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ヤマセンコー4inchを超愛用するゲーリーファミリー大石智洋が多用リグ3種と使い方を詳しく解説

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大石 智洋 (Norihiro Ohishi) プロフィール

バスフィッシング歴30年以上のベテラン!ホームグラウンドは利根川! 古くからTBCトーナメントに参戦、優勝ほか上位入賞を繰り返している。愛称はNORI、1973年生まれ、東京都出身

こんにちは、大石智洋です。

今回は私自身、長いこと愛用しているヤマセンコーについて紹介したいと思います。

ゲーリーインターナショナル公式ヤマセンコー4inch詳細ページはこちら

 

ヤマセンコーのアクションは「静」と「動」のメリハリが効いているのが特長

さて、いきなりですが、みなさんはヤマセンコーのアクションについてどのような印象をお持ちでしょうか?

私はヤマセンコーのアクションは「静」と「動」のメリハリが効いているのが特長で、それが釣れる要因だと考えています!

どういうことか? というと…。

動かなかったものが急に動きだすことにより、ついついリアクションバイトしてしまう!そして反対に動いていたものが急に止まる事により、バスに目に留まることになる。

「静」がレベル0(ゼロ)だとすると「動」はレベル10。

このメリハリのある動きを出せるモノってけっこう珍しく、その動きをだせるのがヤマセンコーだと思っています。

 

参考動画 ヤマセンコー ~水中アクション~

出典:YouTubeチャンネル「GaryInternational」

 

さて、そんなヤマセンコーが特に有効なシーズンはいつなのか?と問われたら私はスポーニング前後の時期だと答えます。

なぜならスポーニング前後の時期はバスがナーバスになっていて、そんなバスには止めの動きが効果的だからです。

 

さて、そんな「静」の動きを上手に演じてくれるのがヤマセンコー4インチなんです! ここからは、そのヤマセンコー4インチの投入シチュエーションやリグ、使い方などについてご紹介させていただきます!

 

 

アスタースポーンではヤマセンコー4インチのノーシンカーを投入

今、バスはアフタースポーンの時期なので、スポーニングエリアからそう遠くないところの何らかのストラクチャーに身を潜めていることが多いです。例えば利根川ならテトラ帯が一番解り易いエリアですね。そういった場所が狙いめなんですが、リグはノーシンカーを使います!

ヤマセンコーは色々サイズがありますが、ノーシンカーリグで使う場合、私は4インチを基本にしています。

 

写真上:ヤマセンコー4インチ #981

写真下:ヤマセンコー4インチ #390

 

最近はPEスピニングタックルを使用

タックルですが従来はベイトフィネスタックルに8~10Lbのフロロカーボンラインを組み合せたタックルを使っていましたが、最近はPEラインを巻いたスピニングを愛用、ラインの重さを感じ取れるティップを持ったロッドを使っています。

具体的なセッティングでいうと、通常はMLクラスのスピニングにPE0.8号+フロロリーダー8Lbという感じ。

 

ちなみにPEラインを使うことで「静」の時にでるバイトを取り易くしています。あとPEラインのデメリットの一つである風による影響を抑えるため、PEラインは細いモノを選択。

ただあまり込み入ったカバーで無理をすると、PEラインといえども0.8号なので簡単に切れますので注意は必要です。

 

ロッド:オンリーワンオリジナル6.4ft ソリッドティップモデル

ライン:PEライン0.8号+フロロカーボン8lb

ルアー:ヤマセンコー4インチ #390

フック:スゴイフック1/0

 

あとカバー越しにヤマセンコーを吊るすことで「静」の動きを演じるならば、PEライン1.5号ぐらいで直結にするものアリ! ただPEラインは根ズレによる摩擦に弱いので、あまりカバーの奥まで入れるのは禁物です。なるべくアウトサイドにある枝を活用してください。

 

ヤマセンコー4インチのノーシンアーのアクションのさせ方は至って簡単!

さて、少し難しいことを並べて解説してきましたが、アクションは至って簡単です。

キャスト後ボトムまで沈め、5秒ぐらいステイさせたあと、軽く弾くようにヤマセンコーを動かすだけです。

アクションさせたあとはまた5秒ぐらいステイ。

シンカーが付いていないのでほんの少しロッドを弾くだけで、十分ヤマセンコーは動いてくれます。

先に挙げたレベルで表現すると、ここでの「動」は3~4程度。

今の時期はこの強さで十分です。

 

PEラインに引っ張られてヤマセンコーが若干浮き上がりますので、目線が上を向いたバスにもアピールすることが出来ます。

 

ちなみに下の写真のバスはレベル3の後のレベル0でバイトしました!

サイズに似合わない小さなバイトでした。

そしてもう少し時期が進行し、回復した個体が増えてきたら「動」のレベルを10に増やして狙います。

 

アフター回復個体が増えてきたら、ジグヘッドリグの出番!

この動きをカバーに絡めて一番上手に出すためには、ノーシンカーではなく、ジグヘットにセットしたヤマセンコーです。

写真上:ヤマセンコー4インチ #981

写真下:ヤマセンコー4インチ #985

 

ディープで同じ動きを出したいならチェリーリグがオススメ

あとはディープで同じ動きを出すなら7g程度のシンカーをセットしたチェリーリグがおすすめ。

このリグも「静」と「動」をうまくミックスすることのできるリグです。

 

写真上:ヤマセンコー4インチ #391

写真下:ヤマセンコー4インチ #986

 

以上がヤマセンコーの使い方でした!

あと4インチのヤマセンコーだとサイズが大きく感じるなら、3インチのファットヤマセンコーを使うのもアリ! やっぱりノーシンカーリグで使うならある程度重量があるタイプの方が良いですね。

といういわけで、静と動の動きをうまく演じてバスを誘ってみて下さい!

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