されているため、非常に分かりやすい。
実釣編でもその驚異的なパワーを見せ付けているので、合わせてご覧いただきたい。