アジングに関して、ちょっと刺激的なトピックを1つ。
アジングで使う人も多いエステル系ラインは、その性質上、フロロカーボンのショックリーダーの使用が常識(メーカーも推奨しています)ですよね。
ところが、それが不要になるかも…というお話です。
先日、超ライトゲームフェチとして知られる藤原真一郎氏のアジングロケに行ってきたのですが、藤原氏はジグヘッド単体のアジングをする際にエステル系ラインを使っているにも関わらず、こともあろうにフロロリーダーを組まずに、いきなりジグヘッド(キャロヘッド)を直結したのです!
藤原真一郎氏といえば、がまかつラグセ・プロスタッフ、アルカジックジャパン・ブランドビルダー、サンライン・フィールドテスター、オフィスZPI・プロスタッフとして、ライトゲームロッド「ラグゼ宵姫EX」シリーズや、超釣れ釣れ特殊フロート「シャローフリーク」、ライトゲーム用PEラインの超定番「スモールゲームPE-HG」、またライトゲーム用ハンドル「シーファンネル」など、数々の秀逸アイテムの開発に関わっている超理論派ライトゲーマーだけに、まさか「ウッカリ忘れてた…」とかではゼッタイないはず!
2度見、3度見し、やはり直結であることを確認して、聞いてみたところ……
「え? あ、直結ですよ。僕がジグ単の時に使うエステル系ライン『鯵の糸エステル』の0.25号以上(この時は0.25号を使用)なら直結で使えていますね。」
やっぱり!
で、さらにいろいろと突っ込んでみたところ、深い返答が返ってきました。
「『鯵の糸エステル』はかなりしなやかなうえ、強度もかなりのものなので、それなら直結してみては……と試してみたところ、25cmクラスなら問題なく使えました。で、それからいろいろ試していますが、フツウのアジング(20cm前後がそこそこ釣れる)程度なら問題ないと思います。もちろん25cm以上が連発とか尺クラスがとなると直結では怖いですがね(笑)。」
「直結だとリーダーを組む動作がなくなる分、当然ラクなのですが、それ以上にアジングがさらにお手軽になった気がしますね。」
「注意としては、ラインチェックは頻繁にしてもらった方がいいですし、あとラインを持ってアジをブラ下げたり、抜き上げたりは極力控えた方がいいですね。」
とのことです。
記者的には、コレってアジングがめちゃくちゃラクになる、わりと革命的なことだとか思ってるんですけどね。
ただし、メーカーサイドとしては、あくまでリーダーの使用を推奨しています。
■ご注意
※伸びの少ないラインの特性上、アワセ切れなどのラインブレイクを防ぐため、ご使用前にドラグ調整とショックリーダーの使用を推奨します。
出典:サンライン
とのことですので、あくまで自己責任で直結のメリット(デメリット)をお確かめくださいませ。