トレフルクリエーションの第二弾ルアーとして昨年登場となった「ラファルJT」シリーズ。
リップ付きジョイントミノーという特異は、その釣果という疑うことのない実績で疑問符を打ち消しファンを拡大させてきた。全国各地、果ては海外で…シーバスのみならず様々な魚種で、その性能を発揮してきたわけだが…。
そんな「ラファルJT」シリーズに関してアナウンスがあるとトレフルクリエーションの代表を務める高橋浩氏よりご連絡が…。ということで、ここからは高橋氏の言葉をご紹介したい。
「ラファルJT」シリーズは、イワシパターンのシーバス攻略に作られたジョイントミノーであり、トレフルクリエーションの地元山口県から東京湾奥、九州、海を飛び越えフランスでもその威力は抜群です。
中には「イワシが入ったらラファル」なんて言ってくださるお客様も…。
また、ジョイントミノーとは思えない飛距離と、強波動によるアピールにより、シーバスだけに留まらず、関東ではクロダイ、東北ではトラウト、九州ではブラックバスなど魚種問わずフリースタイルに使えるのも特徴です。
そんなラファルシリーズが生まれ変わる?またまたサイズアップ+フローティングバージョンが出る?
今回はそんなラファルJTシリーズのお話をしていきます。
【トレフルクリエーション第二弾】「RAFALE(ラファル)JT」が〝リップ付きジョイントミノー〟である理由とその万能性について【10月登場予定】
ラファルJTからラファレアJTへ!
来年よりラファルJTシリーズ(79・93)は、名前を「ラファレアJT」に変更します。
名前の変更というのは中々難しいものではありますが、今後長くシリーズ展開をしていく上でこの決断となりました。
また、変更したのは名前だけではなく、仕様も変更しました。
特にラファレアJTシリーズはオカッパリ・ボートのシーンで使う方が多く、どうしても壁や橋脚などのストラクチャーにルアーがぶつかった際、リップが折れてしまうことがあります。
そこで今回はストラクチャーにぶつけても折れにくいよう、既存の79mm・93mmのリップは長さ・アクションを変えずに仕様変更しました。
ちなみにそんなラファレアJTシリーズにプロスタッフ・テスターをはじめ、お客様から要望が多かった、フローティングバージョンが来年出ます。
待望のサイズアップ&フローティング化でより多くの魚と巡り合うための飛距離とアクションを実現!
来年、ラファレアJTシリーズに新たなサイズが加わります。
118mmにしたことで、飛距離が今までの93・79mmに比べ伸び、より遠くの魚を狙うことができます。
テスト段階では、茨城県の涸沼のような流れのほとんどないエリアから、山口県の磯でも釣果を得ています。
特に福田モニターは、磯でテストしたところ、連日シーバスが入れ食い状態だったといい、クールな彼が興奮気味に報告してくれました。
また、アクションはラファレアシリーズの代名詞「ローリング」ですが、控えめに設定しています。
実を言うと、93mmと79mmは私が海水域のオカッパリ・ボートのイワシパターン攻略に使いたくて開発し、山口県・関東でテストをし発売させていただきました。
そのため、シンキングでハイピッチなローリングでアピールが強いタイプのミノーです。
ただ、うちのプロスタッフ・テスターは河川でシーバスを狙う釣り人が多く、関東のプロスタッフ大坊からある時、「これは海向きのルアーだと思います」と言われ、熊本の白石テスターも同様のことを言っていたので、ドリフトがしやすい「フローティング」かつ、「アクションが弱め」というアクションにしております。
とはいっても、彼らは既存のラファレアがハマる場所に行ったり、チューニングしてシーバスを釣ってきますが(笑)。
また、お客様からもフローティングが欲しいというお声は多数いただいておりましたので、開発させていただきました。
ラファレアJT118Fは来年発売予定です!お楽しみにお待ちください。
イワシパターンの時に!フリースタイルなあなたに!
ラファル(Rafale)からラファレア(Rafalea)へ名前は変わっても、イワシパターン最強なのは変わりません。
今年も全国的にシーバスのイワシパターンの時は好釣果が出ており、今年特に東京湾はイワシが大量に接岸しているため、ぜひ使ってみてください。
また、ラファレアシリーズと言えば、「フリースタイルに他魚種に使えるミノー」です。
今年もブラックバスやトラウト、青物、サゴシ、クロダイにマゴチ、そしてアカメまで…幅広いフィッシュイーターの釣果報告が上がってまいりました。
シーバスルアーメーカーのトレフルクリエーションですが、私は世界中の海・川・湖で釣りをしてきました。だからこそ今後もシーバスで抜群の釣果を上げることはもちろんのこと、幅広い魚種が釣れるルアーを作っていきます。