【池内修次の毎日イカ曜日♪】ボートキャスティングにおけるキャスト方向とアプローチ法
池内 修次 (Shuji Ikeuchi) プロフィール
皆さん、こんにちは。デュエルの池内です。今週も、アオリイカ情報はもちろんのこと、デュエル &ヨーヅリ、ゼスタなどの最新情報をお伝えしたいと思いますので宜しくお願いします!
今回のイカ曜日は、前回紹介したボートからのキャスティングの続きです。
前回の連載はコチラ→https://www.lurenewsr.com/45917/
ボートからのキャスティング、その注意点!
ボートからのキャスティングで注意すべき点と、その対策法を紹介したいと思います。
やはりボートからのキャスティングはオカッパリとは異なり、足場が安定せず、また、ボートが移動してしまいます。
大きく分けて2つの注意点があります。
・ボートの進行方向にキャストする際の注意点
・ボートが通過したポイントにキャストする際の注意点
になります。
リール:18イグジスト LT 2500S-C(ダイワ)
ライン:ハードコア X8 PRO 0.6号(デュエル)
リーダー:TBカーボンエギリーダー 2.5号(デュエル)
スナップ: ナイススナップ2号(ヨーヅリ)
エギ…EZ-Q ダートマスターラトル 3.5号(デュエル)、EZ-Q キャスト喰わせ3.5号(デュエル)、 イージーQキャストランガン3.5号(デュエル)、アオリーQ フィンプラスランガン3.5号(ヨーヅリ)
プレッシャーを考慮したキャスト方向の選択
まず、ハッキリと言ってしまうと、この時期はシャローエリアをボートでランガンすることになりますから、イカへのプレッシャーは避けきれません。
そのため、ボートが通過したポイントでは、イカはすでに警戒しています。
ティップランとの違いは、ティップランは水深があるのでそれ程プレッシャーを感じていないって事です。
自分から見えるイカは、イカからも人間が見えてるってことなのです。
私自身が「イカがプレッシャーを感じている」と体感したのは、以前、釣り上げたイカを潮溜りに生かしておき、小一時間放置した後に戻り「そ~~っと」その潮溜りを覗き込んだ時は、まだイカは水面近くを泳いでいました。
しかし、近くまで近づいた時にアオリイカは体色を変えて潮溜りの底の方に沈んでいき、陰に隠れてしまいました。
ということは、イカには私の存在を気付かれたって事なんですよね。
これが海の中だったら、シモリに沈んでイカは警戒をして口を使わなくなってしまうってことなんです。
つまり、警戒心を持たせないようキャストすることが必要で、それは…
・ボートの進行方向へのキャスト
・全くボートの通過していないエリアにキャスト
この2つが大事になります。
キャスト方向別の注意点
進行方向にキャストする場合、ボートが流されているのでキャストするとラインはタルんできます。そのタルんだラインを巻き取りながらシャクっていかなければいけないってことです。
アタリはかなり分かりにくくなりますが、慣れてくると面白くなりますよ。
そしてボート通過後のポイントを狙うのであれば、なるべく遠くにキャストしてプレッシャーのなくなっているポイントを攻めるようにします。
しかし、進行方向とは逆なのでシャクった後すぐにリールのベールを起こし、ラインを出さないとエギを引っ張ってしまいます。そのため、「シャクったらラインを出す」を徹底してください。
そうすれば、2kgや3kgのアオリイカも夢ではないと思います。
そこで、超超超オススメなエギがデュエル・イージーQキャスト喰わせ3.5号になります。春のデカアオリを釣りたければ、絶対に持って行って下さいね。夢のモンスターを手にした時は、ぜひSNSなどでの報告もお待ちしております。
次も、皆さんにエギングの楽しさを伝えられる様に頑張っていきますね。では、また来週のイカ曜日をお楽しみに!!