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デプス×春バス「西山英司の日替わりオールレンジ攻略法」

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春のバス釣り特集2019

こんにちは、西山英司です。

西山英司(Nishiyama Eiji) プロフィール

にしやんこと西山英司。デプス・フィールドテスター。 ベコンクロー【デプス】の製作者で、シャローからディープまで長年の経験値からサーチして当てるスタイルを得意とする。 主に中国地方の野池、リザーバーで活動中。1972年3月11日生まれ。

今年は雪解け水が少なく、バスは「日替わりオールレンジ」

今年は私が普段を釣りをしている中国地方で全般的に言えることですが、例年に比べて雪があまり降らなかったです。

そのため雪解け水が少なくてフィールドの状況にも多少なり影響してると思います。

冷たい雪解け水が湖に入ってくれると、ぬるくなったお風呂と一緒で冷水は下に落ちます。

そのため、バスは居心地がいい水を求めて浮く傾向にあります。

例年だと、そのように冬から春の状況変化は明確で、バスがいるであろうゾーンもある程度絞り込みやすい。

しかし今年はそうもいかず、バスの行き来するゾーンは広く散っている気がします。

実際、プリスポーン個体がシャローでもディープでも釣れています。

今年の特徴を言葉で表すなら「日替わりオールレンジ」です。

例年の春・月別傾向

今年の状況を詳しく見ていく前に、私が普段釣りをするフィールドでの春の特長をご説明いたします。

3月の傾向

まだまだ冬を引きずっている時期ではありますが、春めきだす時期でもあります。

冬を釣る場合は別として、春を釣る場合には、一発出たらデカい!ですね。

冬のボトムから反応が薄くなってきたら、そのまんまボトムの魚も薄くなってると判断していい時だと思います。

魚のサイズアップと共にルアーのサイズもアップしていきます。

プロップ系やスティック系が強い頃でもあります。

早春は三寒四温も厄介ですけど、個人的に春荒れの強風が一番の難敵です。

コーリングハスラーなどのプロップベイトも活躍します

4月の傾向

春爆だ!なんて声も聞こえ出す頃。

バスのテリトリーもはっきりし始め、威嚇系も捕食系も存在。

アベレージサイズも果敢に動き出しますし、ビッグサイズも釣れます。

シャローレンジ、ビッグベイト、プロップベイト、食い上げバイトがはじまります。

クロー系ワームやホッグ系ワームも俄然強くなりますね。

いろんな意味でシャローがアツくなってきます。

そして、ちらほらバスのネスト(産卵床)ができ始める頃。

なるべくネストのバスはそっとしといてあげたいですね。

5月の傾向

プリもポストもアフターも混在し始めています。

比較的イージーに釣れますが、狙いを間違えると釣れないです。

日々のコンディションの変化に対応する人、どっちつかずの釣りをする人、釣果に差が出る時でもあります。

ライトリグでもサイズ問わず数が釣れ出し、楽しめますね。

6月の傾向

トップ、表層系の出番です。水面炸裂はやっぱ気持ちいいです。

インレットの魚のストック量が豊富になり、パワースポット化します。

個人的に梅雨時期のバス釣りは大好きで、アフター、回復系の力強いバスが狙えますね。

ギルネストも本格化、ギル系ルアーは特によく釣れますよね。

次のページで「日替わりオールレンジ」をどう攻略するか解説!

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