「駿河の黒豹」Jackson Salt Water Pro Staff 井熊です!
「たまには愛知県のサーフにおいでよ!」とカヤック界の重鎮、タイト・ループ石川智啓氏(YouTubeチャンネル「石川智啓」)のお誘いを頂き今回は愛知県の田原サーフに1月16日と1月18日に遠征して参りました。
ちなみに直近の情報を聞くと…。
「ここ最近はサッパ・マイワシ・カタクチ・コノシロ・白魚など日替わり定食の様にベイトが入りその日によってメインベイトが何か現地を見ないと解らない状況。だがサーフ自体は爆発する日にちもありかなり熱い!!!」というような感じ。
というわけで、どのパターンでも対応できるように色々なルアーを持って行き、タックルもどの魚にも対応できるよう サーフトライブSTHS-1112MH(ジャクソン)を用意。
ラインもVARIVASアバ二シーバスPEスーパーセンシティブLS8フルキャスト 1.5号をメインにリーダーはVARIVASシーバスショックリーダーフロロ25lbを使用。
上記のように青物が掛かった場合でもスムーズにファイト出来るようにタックルをセッテイングを準備し釣行に挑みました。
さて結果を言ってしまうと、今回釣行を行ったタイミングはは「昨日は良かったのになー」という「釣りあるある」の状況でしたが、無事シーバスの顔も確認できました!
というわけで、釣行当日のベイトに当てはまったルアーの解説を釣り方なども話もまじえてご紹介させていただきます!
メインベイトがマイワシの場合(1月16日釣行)
釣りを行ったサーフでは15cm前後のマイワシが確認できました。
マイワシパターンといえば私の選択は、このパターンで絶対的自信を持っている攻略ミノー「アスリート13MDS」でした。
ジャクソン公式アスリート13MDS詳細ページはこちら
出典:YouTubeチャンネル「studio jackson」
このルアーは潜行震度2.5mオーバーでボディーサイズは130mm。
実はこのルアーは神戸でマイワシパターンに通い続けマイワシ付きシーバスを攻略する為に生み出したルアーです。
もちろんシルエットも重要ですが最重要は潜行深度、レンジです。
ベイトがマイワシの時に私が感じたのは沢山のマイワシの群れの中でいかに目立たせるか。
シーバスはマイワシの群れの下で息を潜めて待機し一瞬の隙を狙って下から突き上げて捕食しています。
その群れの下にルアーを送り届けてシーバスに見つけさせてやるか、ルアーを潜らす時にマイワシを散らして目立たせるかでシーバスは素直にルアーに反応してきます。
ディアムリトリーブ(ゴー)してマイワシの群れに当たれば止める(ストップ)!これの繰り返しを行います
使い方としてはストップ&ゴー!少し詳しくいうと、ミディアムリトリーブ(ゴー)してマイワシの群れに当たれば止める(ストップ)!これの繰り返しを行い、マイワシの群れに当ててマイワシが散った瞬間にその場所にルアーだけを残すイメージ(バイトチャンス大)を繰り返し下層へとルアーを送り届けてあげるんです。
また下層のマイワシの群れの中でもストップ&ゴーを繰返しマイワシを散らしバイトを誘発することも行います。
ちなみに、この日の朝マヅメ時にはサッパが多くボイルも無く苦戦の状況でした。
ただ8時頃か西側のサーフからマイワシ特有の海面ピチャピチャ音を立てて大量に接岸してきました。
すろと途端にボイルが至る所で起こり興奮度MAXでした。
この時までは実は表層を引けるフローティングミノー「サーフグライド」を使用しておりルアーにもマイワシが引っ掛かる状況。
あまりにも多いマイワシに太刀打ちできず、すぐに「アスリート13MDS」に変更。
すると1投目でヒット!ですが直ぐに外れてしまう。
ボイルがあった周辺の潮目やベイトの切れめを重点チェックしていると…
その後マイワシの群れはルアーで届きにくい沖に滞在する時間が長く、ボイルも消えてしまう。粘ったが全く反応が得られない。
諦めて帰る準備を行ってサーフを歩いているとボイルが発生。最後のチャンスだと思いボイルがあった周辺の潮目やベイトの切れ目を重点的に攻める。
そしてあと数投で辞めよう!と、皆が諦めた瞬間に待望のヒット!!!
上がってきたのは70cmジャストのシーバスでした。今まで撮影を幾度となく行っていますが、記憶に残る一匹となりました。
その模様は・・・「釣りジャック」で公開中なので、ぜひチェックしてみてください!