サタン島田の池原伝説。第一章 その参
1999年、世紀末とも言われたこの年。
ブラックバスのランカー(当時は50UPが自慢のクラスでその総称)は中々釣れないサイズ。50UPを釣らないとスタート地点にも立てない…それが池原ダム。
夢のロクマルモンスターに少しでも近寄りたい気持ちは今思うと、初恋の女性に少しでも近い場所に居たい! そんな気持ちにも似た想いだったと思う。当時マイボートはカートップで、阪神高速道路に乗り、西名阪道で柏原を下車! そして、4回曲がれば池原の湖面が見えた(笑)。山道のカーブは勿論やけど、道路の凹んだ所まで覚える程通い詰めた。ランカーサイズのバスを釣る事もあったけど、前回の記事でお話した、女の子が釣り上げたクラスのバスは、見ることすら出来なかったんですわ。

サタン島田(島田一也)(Satan Shimada (Kazuya Shimada)) プロフィール
伝説級のデカバスが集うあの桟橋…Y企画開業
そんなこんなで、数年後1998年…白川筋に伝説級のデカバスが数々持ち込まれるようになった桟橋「Y企画」ができるんですよねぇ。
そこで初のロクマルが何と、俺の釣り上げた“67cm5.9kg”の超モンスターやったんですわぁ。勿論、自身初のロクマルがこの時の魚で、当時の記事は、新聞時代のルアーニュースに投稿させてもらいました。Y企画の初代社長も俺も若いですわ〜(笑)。
このバスは風に流されながらのドラッキングで「デコイ」の「マジックショット」(1/8oz)(ジグヘッド)に「ゲーリーヤマモト」の“6″ジャンボグラブ”(スモーク)をセットしたものでヒット…釣ったバスではなく釣れたバス(汗)。最初のアタリは“コンッコン”って「小バス?」って思うような感覚だったことを覚えている。
このバスをキャッチする前に、良いサイズを掛けて立木に巻かれてフックアウトしていた事もあり、3回ほどオオアワセしてやりましたよ(笑)。バスもビックリした事でしょうね! 大きなバスやとは思ってはいましたけど、舐めていた俺を愕然とさせる怪獣が上がって来た時に! 正直「コレ噛みつかれたら血出るな!?」とも思わせる程の巨大なバスで、見たこともないような大きな口をしていましたからね。
勇気を振り絞って、眼をつむる勢いでハンドランディング。記事を改めて見返すと「ネットを使って」…なんてカッコをつけていましたけど…嘘ですな!(笑)。
釣り上げてライブウェルに入れて放心状態だったと思います。
この後「Y企画」の周辺に居た伊地知さん(マルキンという池原Y企画バス釣り同好会を作る永年の友となる人)に見せたら! 超ビックリしてはったのは、一生忘れない思い出! 名誉なことにY企画初のロクマルと自身初のロクマルのダブル祝賀! たまたま雑誌の取材で居合わせた憧れの“下野正希”プロに現認してもらう最高な1日に。
この怪獣との出逢いが、更なる池原ジャンキーになるキッカケとなったのは言うまでもない。そして池原伝説の中核となる
「SS SECRET BASE サタン島田の秘密基地」詳細情報
住所:兵庫県 宝塚市安倉南4丁目37番21号
道順:バス停宝塚市安倉団地/阪急バスから徒歩1分
最寄り駅:バス停宝塚市安倉団地
電話番号:0797-63-5115
FAX:0797-63-5117
設備・サービス:駐車場:有
営業時間:13時〜20時
定休日:火曜日
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