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【Fishmanのプロトロッドが気になる!】良い意味で「別物」となった3rdプロト/Beams blancsierra4.11L

寄稿:西川 健太
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みなさんこんにちは。

Fishmanテスターで北海道在住の西川健太です。

現在、私「Beams blancsierra4.11L」という新しいロッドのテストを行っておりまして。Fishman公式ブログでは何度かご紹介してきたんですが、今回はその411Lの2ndプロトの改良版である“3rdプロト”が遂に手元にやってきたので、そのお話しをさせてもらえればと思います。

過去記事はコチラからぜひチェックしてみてください。

良い意味で「別物」となった3rdプロト

3g~20gを1本で背負えるショートロッドがほしい…ということから始まった「Beams blancsierra4.11L」。1stプロト、2ndプロトとテスト、テスト。トライ&エラーを重ね、いよいよ今回で3本目。

Fishmanのロッドビルダーさんが直々に工場に出向き、かなり細かい箇所を丁寧に修正。さすがは今まで何十種類というロッドを手掛けてきたビルダーさん、3rdプロトは良い意味で全くの別物となったのです。…いい意味で!

超軽量化された異質の渓流ロッド

3rdプロトを手に取った瞬間、まず驚いたのがロッドの軽さ。「え…なにこの空気みたいなロッド(笑)」と、思わず笑ってしまったことを今でも覚えています。

ガイドも小径化されていないし、ブランクも薄くなった感じもしない…それでいて繊細さと強さを感じる。よし!これは早速フィールドに行って試すしかないぞ、と。

蝉ルアーを使った実釣

3rdプロトが届いたのは8月。夏の渓流釣りと言えばニジマスのトップウォーターゲーム!

トップウォーターの釣りは411Lプロトの最高のテスト環境。というのも3g前後の軽い蝉ルアーをピンに打ち込んでいき、バイトからのフッキング性能をテストできるから。

まず、キャスト性能は言うまでもなく◎。この張りで3g程度のルアーを低弾道で飛ばせる。ロッドが軽くなったから余計にキャストが気持ちよく決まる。完全に2ndプロトの弱点であったティップの柔軟さを克服できている。

水面爆発!

蝉を快適にキャストしている内にすっかり日が高くなったではありませんか。それと同時に始まる蝉の大合唱!!

シェードが形成されたカバー下に蝉を送り込むと「ドバシャーンッ!」と強烈なバイト!!この釣りの難点であるフッキング率の悪さを改良されたティップがしっかりを仕事をし、難なくフックアップ。そして、ティップが魚の動きに常に追従しつつ、バットはしっかり残るのであっという間にランディング。

待て待て待て…3rdプロトヤバすぎるぞ…。

キャスト・バイト・ファイトを動画に納めてありますのでぜひご覧ください。僕のYouTubeに本編をUPしていますのでぜひ…

タックルデータ

ロッド:Beams blancsierra4.11L “3rd Proto”(Fishman)
リール :23CALCUTTA CONQUEST XG LEFT(SHIMANO)
ライン:UPGRADE PE X8 0.8号(X BRAID)
ルアー:福蝉(d-3 Custom Lure’s)
フィールド:北海道 道東
魚種:ニジマス
アングラー:西川 健太

Fishman

「ゼロバックラッシュ」「飛距離」「高精度ピンスポット撃ち」を追求したベイトロッド専門メーカー。 怪魚ハンターとしても知られる赤塚ケンイチ氏が代表を務め、同氏の豊富な経験がフィードバックされたロッドは、繊細な渓流から秘境のモンスターまでさまざまなスタイルに対応するラインナップ。
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