皆さんこんにちは。
「ギルズ」テスターの“竹髙 智晃”(たけたか・ともあき)です。前回と前々回で、ギルズから昨年2024年12月に発売開始となりました、第1作目のネイティブトラウト専用シンキングミノー「ジーバッハ」の“開発経緯と開発秘話”、“動きへの拘りと使い方”をお伝えしました。まだご覧になられていない方はぜひチェックを…。
【どのように生まれた?】幅広いシーンで誰もが扱いやすいネイティブトラウト専用シンキングミノー「Zeebach(ジーバッハ)」開発秘話
キャスト、フォール、リトリーブ&トゥイッチング全てを追求。ネイティブトラウト専用シンキングミノー「Zeebach(ジーバッハ)」動きへの拘りと使い方
さて、今回は“カラーへの拘り”についてお伝えいたします。
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竹髙 智晃(Tomoaki Taketaka) プロフィール
Zeebach(ジーバッハ)【ギルズ】
ギルズ公式「ジーバッハ」詳細ページはこちら
【基本性能を追求】“水嚙みの良さ”から生まれる使いやすさと立ち上がりの良さ。第1作目シンキングミノー「Zeebach(ジーバッハ)」/ギルズ
カラーへの拘り
前提として魚にとってカラー選択が有効なのかは、生態的に実証した訳でもなく、自分が考えるカラーの在り方として読んでいただけたらと思います。
ルアーセレクトで一番悩むことがカラー選択になると考えています。色々なカラー展開があれば、自分で使いたいカラーを選んでいただければ問題無いとは思いますが、「ギルズ」では拘りの6色展開でスタートを切ることにしました。
使っていただく皆様に後悔してほしくない。かといって、定番カラー展開だけだと「ギルズ」じゃない。代表の“髙阪勇人”さんと自分でコレだけは譲れないカラーを何度も協議し、カラーデザインとホロの組み合わせを完成させました。
各カラーの説明
では、各カラーの解説へ移ります。
まず、自分が最も拘ったカラーは“ピンクバック”です。
視認性の良いマットピンクを背中側に、目立ち過ぎないブルーを腹側にしています。
マットピンクはアングラーからの視認性を良くし、トレースラインやレンジを正確に通す為であり、ブルーベリーは平打ちさせた時に、メリハリを付けるためです。
ストライプホロについては自身の実績による選択としました。
誰もがタックルボックスに入れているであろう定番中の定番。
拘りポイントは、視認性の良い赤を採用し、サイドにはパーマークを付け、タイニーストライプホロを身に纏う。みんなが使いたくなるようなアカキンを意識しました。
自分自身がゴールド系で一番使用する頻度の高いカラー。
拘りポイントは視認性の良いグリーンと、タイニーストライプホロの組み合わせ。パーマークには秋田のルアーフィッシングの名手、成田さんの拘りも取り入れてイエローチャートに。最高のアクアマリンができたと思っています。
このカラーについて説明は不要。
強いて言えば、ギルズヤマメと認識していただきたいです。
このカラーもピンクバックと同じブルーベリーを採用。
ホロはスケールホロを採用し、綺麗なチャートバックへ仕上げることを実現。昨今、ネイティブトラウトゲームにおいて、チャートカラーの人気は群を抜いています。
代表“髙阪勇人”さん拘りのカラー。
ギラギラしないパール系のカラーで、ベリーには夜行ブルーを採用。オーロラホロを使用し、アユの追い星をイメージした、イエローチャートのバイトマーカーもポイント。
全カラーの共通点について
全カラーのフェイスにアルミテープを貼り、下目遣いのヤマメを意識したアイを採用。ヘッド部は黒いデザインを施し、顔を引き締めました。
“アクアマリン”、“ヤマメ”、“グローホワイト”のボディには、ハニカムメッシュを入れ、カラーのリアル感を強調しました。
最後に
ルアー&カラー選択は、自分が好きな物を使っていただいた方が良いと思います。
「ジーバッハ」じゃなくても釣ることができ、他にも高性能なルアーは沢山あります。その中で、私達が拘ったルアーに興味を持っていただき、一度お使いになっていただいて意見していただけますと幸いです。アングラーとギルズの明るい未来のために…
ご覧いただきありがとうございました。