【池内修次の毎日イカ曜日♪】イージーQキャスト喰わせスローという限界ギリギリのスローフォールなパタパタエギ。だからこそ可能な攻め方がある!
皆さん、こんにちは〜!デュエルの池内修次です。
今週も、アオリイカ情報はもちろんのこと、デュエル&ヨーヅリの最新情報をお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いします!
さて、今週のイカ曜日は…

池内 修次 (Shuji Ikeuchi) プロフィール
産卵を意識したモンスターに!
先週「ez-Q マグネットTG(マグパタ)」を紹介させていただきましたが、今週はいよいよシャローエリアに入ってくる産卵を意識したモンスターアオリイカを狙うときにもってこいのエギ「ez-Q キャスト喰わせスロー3.5号」をどのようなシチュエーションで使うのかをお伝えしたいと思います!
ez-Q キャスト喰わせスロー3.5号
まず、ez-Q キャスト喰わせスローですが、1m沈むのに6秒とノーマルのパタパタのおよそ2倍のスローシンキングをする設定にしています。
サイズ | 重量 | 沈下速度 | 価格 |
---|---|---|---|
3.5号 | 15.5g | 約6.0 s/m | オープン価格 |
これ以上スローにシンキングする設定にすると、1番の特徴であるパタパタフットが動かなくなり、水中で微波動を起こしてくれなくなります。要するに、パタパタでできる限界レベルのスローフォールってことになります。
さらにスローにアングラー側で操作も可能
ですが、釣り人が意図的にできるテンションフォールなどでコントロールする楽しさもあるんです。
フリーフォールでは6秒ですが、テンションを少しだけ掛けてあげれば8秒でも10秒でもアングラーが操作できます。
ほぼサスペンド状態を作れるってことですね!
軽く2〜3回シャクッた後に違和感を与えない程度にテンションを掛けてあげると、サスペンド状態を作れて喰わせの間合いをコチラから作ってあげられます。
その瞬間にラインにアタリがあったり、テンションが軽く掛かっている状態なので「コツンッ!」とアタリが出るはずです。
この方法は、これからの時期である藻場で活躍する方法でもありますので、ぜひ覚えておいてほしい方法です。
あとは、その藻場でスローシンキングを利用して、見えイカのいる藻に、そっとエギを置いておく釣りにも活躍します。
私は、こちらから攻めてエギに興味を示しアタックしてくるイカを釣るのが大好きなので、こうした釣りは基本的にしませんが、一つの作戦だと思って覚えておくのも良いでしょう!
その藻場に置いておいたエギを、イカが戻ってきた時に本当に微妙に「ピョコピョコ…」とティップだけで動かします。
要するに「ここにエギあるよ!」的に動かすだけで、そのエギを見つけたイカは排除しようと攻撃してくることが、産卵時期の藻場ではあります。それを利用した釣り方になります。
軽い流れならドリフトも
その他に、このスロー系エギは少し流れがあるポイントで、キャスト後に流して流してヨレのある所まで送り込んでから使う方法もあります。
キツい流れでは、ただただ流されていくだけで難しいのですが、軽く流れる程度のポイントでは、ドリフトしてエギがヨレに入り出したところからがポイントになります。
その時は、ボトムを意識せず中層での勝負。二、三回のアクション後ゼロテンションでラインにアタリが出るのを集中して捉えましょう。
スローだから可能なアプローチがある
スローシンキングタイプだからできる釣り方というものがあり、その長所を生かして釣りをすればきっと納得のいくモンスターを釣り上げることができると思いますよ!
スローだから「浅い水深しか使えない」ということではありません。「スローだからこそできる釣りがある」と意識して、ぜひ長所を活かして攻めてみてくださいね。
来週は、そんなパタパタスローよりさらに2秒スローシンキングなエギ「ez-Q ダートマスターSS 3.5号」を紹介します。
ではまた来週の毎日がイカ曜日をお楽しみに〜!
