ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【9年の時を経て一新】最新素材“トレカM46X”と独自リールシート“OP-02”を纏いモデルチェンジ!オリムピック「25 スーパーカラマレッティー」

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク
新製品総力特集2025

9年の時を経て一新。

上位機種カラマレッティー・プロトタイプを上回るスペックの“スーパーカラマレッティー”。今の時代に相応しい技術・素材を使い、2025年待望のリニューアル。

25 Super Calamaretti(25 スーパーカラマレッティー)【オリムピック】

2025年夏頃登場予定

旗艦モデル。

スーパーカラマレッティー、堂々のリニューアル。

25 スーパーカラマレッティー」。

オリムピックの最新技術を詰め込みブラッシュアップ。どこがどう変わったのか?

オリムピック公式「25 スーパーカラマレッティー」詳細ページはこちら

話題…あの最新素材が遂に

特筆すべき点はメインブランクス。

最高強度を誇る東レの“トレカ®T1100G”と“ナノアロイ技術”を継承しながら、さらに追加となる素材が「24カラマレッティー・プロトタイプ」にも採用されている“トレカM40X”が加わったのと、まだ聞き慣れない素材…“トレカM46X”。

高弾性率を維持しつつ強度がさらに約20%UP!「トレカM46X」

因みに“トレカM40X”は、T1100Gより高弾性な炭素繊維“トレカ®MXシリーズ”の最初の品種。繊維強度と弾性率の両方を極限追求しつつ、従来の炭素繊維と同等の弾性率を保持した状態で、強度を約30%向上させた最新の炭素繊維。

で、聞き慣れない…または話題の素材“トレカM46X”。

東レの公式HPによると、高弾性率を維持しつつ、強度をさらに約20%高められたトレカ® MXシリーズの新たな炭素繊維が“トレカM46X”。構造制御技術を極限まで追求、繊維内部に秘める黒鉛結晶構造を、超微細かつ超高配向にナノレベルで制御されることで、従来同等の弾性率を維持した状態で、強度をさらに高めることに成功。

当然オリムピックのロッドラインナップでも初搭載。

ナノアロイ技術でより極限性能を達成

これら3素材をお馴染み、航空・宇宙、ハイエンドスポーツ用品といった分野で要求される、極限性能を実現する、引張強度と耐衝撃性を両立させた、マトリクス樹脂技術“ナノアロイ技術”によって、新たな強度の世界へ足を踏み入れることに成功。

スーパークワトログラファイトクロスLVを搭載

そして、メイン素材の上には、オリムピック独自“スーパークワトログラファイトクロスLV”を搭載。

こちらの素材は、グラファイトクロスと重量、成型厚み、タテ・ヨコの繊維構成比をそのままに、約10%の軽量化を実現した薄い織物。ネジレや潰れに対する強度と軽量化を両立し、キャストやルアーアクション時でも、疲れにくくなると共に、イカとのファイト中も、相手に主導権を与えず、快適にファイトを楽しめる粘り強さも発揮。

そしてお馴染み“G-MAPS”製法により、曲げやネジレに強い強靭さを秘めつつ、軽量さも確保。圧縮への強さに対し、優れた特性を発揮。

軽さも当然注目すべき点ですが、フラッグシップモデルに相応しい最新素材と技術の使用も目玉と言える要素の1つ。

話題のオリムピック独自リールシートを標準装備

ブランクスの次に注目していただきたい箇所は“リールシート”。オリムピック独自の最新オリジナルカーボンリールシート“OP-02”が標準装備されています。

OP-02

熱可塑性カーボン“トレカ®短繊維強化ナイロン樹脂PA610”の採用で、軽量化、剛性、感度に優れ、さらにカーボン30%含有によって、高強度&高弾性などの特長を秘めています。また、PA610ポリマーのうち、60%が植物由来のため、持続可能な開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)に配慮された材質でもあります。

ワンフィンガーからフォーフィンガーまで、全ての握り方に高次元で対応可能な、自由度の高いグリップ形状で、ライトゲームからパワーゲームまで、今後も幅広いルアーゲームのロッドに採用予定であるリールシートになります。

他にも細部にまで拘りが

グリップ

高強度・耐食性に優れるEVAのセパレートグリップを採用。

リールシート上面の段差を減らし手の負担を軽減させるグリップデザイン。グリップエンドは高耐久のハイカコルク仕様。

ガイドセッティング

軽量なチタンフレームガイドを採用。トップガイドを除き、全ガイドにトルザイトリングが採用(トップガイドのみSiC)されていることで、ロッドのブレ、ロッドの持ち重りを軽減。T2カラーフレームの落ち着いた色合いが高級感を演出。

ジョイント部

ジョイントは高精度なスピゴットフェルール(印籠継)を採用、スムーズなベンディングカーブを実現。

全2機種展開

ラインナップはそれぞれに汎用性を持たせた2機種展開。

ショアからのエギングで重宝される長さと幅広いエギの号数に対応。ティップセクションに関しては、両モデル共にチューブラーです。

GCALSS-832ML/M

2.5号~3号のエギの操作性を磨き上げたテクニカルモデル。

メリハリを利かせた先側のMLアクションは、イカのアタリを弾かずにシッカリと乗せることができ、バット部のMアクションはパワーを持たせながらもイカの引きに追従。8′3″のロッドレングスが快適なエギングをサポート。

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Egi
(号)
Line
PE(号)
Price
(JPY)
2.51 ML/M Regular-Fast 128.7 1.6 2 2.0-3.5 0.4-1.0 94,000
GCALSS-862M

3号~4号のエギに対応したオールラウンドモデル。

定番のレングス・アクションでありながら、エギングロッドに求められる“飛ばす”、“しゃくる”、“感じる”、“掛ける”、“寄せる”など、当たり前の要素に高次元で対応。

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Egi
(号)
Line
PE(号)
Price
(JPY)
2.59 M Fast 132.4 1.7 2 2.5-4.0 0.4-1.0 97,000

近年のスタイルや釣法に合わせるため、素材や技術などが見直された「25 スーパーカラマレッティー」。気になる方は発売時期にぜひお近くのショップへお問い合わせを。

オリムピック(OLYMPIC)

ブランクス性能と品質に徹底的にこだわった老舗「ロッド」メーカー。和歌山県すさみ町に4000坪という広大な工場を有し、あらゆるジャンルのロッドを生産、販売している。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」