春の新利根川攻略に欠かせないスピニングロッド
皆様こんにちは!千田隆喜(せんだ たかき)です!
今回は前回のベイトロッド編に続いて春の新利根川攻略に欠かせないスピニングロッドを3機種+αをご紹介したいと思います。
シャローでのスピニングのメリット

全ての岸沿いが釣れそうに見える新利根川ではベイトロッドを使って手返し良くが鉄則ですが、ココぞというスポットにはスピニングロッドでアプローチするべし!
基本的にはベイトロッドの方が手返し良く、キャスト精度も高く、近年はリールやラインの進化で軽量ルアーを難なく扱えるようになってきているので、ベイトロッドオンリーで釣りをされる方も多くいらっしゃいます。
ですが、スピニングロッドならではの利点もあるので、それらも交えて解説させていただければと思います。
まず、シャローエリアでのスピニングロッド最大のメリットはバックラッシュしない(しにくい)ことと、安定した飛距離。それに尽きると思います。
水深が深い場所でルアーをフォールさせるとスピニングの方がフリーに(真っすぐ)フォールさせれるメリットもありますが、シャローエリアではあまり恩恵はないと思います。
そのため、ごちゃついたカバー周りへのパワーフィネス的な使い方が新利根川での主なスピニングロッドの使い方がメインとなります。
fenwickのオススメロッド
では具体的に、新利根川攻略におけるfenwickオススメ機種をいくつかご紹介したいと思います。
主にカバーネコなどでライトなカバー周りを撃っていくのに適したロッドになります(張り出した葦や杭など)。操作性の良い長さで繊細にアクションを付けて誘う事ができる1本です。沖に沈んでるカバーなどを狙うのにもオススメ!
全長 | パワー | 標準自重 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’4″(193cm) | ライト | 92g | 1.8-7g | 3-6lb | F | 1PC |
主にスモラバなどで濃い目のカバー周りを撃っていくのに適したロッドになります(ツルノゲイトウやバラ系カバーなど)。操作性は64SLP+Jよりは悪くなってしまいますが、パワーがあるのでカバーの濃さで使い分けてもらえれば良いかと思います。
全長 | パワー | 標準自重 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’10″(208cm) | ミディアム | 103g | 1.8-10.5g | 4-12lb | MF | 1PC |
上記2機種があれば、新利根川のカバー周りは問題なく攻略できるかと思います。
リンクスではなくエイシスシリーズの理由は新利根川のバスのアベレージサイズとカバーの濃さを考慮すると、パワーよりも操作性を重視した方が釣果に繋がる感じているからです。
そしてもう1機種、LINKSからはLINKS-SF65SLJを。
2025年新機種のコチラのロッドは汎用性の高い機種になるので、カバー周り以外の釣りに幅広く対応できる1本になります。シャッドを巻いたり、ステルスペッパー70、サイコロラバー、野良ネズミなどが新利根川だと出番があるかと思います。
全長 | パワー | 標準自重 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’5″(196cm) | ライト | 105g | 1/20~3/16oz | 2-5lb | F | 1PC |
シャッドやステルスペッパー70の優先度を上げたい方はLINKS-FM64SLJ”Fast Moving Special”。野良ネズミの優先度を上げたい方は【LINKS-CT60SULP+J”Critter Stick”】にするのもアリかと思います。
カバーを撃つだけでは通用しにくい今だからこそ
カバーを撃つだけでは釣りにくくなってきている、近年のシャローゲームですが、スピニングロッドなどでより丁寧にアプローチすることで、まだまだバイトを得る事はできますので、適材適所で使い分けてバスフィッシングを楽しんでいただければと思います!
ラストに私のタックル例を記載しておきますので、参考にしていただければと思います。
それでは、また次週お会いしましょう!
ロッド:エイシス ACES64SLP+J
リール:コンプレックス25OOHG
ライン:アブソルートPE 0.8号
リーダー:アブソルートショックリーダー 8lb~12lb
ロッド:エイシス ACES610SMP+J
リール:ヴァンフォードⅭ3000XG
ライン:バリバス バスPE1.5号
リーダー:アブソルートショックリーダー12lb~16lb
ロッド:LINKS-SF65SLJ
リール:コンプレックス2500HGS
ライン:アブソルートAAA 4lb or アブソルートPE0.6号
リーダー:アブソルートショックリーダー 4lb~8lb※PEライン使用時のみ