今江克隆のルアーニュースクラブR 第943回「最新!電子戦用装備アレコレ」の巻
今年のスポーンは早い?遅い?
今年の春はなんだか季節感がハッキリしない傾向が、各地のフィールドでも顕著な気がする。
例年、この時期は三寒四温と言われ、寒暖差が激しいことが特徴なのだが、確かに三寒四温にはなっているものの、その三寒がそれほど厳しい寒さではなく、気温も10度を中心に上下する程度なので、寒の戻りがそれほど明確ではないようだ。
昨年3月は上旬が暖かく、中旬から下旬に掛けて非常に寒い日が続いたが、4月頭には急激に春めいてしまい、水温はイッキに12度以上で安定するエリアが出てきたため、寒冷地にある愛媛県・野村ダムですらスポーニング第一陣のベッドが4月1週目には最下流ダムサイト付近に現れる急激さだった。
しかし、今年はその寒暖差があまり明確ではないがゆえ、バスの釣れ出し方もなんだか明確な春爆の感じがなく、ダラダラと中途半端な印象を受ける。
結論的に、今年は早いのか遅いのかと言う二択ならば、自分がフィールドに出ている感覚的には「意外に遅いかも?」と感じている今日この頃であります。
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