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世界最軽量クラスのベイトロッド「59ディアスロー」の限定・希少プレミアロッド「紫翠(シスイ)」と「翠嵐(スイラン)」の販売決定【公式WEBショップにて2025年2月15日20時から注文受付開始】

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新製品総力特集2025

こんにちは、G-TEC(ジーテック)のトモ清水です!

G-TECではメーカー設立前から、私自身が「三つの矢」と呼んでいる3つのプロジェクトを進めています。

第一の矢は、既にリリースされ今なお新モデルの開発を進めているクロスセンシティブシリーズ。
そして、次なるプロジェクトである第二の矢を進めていたのですが、実は同時に進めていた「第三の矢」の開発がトントン拍子で進み、本来は先に放つハズの第二の矢より先に、第三の矢が放たれることとなったんです。

その「第三の矢」プロジェクトですが、私が「金沢ロッド」と呼んでいるプロジェクトです。
そんな「金沢ロッド」の第1弾のプロダクトのリリースが決まったので、今回は、それがどんなロッドなのか? またリリース日などをお知らせさせていただきます。

 

クロスセンシティブXSC-59ST-Pro ディアスロー
限定プレミアロッド「紫翠(シスイ)」と「翠嵐(スイラン)」

2025年2月15日(土)20時~
G-TECオフィシャルオンラインストアにて注文受付開始
各50本限定(再販はございません)

今回リリースするのが限定プレミアロッド「紫翠」と「翠嵐」。
この2本は、G-TEC第1弾ベイトロッドとして登場している世界最軽量クラスロッド「クロスセンシティブ、XSC-59ST-Pro ディアスロー」をさらにチューンし、ラグジュアリーテイストに仕上げた作品。
一度きりの販売で、二度と同じ製品は製造されない各50本限定の希少モデルです。

2025年2月15日20時から、各50本と少量ですがG-TECオフィシャルオンラインストアで販売させていただきます。
※再販はございませんので予めご了承ください。

クロスセンシティブXSC-59ST-Pro The “DEAR SLOW”
限定モデル【翠嵐】スイラン・製品(購入)ページはこちら

クロスセンシティブXSC-59ST-Pro The “DEAR SLOW” 限定モデル
【紫翠】シスイ・製品(購入)ページはこちら

G-TECのオンラインストアはこちら
https://gtec.ocnk.net/

「最先端技術の結晶と日本の伝統工芸の融合」

この2本のコンセプトはズバリ!
「最先端技術の結晶と日本の伝統工芸の融合」
和洋折衷、最新のテクノロジーと伝統工芸品を融合させたロッドです!

G-TEC第三の矢「金沢ロッド」
モダン(TEC)×伝統(Japonism)
真の日本の力を解き放つ

加賀百万石の祖、前田利家は当時には珍しく西洋の文化を積極的に取り入れ、和洋折衷の家風があったと聞いています。
後世に残すべきところと、イノベーションし未来へと進むべきところ。そのバランス、センスを、G-TECは大切にしています。

和洋折衷の金沢ロッド
特別仕様「紫翠(シスイ)」と「翠嵐(スイラン)」のモデル名に込めた意味

まず、通称「金沢ロッド」と呼んでいる理由ですが…。

石川県には輪島塗り、加賀友禅、加賀金箔、九谷焼きなどをはじめとした、日本屈指の伝統工芸の文化が栄えてきました。その中の一つ、今回は本物の加賀友禅を竿袋に融合させたことで、そのような呼び方をしています。

「紫翠」シスイ

「紫翠」(シスイ)とは、聖徳太子が制定した「冠位十二階」では、最高位に紫が使われていました。その格式高い紫と、自然の美しいみどりの色「翠」をイメージし、アジングやメバルなど主にソルトでの使用をイメージしてネーミングしました。

日本国を知るため、聖徳太子を少しでも知るために、奈良の法隆寺への旅も…。

「翠嵐」スイラン

一方、「翠嵐」(スイラン)は、紫翠と同じ翠を使っており、同じ「翠」でも、山の奥深いみどりや、カワセミの羽、カラスアゲハの羽のような美しい青緑色をイメージし、「嵐」は四季折々の風景を楽しめ、煌びやかな京の嵐山をイメージしています。渓流や湖、エリアトラウトのフィールドでの使用をイメージしてネーミングしました。

ロッドの心臓部であるブランクスは、G-TEC第一弾となるXSC-59ST-Proディアスローのブランクスを流用。東レ最先端素材M40Xをプランクスの70%に採用し、残りT1100G、4軸カーボン、55t超高弾性ナノアロイカーボンを、G-TEC独自のマグナス製法技術で作り上げた、まさに追随を許さない、現在考え得る最高の領域に達しているブランクスとなっています。

もはや芸術の領域へ

MAGNUS(マグナス)製法についての詳細ページはこちら

 

このモデルを開発したキッカケとは?

2022年のG-TEC立ち上げ当時から第三の矢として放つ計画があった、今回の通称「金沢ロッド」。
本来であれば、2027年以降、今から2~3年後のリリースを見据えた開発計画でした。

ところが、加賀友禅の工房が見つかってトントン拍子に話が進み、さらに能登の震災があって、今すぐ釣り人として何か出来る事はないか? と自問自答する中で、地元・石川県の素晴らしさを多くの人に知ってもらおう。
そしてその地元の伝統工芸を使ったプロダクトをリリースし、いち早く、その売上の一部を能登のために寄付しようと。
それでも時間が掛かるため、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、プロトタイプのロッドをチャリティーオークションという形で、その売上の全ての金額を赤十字社を通して寄付させて頂きました。

微力ではございますが、誰かのため、というより何かしないと落ち着かない、という1つの焦りもありましたので、当初の計画より早まった、という経緯になります。

最初は漠然とした構想のなかで、手始めに実家の石川県に帰省した時に、まずは加賀友禅の工房を訪れて、お話を聞くことと、加賀友禅たるものは何たるかを知ることから始めようと。

それを知るには直接、職人さんにお話を聞くのが一番と思い、グーグルマップで加賀友禅と検索し、なんと実家から車で約15分と近くに工房があったんです。

早速、すぐに電話をし、先方が忙しい中で夕方にアポを取ることが出来ました。それが2023年の秋。

金沢市御所町にある加賀友禅「工房久恒」さんを訪問し、ご主人に加賀友禅の事について色々質問させて頂きました。
加賀友禅は、加賀百万石の武家文化のなかで培われてきたということで、工房の職人でもあるご主人が、家の奥から本物の日本刀を見せて頂きました(刀は所持するための届け出が必要)。

そこでなんと、その日本刀と59ディアスローの長さがぴったり同じで、その刀を仕舞う刀袋に一目で惚れ、「これだ!」と。

そこからはご主人と意気投合し、日本で初めてとなるのではないでしょうか? 刀袋の白鞘袋の裏に加賀友禅を施そう、ということに。

これもまた偶然で、アポを取って工房に向かう道中、地元のTVで「裏勝り」という江戸中期に流行った、着物の裏地におしゃれに凝る江戸の粋な文化が取り上げられていました。

これこそ日本人が持つ、お洒落の感覚、粋だ、ということで、その熱い思いもご主人である久恒さんに届いたのか、快く、その時のわがままな私の依頼を快諾して頂けました。
そうやってこの第三の矢のプロジェクトは、思っていた以上に進んだのです。

地元である石川県をもっと知ってもらいたい
故郷の能登の復興に何か役に立ちたい

微力ですが、それでも釣人の想いと自分の故郷である能登を、地域の暮らしと釣り文化を少しでも繋がることが出来たら嬉しい、という想いでものづくりしています。

この企画の続きとして、今度は輪島塗りをリールシートやグリップなどに施した釣竿や、金箔や九谷焼きを釣竿に採用出来たら面白いな、って考えています。まずは地元の石川県から。

日本全国47都道府県全て釣り旅をしましたし、これからもさらに地方の素晴らしい文化や地方ならではの釣りを探しに旅を続けます。その中で石川県以外の伝統工芸を、将来的に釣竿に取り入れられたら素敵だなと。

着物に加賀友禅を施す全く同じ工程が、竿袋にも施されています

竿袋に施される工程は、着物に加賀友禅を施す全く同じ工程。

小下図→図案→仮絵羽→下絵→糊置→地入れ→彩色→下蒸し→中埋め→地染め→本蒸し→水元→本仕立て

この10以上の加賀友禅の工程を経て、最後に白鞘袋にアパレル専門の方が自ら裁縫してくれて竿袋は完成します。

納期も計画よりも随分遅れましたが、それだけ職人さん達が一つ一つ丁寧に、私が依頼した作品を職人さんの手で作られていることを再確認。

白鞘袋(竿袋)に加賀友禅を採用するのは、お互い初めての試みなので、ご主人も想定以上に時間が掛かり苦労したとのこと。

また手描きなので、同じもの一つないそうで、そのボカし具合、色見の違いが個性となって加賀友禅をより一層、魅力的なものになるそうです。

自分は本物にこだわりたく、プリントのなんちゃって加賀友禅ではなく、着物と同じ手作業の工程で依頼させて頂いたのですが、今はそのわがままな自分が相手に対しホント申し訳ない気持ち。

自分も妥協が嫌いな職人気質なので、職人さんの苦労を想像すると申し訳ない気持ちでいっぱい。
だからこういった形で、同じ価値観に共有しご購入してくださる方に感謝しつつ、この私達の想い、魂はちゃんと伝えなければと切に感じます。

竿袋は刀袋と全く同じ!?

「鞘袋」(さやぶくろ:刀袋)とは、鞘に収めた刀剣・日本刀の全体を包む袋のこと。上質な布を素材として、日本刀を雨水、湿気、汚損などから守る役目を持っています。

SAMURAI spirits
武士の魂「日本刀」
釣人の魂「釣竿」

紫翠、翠嵐、限定モデルの竿袋を日本刀と全く同じ白鞘袋を採用。
偶然にも標準的な日本刀とディアスローの仕舞寸法も全く同じ。

XSC-59ST-Pro The”Dear Slow” 【紫翠】【翠嵐】

鞘袋にはもう一つ派手な拵袋がありますが、表面に印刷や刺繍など装飾が全くない地味さが逆に品位を感じさせる白鞘袋。

白鞘袋の見た目の大きな特徴としては、紐が異常に長いということ。

それは長い紐で刀をしっかりと保存するための儀式だと、個人的に感じています。よって釣人にとっての大切な釣竿を、鞘袋の作法である独自の結び方で気持ちを込めて収納し、道具に感謝することで一生通じて長く使える価値ある道具となるものだ、と承知しています。

特別限定モデル【紫翠】【翠嵐】の竿袋

日本刀と全く同じ仕様の白鞘袋を採用。
さらに裏生地には本物の絹100%、加賀友禅が職人の手によって一つ一つ描かれています。
その証に金沢市御所町にある加賀友禅の工房「久恒」の落款印も描かれています。

全て日本製。加賀友禅が施された絹生地を白鞘袋に、これまたアパレルのスペシャリストの日本人が一枚一枚、丁寧に時間を掛けてね裁縫しています。

それ故に想像を超える手間暇をかけて作られています。

より身近に、そして直に日本が誇る伝統工芸に触れてみてください。あなたの大切な竿を長く大切に仕舞うことができます。

何者にも屈しない強い意志と、穢れることのない心とを併せ持つ
極めて純粋な想いを根源とした、自己犠牲的精神、侍魂を取り戻す
Soul of the “Samurai”

ガイドはTORZITEチューン

特別限定モデルの紫翠、翠嵐のガイドはトルザイトリング仕様で、さらに軽く高感度に。
トップガイドは糸鳴り防止のためSiCリング仕様。
マグナスブランクスを100%引き出す、これ以上ないガイドセッティングとなっています。

さらに大切なロッドを守る専用ロッドケース付属

特別仕様限定モデルの紫翠と翠嵐には、大切に長く使用するための、専用カーボンケースが付属しています。
G-TECらしくカーボン100%とアルミメタルパーツだけで構成された半永久仕様の限定カーボンロッドケース。

同じ長さの従来のセミハードケースと比べると、約半分の自重約250gを実現。持ったそばから、その軽さに驚くはず。

使えば使うほど、傷が増え味が出てくるカーボン製のロッドケース。しかし中身のロッド本体は外部の衝撃、傷などからしっかりとプロテクトしてくれます。

この専用ケースに入れて、あなたは何処へ行く?
海外?渓流?それとも身近なマイポイント?

クロスセンシティブXSC-59ST-Pro ディアスロー
限定プレミアロッド「紫翠(シスイ)」と「翠嵐(スイラン)」

2025年2月15日(土)20時~
G-TECオフィシャルオンラインストアにて注文受付開始
各50本限定(再販はございません)

G-TEC第1弾ベイトロッドとして登場している世界最軽量クラスロッド「クロスセンシティブ、XSC-59ST-Pro ディアスロー」をさらにチューンし、ラグジュアリーテイストに仕上げた限定プレミアロッド「紫翠」と「翠嵐」。
一度切りの販売で、二度と同じ製品は製造されない各50本限定の希少モデルです。

2月15日20時から、各50本と少量ですがG-TECオフィシャルオンラインストアで販売させていただきます。
※再販はございませんので予めご了承ください。

クロスセンシティブXSC-59ST-Pro The “DEAR SLOW”
限定モデル【翠嵐】スイラン・製品(購入)ページはこちら

クロスセンシティブXSC-59ST-Pro The “DEAR SLOW” 限定モデル
【紫翠】シスイ・製品(購入)ページはこちら

G-TECのオンラインストアはこちら
https://gtec.ocnk.net/

 

関連ムービー

NEW完全限定ロッド”紫翠・翠嵐”の新宿スタジオ収録で、釣りビジョンさんにお邪魔してきました。

G-TEC 日本の伝統文化×カーボンテクノロジー【GEAR JUNCTION】【F JUNCTION】

出典:YouTubeチャンネル「 釣りビジョン」

 

インスタ
紫翠、翠嵐の関連ショートムービー

PV

メバリング

アジングのゲストで青物

エリアトラウト

リバートラウト

ボートシーバス

 

この他にも沢山動画アップしています♪

これからも動画をインスタ等でアップしていきますので、是非フォローのほど宜しくお願い致します。

また新製品情報の詳しい情報、開発の過程をリアルタイムでお伝えしていく予定です!

 

最後に...

飽きてすぐにポイ、また新しいのを探す、という消費型の循環ではなく、日本人が本来持つ「物を大切にする精神」を取り戻す時。

相棒のように長く大切に使ってもらう為にも、それは開発する側にも自ずとプレッシャーが掛かります。生半可な物は絶対出したくない。それはまさに日本の職人が持つ気質、本質、別の言い方すれば魂だと思います。

G-TECでは、忘れてはいけない何かを大切にし、常識に捉われない新たなチャレンジを続けていきます。

G-TEC(ジーテック)

G-TEC(ジーテック)は、20数年にわたり複数の大手釣具メーカーでロッドデザイナーとして活躍したトモ清水が2023年に独自に立ち上げたロッドメーカーブランド。 釣りを楽しむ、という釣り本来の本質を追求出来る「ロッドづくり」をコンセプトに様々なジャンルのロッドを輩出中。 ※G-TECとは、Graphite(グラファイト) と Technology(テクノロジー)を合わせた造語の略。
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