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杉村和哉が厳選「厳寒期の琵琶湖・必釣ルアー2種」はコレ

寄稿:杉村和哉
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杉村 和哉(Kazuya Sugimura) プロフィール

WESTマリーナ・オリーブを出艇マリーナとする琵琶湖プロガイド。オールラウンダーなんだけど、巻きの釣りが好み。1984年6月生まれ、奈良県出身。琵琶湖の持つ魅力「全てにおいてのスケールのデカさ」「全てにおいてのポテンシャルの高さ」に惚れ込み琵琶湖湖畔に移り住む。琵琶湖にてフルタイムプロガイドサービス『SUGIMURA GUIDE SERVICE』を営む。

皆さんこんにちは!メガバスプロスタッフの杉村和哉です。

今年の冬の琵琶湖はウイードも沢山残っており、春の訪れは早いのではないかな⁉ と期待しております。

ルアーの話で言うと、春の定番であるスイムジグの釣果も1月からポロポロと出ており、そのほとんどが怪獣クラスのデカさという…。そんなわけで2月はスイムジグフィーバーの予感がしています。

エサとなるベイトフィッシュのヒウオがこの記事が出る頃には沢山入っている頃ではないでしょうか。
そんな厳冬期の2月の琵琶湖でオススメのルアーをご紹介します!

2月の琵琶湖でオススメなルアー その1
ウオズスイマー

2月の琵琶湖でオススメのルアーは…ズバリ! スイムジグのウオズスイマーです。

このルアーは僕自身もテストにテストを繰り返し、アイの位置やワームキーパーの数や向き、フックの大きさや強さ、また防錆コーティングは絶対にして欲しい!…とお願いしたりと、コダワリにコダワリを盛り込んでいただきました。

基本的には冬から春にかけてのメインルアーの「季節モノ」ではありますから、使用したルアーが次の年、タックルボックスから引っ張り出して来てフックが錆びている…とか萎えますもんね。そういった経験も踏まえて、このルアーは長く使ってもらいたいから、とにかく錆びにくいフックを搭載しています。

 

ウオズスイマー使用場面

水深によりウォズスイマーのウエイトを分けるのですが、1/2ozは水深3~3.5mで使います。5/8ozは水深4~4.5mで使用。
この2つのウエイトにセットするワームはスパークシャッド5インチがメインとなります。パワフルなシャッドテールから生み出される水の撹拌力は秀逸です。

1/2ozは水深3~3.5m、5/8ozは水深4~4.5mで使用
ワームはスパークシャッド5インチがメイン

南湖のスイムジグの場合、ウィードに絡める事が多いのでシャッドテールワームはアピールが強いほうがバスに気付かれやすい傾向です。

ウイードで使う場合はブラシガードを3本カット

このウォズスイマーをウィードエッジで使うのですが、パッケージから開けると、まずやって貰いたいことがあります。
それはヘッドについているブラシガードを3本カットすること。

そうすることにより、遠投した先で喰わせたバスにフッキングを確実に決めることが出来ます。
元々ウォズスイマーはアメリカのカバー周りでの使用を目的としているため、ブラシガードは対カバー用の硬さでリリースされております。
そこで対ウイードとなるとブラシのカットは必須となるわけです。

また、ブレードがヘッドの下部に装着されておりますが、活性の高い時など、バイトを誘発するのに非常に有効なアドバンテージとなります。

しかし、スイミングで使用時に浮き上がりやすくなることも事実なので、しっかりウィードタッチさせたい時はブレードを外すことも有効です。

キャストして竿は曲げずロッドの角度は真っ直ぐにし、少しロッドティップは上に向け、ウイードに添わすように巻いて、。ワンキャストで2回くらいウイードに当たるくらいがベストです。

ウオズスイマー使用タックル

使用タックルはOROCHI X10 F7-72XT BUSHADDERにノーマルギアのリール。
ラインは必ず16lb.フロロが推奨です。
バスが丸飲むことも多い釣りなのでフロロ14lb.では合わせ切れが起きることが多くなります。

ウオズスイマーのオススメカラー

続いてウォズスイマーのオススメのカラーはハス、ワカサギ、スモークシャッドがオススメです。

 

 

2月の琵琶湖  オススメルアー その2
ダイナレスポンス

ウオズスイマーに反応がない時や、かなり低活性な時の切り札

次にオススメのルアーは絡まん坊ことダイナレスポンスです。
ウオズスイマーで反応がなかったり、バスが全くやる気のない時の切り札な存在。

具体的に使用するのは名鉄の導水管エリアや、メインチャンネルでの使用、また南湖北エリアのウイードフラットで使う事が多いです。

1/4ozをメインに使っており、タックルはPEラインを使用したスピニングタックル。
OROCHI X10 SP F3.1/2-70XTSにPE0.8号か1号、リーダーを60センチくらい(フロロ8~10lb.)組んだタックルです。

ダイナレスポンスは1/4,3/8,1/2ozの3つのウエイト設定で、3/4,1ozは製品としては御座いませんが、メタルのウエイト別のアクションの付け方が僕なりに御座いまして、下記にまとめておきます。

メタルバイブのウエイト別のアクションのつけ方

まず1/4ozだと、シャクリの角度は30度くらいにしております。時計で言うとだいたい9時から10時のリフト幅。

かなりショートピッチなアクションとなるがこれが効果的。ほぼリフトはしておりません!チラチラっとボトムを啄むベイトのようなイメージです。5回くらいバイブレーションを感じるイメージですね。

3/8ozだとシャクリの角度は60度。
時計で言うと9時?11時。
ロッドはベイトタックルを使用し、OROCHI X10 F4-68XTにフロロ12~14lb.

1/2ozと3/4ozのシャクリの角度は75~90度と大振りにシャくる。
時計で言うと9時11時12時。
ロッドはOROCHI X10 F5-70XTバンダースナッチにフロロ14~16lb.

1ozのシャクリの角度は90度。
時計で言うなら9時~12時。
ロッドはOROCHI X10 F7-72XTフロロ14~16lb. と言ったところです。

僕のあくまで経験則のお話になりますが、ウエイトが軽いメタルほどショートリフトで釣れる傾向がある。重いメタルほど大きくリフトして落としてあげるほうが喰う率が上がると思っております。

ダイナレスポンスのオススメカラー

ダイナレスポンスのオススメカラーはGILL OB、セツキアユなどのフラッシング系に、レッドホッドクローなどのフラッシング無し系も持っておく事がオススメです。キラキラしてるほうが釣れそうな気になりますが、フラッシングを放たないカラーにやたら反応が出ることも多くあります。

 

以上、この冬オススメのルアー&使い方紹介でした!皆さんも冬の痺れる1本を求めにバスフィッシング楽しんじゃいましょうっ!!

最後までお読みいただき有り難う御座いました!

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