先日の記事で、東京湾ボートアジング〝バチコン〟スタイルについてお伝えしましたが、今回はそのボートアジングのタックルについてご紹介したいと思います。

ボートアジングの新しい提案！東京湾バチコンスタイルに迫る！【ピュアフィッシング】

いったいどんなロッドを使うの？

まず、この釣りではボートでバーチカルに深い水深を攻めるのが基本となります。使うウエイトは水深にもよりますが（東京湾の場合は10ｍ前後）、キャストする必要はないので、操作性がよければ陸っぱりのアジング用ロッドももちろん流用できます。ただし、やはり深い水深で小さなアジのアタリを感じて掛けていく高感度、大型アジに対応するパワー、ボートでの操作性を考え尽くされた設計の、ボートアジング専用ロッドがオススメ。

アブガルシアからリリースされている、ボートアジングロッドはスピニング2機種、ベイト2機種の全４機種。

陸っぱりのアジングロッドとの違いは、キャストする必要がないので、元ガイドから小さくし、軽さと感度を実現。

また、揺れる船の上でも安定した操作が可能になるよう、グリップも脇に挟めるように長めに設定。

ティップガイドは感度抜群のトルザイトリング搭載で、KRコンセプトガイド仕様。

ベイトモデルには、このロッドを監修した福井県小浜の雲丸・雲船長こだわりのスパイラルガイドになっています。

出典：ピュアフィッシング

リールシートやグリップにもこだわりが満載。

出典：ピュアフィッシング

ベイトモデルには、小さいバイトも感知する高感度スケルトングリップシートを採用。

出典：ピュアフィッシング

スピニングモデルには、フィット感抜群で軽量のISPシート。

グリップは高感度のコルクグリップを採用するなど、徹底した感度重視設計！

非常に細身のブランクですが、テーパーデザインもこだわりが。

鋭いティップで掛けたあと、バラしを低減する柔軟なベリーの設定。ファイト中やランディング前でのバラしも多いボートアジングですが、せっかく掛けたアジを手にするための専用テーパーになっています。

また、竿全体がきれいに曲がるので、1尾1尾楽しめるのも、専用ロッドの魅力の1つです。

スピニング、ベイトともに、水深30ｍ未満のシャローエリア用、30ｍ以深のディープエリア用の2タイプのラインナップ。フィールドやアジのサイズにより、チョイスしてくださいね。

で、この「ソルティーステージPRMバーチカルコンタクト」にセットするリールを紹介。

■バチコンオススメベイトリール

ギヤ比7.1：1、自重141ｇ、ラインキャパ（スーパーファイヤーライン１号）100ｍ、価格は36000円（税別）。

ギヤ比8.0：1、自重215ｇ、ラインキャパPEライン1号220ｍ、価格は24500円（税別）。

■バチコンオススメスピニングリール

こちらの2500SHがオススメ。ギヤ比6.2：1、自重217ｇ、ラインキャパPE0.8号150ｍ、価格は20800円（税別）。

■バチコンオススメラインセッティング

ベイト、スピニングともに、同様のセッティングでOK！

メインラインはバークレイ・ファイヤーラインカラード0.5号、リーダーはバーククレイ・バニッシュレボリューションの5lbです。

出典：ピュアフィッシング

出典：ピュアフィッシング

というわけで、東京湾ボートアジング〝バチコン〟スタイル、タックルセレクト編。

いかがでしたでしょうか？

関連動画でも、東京湾ボートアジングの伝道師・トモ清水さんが詳しく解説されているので、ぜひご覧になってくださいね。次回はリグ編をお届けします。お楽しみに！