今が旬！メバルプラッギングとトラウトゲーム実釣現場レポート【トモ清水のガッ釣りソルト】

2025年03月09日連載：トモ清水「ガッ釣りソルト」

寄稿：トモ清水

WEB連載「トモ清水のガッ釣りソルト」
第238回
今が旬！メバルプラッギングとトラウトゲーム実釣現場レポート

トモ清水（Shimizu Tomo）プロフィール

20年以上ロッド開発者として釣り具業界に携わるスーパーマルチアングラー。ロッド開発を手掛けたブランドは、国内、海外、自社、OEM問わず、20社にも及ぶ。現場主義、実績主義をモットーに全国各地、世界各地、釣りに飛び回るガッつり系。常に自然と魚をリスペクトし、次世代の楽しいものづくりに挑戦し続け、世界トップクラスのロッド開発者を目指す。1977年９月生まれ。本名は清水智一（しみず・ともかず）

こんにちは！　トモ清水です。
現在、天候が寒暖を繰り返し、本格的な春の到来を感じる季節。いよいよ2025年の釣りシーズンが始まるかと、タックルの整理、NEWタックルの投入、釣りの計画を立てるのに楽しいタイミング。

今年購入した完全保存版　釣りキチ三平　大解剖
矢口高雄の世界観に浸って、来るべき今年の釣りシーズンに思いを馳せています♪

出典：三栄公式ウェブ

1月と2月は釣り業界的に忙しい!?

わたくしトモ清水はというと、今年に入って目が回る忙しさ（汗）。いや入っても、か（苦笑）!?　珍しく最近は3週間も釣りしてない！
ジャングルを冒険するかのような、もはや困難を楽しむ心境地ww

いやぁ楽しくなってきましたね！！
むしろ自分的にはこういう状況を望んでいるのでしょうね〜！
自分の知らないこと＝楽しい

～今年入ってからのタスク～

○新製品開発
○法人成りに関する各申請手続き
○各OEM社との打合せ
○東レ本社とのマル秘打合せ
○検品、梱包、出荷作業
○出張準備（国内、海外）
○輸出入ビジネスに関する手続き
○スタジオ収録
○原稿作成
○子供、仕事部屋改装

などなど、挙げれば切りが無いほど。

加えて花粉症発症と風邪？のダブルパンチ。死にそうなくらい忙しい時は、かえって人に支えられて生きてるって凄い実感出来て幸せ(^^♪
自然と感謝の気持ちが出てくる、というか。

忙しいことは有難い事です。
皆さまの支えがあって、新しいことへのチャレンジは継続出来ます♪

一人で見る夢は、それは夢にしか過ぎない。
しかし、みんなで見る夢は現実となる。
「エドゥアルド・ガレアーノ」1940〜ウルグアイの偉人の言葉より

みなさんと一緒に夢をみて、新たな夢を共に実現していきましょう。

３週間ぶりりの釣りは愛しのメバリングへ．．．

さて、そんな忙しい中、3週間ぶりに釣り♪
大好きなメバルさまに会いに。
あと春を感じに三浦へ！
プラグを遠投し、広範囲にチェックしていく、このスタイルで挑みました。
すると…途中からマイクロイワシがドシャローに！

マッチザベイトでミノーで価値ある一尾を噛みしめながら楽しませてもらいました✨
いよいよ釣りシーズン開幕ですね！

メバルの基本は、投げてゆっくり巻くだけ。
バイトの出るレンジを探っていきましょう。
応用として、プラグのリフト＆フォールもかなり効果的なので、試してみてはいかがでしょうか。
メバルのライズがあれば、もちろんトップで狙うのが最高にエキサイティング。

なお、メバルはキープした分だけ居なくなる貴重な魚です。
一匹の価値を高め、不必要にキープしないように心がけましょう。

というわけで、この日は全てリリース。リリースする時は、何とも言えない心地よさがありますよね。あれは脳科学的にセロトニンという幸せホルモンが分泌されています。よってリリースすることで、心の健康的にも良いことが分かっています。

メバリング、トモ清水使用タックル

ロッド：スピニングロッド6ft7inch
リール：ZENON 1000S
ライン：プロトライン0.3号（バークレイ）＋リーダーフロロ5Lb.
ルアー：小型ミノーなど

３月幕開け！芦ノ湖解禁、各地でも渓流解禁

ここ２年ほど連続で3月1日の芦ノ湖の特別解禁釣大会に参加しているのですが、今年も芦ノ湖に行ってきました！
しかし今年はなんと特別解禁釣大会は中止…、通常の解禁とのこと。
大会用の放流が無くなったという事で、どういう影響があるのか？　気になる中、現地へ！
現地に到着！　待ちに待った2025 芦ノ湖解禁！　各地で渓流もいよいよ解禁ですね！

というわけで、まずはいつも通り、ウェーダースタイルでシャロー狙い。
朝イチは渋いと予想していたのとは裏腹にプチ入れ食い✨
釣れるじゃん！笑

朝イチ、ヒレピンのニジマス様ゲット！

まぁその後いつも通り、アタリは遠のきコーヒータイムの休憩。
沖のボート組も釣れている様子なし。

今年は放流狙いよりネイティブ化したトラウト狙いの方が夢はあると思います。

なお、特別解禁の時は¥7,000でしたが、今回は通常解禁なので¥1,800。
かなりリーズナブルなのでボートも予約で一杯でした。

フタを開ければ、ここ最近の中では一番釣人が多いのでは。
土日が重なったのと、気温が一気に上がったのも要因だと思います。

以上、取り急ぎ現場からのレポートでした〜！
釣果も大事だけど、芦ノ湖の環境と春を感じに行くだけでも価値ありますよ。

さぁ芯から冷えたので温泉行こっと♨️

今回はかなり良い泉質の温泉を発見しましたよ♪大涌谷のすぐ近くです。

解禁初日は、10時くらいになると日が昇って、かなり気温が上昇。
そのタイミングで、ウェーダーで立ちこんでいるフライマンの方が、大型魚スーパーレインボーをちょうどGETされていましたよ！

「こんな大きなサイズ、初めて♪」　一緒に祝って喜びを分かちあいました♪

その後、ウォーキングがてら各ポイントを見回り、やはり今年は特別解禁用に大量の放流を行っていないため、釣果は渋め。しかし漁協組合の努力によって一定の放流は大型サイズも含め行っていますので、ほどよく釣れていました。

湖トラウト、トモ清水使用タックル

ロッド：スピニングロッド6ft7inch、7ft台プロトロッド
リール：ZENON 1000S、2500SH
ライン：プロトライン0.4号（バークレイ）＋リーダーフロロ5Lb、スーパーファイヤーライン・ナノフィル0.7号＋リーダーフロロ7Lb
ルアー：スプーン3.5～14g、ミノー7cm前後など