アフタースポーン個体に効くスペシャルリグ公開!【水野浩聡のワンモアフィッシュ】
こんにちは‼︎ 水野 浩聡です! 寒がりの水野も、いよいよ今年初めて Tシャツ1枚 で日中の釣りデビューを果たしました(笑)。
それくらい、日中の最高気温はグングン上がり、夏日になる日もあるなど、この時期らしい素晴らしい天候が続いています。
水中のバスの季節感は、やはり ミッドからポストスポーン(産卵直後や半プリ状態) の場所が圧倒的に多く、このコラムでもこの春、お伝えしているフリックシェイクの釣りや、ドリフトフライ・エラストマーのホバスト などで僕自身も連日釣果を出せています。
しかしながら、季節の進行が早いフィールドであればあるほど、今後は アフタースポーンのバス をメインターゲットとしてプランを練っていく必要があり、特に平野部の浅いフィールドではすでにその傾向になってきつつあるところもあります。
アフタースポーン対応のフリックシェイク活用!
ノーシンカーワッキーセッティング
さて、春の定番ということで、これまでも フリックシェイクを使った釣り を紹介してきましたが、今回ご紹介するのは、お馴染みの ジグヘッドワッキー ではなく、アフタースポーンのバス狙いを視野に入れた ノーシンカーワッキーセッティングです。

最近は、半プリやポストのバスもいたりするので、様子見しつつ、ノーシンカーワッキーの【フリックシェイク】も頻繁に投入してます👍 軽くて移動距離の抑えたモノを、しっかりと見せて食わすことが求められるので、【フリックシェイク】は3.8インチを使用してますが、ちょうどInstagramで開催中の「みんなのフリック牧場2025」フォトコンテストの賞品にもなっている”牧場シークレット”というカラーサンプルがあり、それを投入して一撃⚡️😊 しかし、このバス長かったけど、一体何センチあったんやろう🤔測れば良かったな🤔
そもそも、アフターのバスは、水温が上がる日中はスポーニングエリア付近のシェードやカバー、縦ストなどに浮く傾向が強く、それでいて産卵で体力を使ってしまっているがゆえに、あまり速く動いたり、大きく強く動くモノを嫌うことも多いです。
チマチマと食べやすいものを食べつつ、少しずつ体力を回復させる感じなので、そのバスの目線をゆっくり・弱く・食べやすいモノで誘うと口を使ってくれやすい。これがアフターのセオリーです。
アフターのバスを狙う上で重要な要素「遅くて、弱い」
この令和のご時世、いろんな情報がSNSで散見されますが、やはりこのような シーズナルパターン やその時々の セオリー というのは、いつになってもベースは変わらず、自分の釣りの基本的な組み立ての根幹であることに変わりはありません。
中でも、この時期多用する フリックシェイク(オリジナルモデル) は、その比重がスペシャルで、ノーシンカーワッキー状態では、かなりゆっくり落としていくことが可能。フォール中も動きすぎない程度に、自発的に勝手にアクションしてくれます。
「遅くて、弱い」という、このアフターのバスを狙う上で重要な要素を、すでにこの時点で満たしているんですね。
ストレートワーム自体は世の中にたくさんあり、重いモノ、張りのあるモノ、大きく動くモノなど、その個性はさまざま。
そんな中でこのフリックシェイクは、春先のジグヘッドワッキー同様に、このアフターのタイミングでは より軽いリグと合わせる ことによって、さらに釣果を上げていくことが可能です。
アフターのバスは水温が上がると活性UP&浮きやすくなる
ちなみに、アフターのバスは 水温がグッと上がる日はかなり食わせやすく、先述したように“浮く”傾向になります。
ただし、冷えが来たり、連日の雨などで水温上昇が見込めない日はなかなか浮かず、あまり活発にエサを食わない印象で、難しく感じることも多いです。
なので、水温が上昇する晴天日 に当たったら、フリックシェイクをより軽くしていきましょう‼
冷えが来た時の対処法については、また後日、紹介させてもらいますね。
“浮いている見えバス”には水面勝負もアリ!
今週もすでに何度かありましたが、“浮いている見えバス”に対して、近くのカバーを使ってラインを持たせ、水面で一点で誘う 「ちょうちん釣り」 でも何発かキャッチでき、ド派手に水面を割ってくれました。
水温がMAXで上がり切る晴天日の夕方 などは、見えバスへのアプローチとして水面を使うのも大いにアリですし、ルアーを見切られにくいアプローチなので、むしろ落とすよりも効果的 だと感じることも多いです。
晴れたら、とにかく 浅いレンジで軽いモノ を心がけて、アフター攻略していきましょう‼
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