ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

40~50cmの大型クロソイが狙える山陰エリアの最新デカロックフィッシュ情報【寄稿by加藤隆司】

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

こんにちは!加藤隆司です。ルアーニュースRをご覧のみなさま、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。

加藤隆司(kato Takashi) プロフィール

普段は鳥取県、島根県の山陰両県がホームグラウンド。 アジングなどのライトゲームからロックフィッシュ、フラットフィッシュ、シーバス、青物など様々なターゲットをベイトタックルオンリーの釣りで楽しむマニアなアングラー。

 

さて、西日本で真冬のロックフィッシュと言えばメバルやカサゴなどのライトロックと思われがちですが、私のホームグラウンドの、山陰では西日本では珍しく大型ロックフィッシュゲームが楽しめます。

 

汽水湖の山陰・中海では40~50cmの大型クロソイが狙えるんです

西日本でも珍しい豪雪地帯で広大な汽水湖の中海、宍道湖がある山陰は、生態系が特殊でターゲットが非常に豊富なんです。

そして西日本の他の地域では、めったに釣れない大型ロックフィッシュのクロソイをコンスタントに狙う事が出来ます。

しかもロックフィッシュの本場東北や北海道にも負けない40~50cmクラスのクロソイが狙えるんです!!

というわけで、今回はデカいクロソイ狙いのレポートです!

 

エリアは山陰中部の中海周辺!大型のクロソイが産卵前の荒食いで外海の日本海からベイトの豊富な中海へと移動してくるんです

私がポイントとして選んでいるのは山陰中部の中海周辺です。

中海周辺エリアでは35cm未満の小型クロソイは通年、中海近辺に居るのですが、春に産卵(正確には出産)を迎える大型のクロソイは産卵前の荒食いのため、外海の日本海からベイトの豊富な中海へと移動してきます。

 

元々北方系の魚のクロソイですから寒くなれば寒くなるほど大型の活性が上がり、特に寒波で横殴りの暴風雪時には水深1m前後の岸近くまで接岸し、大型のクロソイが期待できます。

しかもポイントは悪天候でも閉鎖水域の中海なので外海の様に荒れることが無く、かなり雪が降っているような天気でも、安全にクロソイゲームを楽しめます。

 

大型は根に固執することなく、ベイトを追いかけ回遊していることが多い

さて狙うべきポイントですが35cmまでの小型サイズは、いかにもロックフィッシュというような岩礁やマンメイドストラクチャーを狙えば比較的イージーに釣る事が出来ます。

一方、狙いの大型、産卵に関係する35cm以上のサイズとなると、ほとんど根に固執することなく、主にメインベイトとなるハゼ系やギンポ系、浮きものではサッパや時にはコッパグレなどのベイトを追っかけ回遊していることが多いです。

なので、大型狙いの場合は真冬でもベイトが多い所を狙っていくようにしています。

45cmを超える特大クロソイは全く根が無いフラットな砂にポツンといることが多いです

ちなみに特に45cmを超える大型クロソイは全く根が無いフラットな砂にポツンといることが多いので、ロックフィッシュと言う先入観を持っていると、なかなか出会う事が出来ないので注意が必要です。

 

 

大型クロソイ狙いでの使用タックルについて

狙い場所に続いては、使用するタックルについてです。

狙えるサイズは40cmUPで2kg、50cmUPともなると3kgを超えてくるので、当然大型ロックフィッシュ専用タックルが必要となります。

なので使用するロッドは6~7.5ftのヘビークラス大型ロックフィッシュ専用ロッドがオススメです。

なお比較的悪天候時に釣行することが多いこともあって、風に煽られやすいロングロッドは必要としていません。

 

次にリールですが基本1~2mまでの根の荒くないシャローメインの釣りで、使うシンカーも5~9gまでと軽いので、あえて大型のパワー系ベイトリールは要らず、軽めのリグでも投げやすく扱いやすい軽量ベイトリールで十分です。

 

そしてラインですが、私的には非常に重要視しています。というのも悪天候時、横殴りの暴風雪の中で釣りをするので風に煽られやすい軽いPEラインや太いフロロカーボンラインでは全く釣りにならないからです。

 

そういったことも含めて私が使用しているのがDUELアーマードF+Pro

デュエル公式アーマードF+Pro詳細ページはこちら

 

このラインは表面にフロロ粒子が分散されていて滑りが良く、ハード樹脂加工により伸びもなく、感度と耐久性も抜群のラインです。

比重も重く表面もなめらかなので風に取られにくく、大型クロソイは見た目と違いバイトも繊細なので悪天候時のクロソイゲームでは必須のラインです。

リーダーはDUELパワーリーダーFCの20Lb

 

 

そして使用するワームはなるべくアピール力が高いながらも遠投性が求められるので、空気抵抗が少ないながらもアピール力抜群のバークレー・パワーホッグ4インチと今年発売予定のMaxScentキングテール8インチを多用しています。

バークレイ公式キングテール8inch詳細ページ→こちら
6本入り980円税別

 

アクションはリフト&フォールのみで食欲旺盛なクロソイは見つけたらすぐ口を使うので小技は不要!!

とにかく大きなリフトでアピールさせてゆっくりフォールで食わすだけでOKです。

一見難しそうに思われがちですが、クロソイはワームを見つけてしまえば簡単に口を使う魚なので、初心者の方でもフツーに狙えます!

後は厳選したタックルを用意し極寒の中、50UPの大型クロソイを狙って、冬でも熱くなりましょう!!

 

 

最後に私のタックルセッティングをご紹介!参考にしていただければ幸いです!

ロッド:アブガルシア・ロックスイーパーNRC-672MH+MGS

リール:アブガルシア・Revo  ALC  IB7

ライン:DUEL・アーマードF+Pro1号

リーダー:DUEL・パワーリーダーFC 20Lb

ルアー:バークレー・パワーホッグ4inch or マックスセント・キングテール

釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」