澤田 祥汰(Shota Sawada) プロフィール
こんにちは! メガバススタッフの澤田祥汰です!
ココ最近の冷え込みと共に水中も冬へと近づいてきました!
今回は僕のホームフィールド、そしてガイド業を行っている長良川での晩秋から冬にかけての武器となっているスピナベ「SV-3」について解説していきます!
晩秋の長良川でのSV-3使い方
水温が落ちはじめる晩秋の長良川は魚のポジションが変わりやすく、昨日は釣れていたエリアが、急に釣れなくなることはざらにあるので、その日その日の魚のポジションと活性を知ることが必要となってきます。
その日の魚のポジションと活性を知る上で“SV-3“はとても重宝していて、適度なアピール力と深いところから浮かせてこれるルアーパワーがあるので、朝イチの先発ルアーやファーストポイントでのサーチベイトとして使用しその日の魚の活性などをチェックする為に使用しています!
スピナーベイトをセレクト理由
巻き物の中でもSV-3をはじめとするスピナーベイトはダントツでアピール力と魚を引っ張る力が強いルアーだと思っており“魚探し“をする為に向いているからです!
ブレードとスカートの水押しやフラッシング、ブレードが回転する音など、魚がルアーに気づく要素が多くありスナッグレス性能も高いため早いテンポで魚を探すことが可能で、バスが散りやすい晩秋には最適なルアーと言えます
長良川でSV-3を使うシチュエーション
中・下流域にあるブレイクが絡んだ立木と上流域の水路とその合流点での使用が晩秋は多いです。
中・下流域のブレイクが絡んだ立木はボートポジションが4m〜5m程でバンクにブレイクがよっており立木が絡んでいるシチュエーション。
具体的な使い方はライブスコープや目視で立木を見ながらSV-3をキャストしバスの反応(チェイスやバイトがあるか)を確認していきます。
上流域は長良川本流に流れる水路が何本かあるのですが、この水が濁っていることが多いので、本流の綺麗な水と水路の濁った水が交わるエリアと濁った水路の中での使用が多くなります。
本流、水路共に流れがあるので、流れのヨレやウィード、カバーなどバスがいそうなポイントを基本的には狙って釣っています!
SV-3のオススメカラー&ウエイト
カラーについてですが、中・下流域ではAYUとHASUが圧倒的に出番が多くなります。
魚系のベイトフィッシュが多く水質も綺麗なのでナチュラルなカラーをセレクトすることが多いです。ウエイトは3/8ozと1/2ozを通したいレンジ別で使い分けています。
上流域はPEARL SHADとAYUの出番が多く濁りの強さで使い分けをしています。濁りが強い時は気づいてもらう為にPEARL SHADの膨張する色を使い、通常時はAYUカラーを使うことが多くなります。
水路や合流点は水深がMAX2m程なので基本は3/8ozを使いますが、流れが早い時だけ1/2ozを使用することもありますね。
3色のオススメなカラーを上げさせて頂きましたが、長良川全域をみても”AYU”の使用頻度と釣果が一番多く、僕の中では十八番の様な代表的なカラーとなっていますので迷ったたらAYUカラーで間違いありません。
ロッド
使用ロッドはオロチX10 F5-70XT BANDERSNATCHを使用しています。
Sub name | Length | Action | Lure capa | Line capa | 継数 | 税別価格 |
BANDERSNATCH | 7’0″ | MEDIUM FAST → REGULAR | 3/8 – 1oz. | 10 – 25lb. | 1本 | 44,000 円 |
F5(MH)クラスのロッドでミディアムファストテーパーからレギュラーテーパーへの可変テーパー仕様のロッドでスピナーベイトをフッキングできるハリはありながらも、キャストやファイト時にはしっかり曲がってくれるので、とても扱いやすいロッド。
BANDERSNATCHはオロチX10の特徴でもある粘り強さが実感できる一本ではないかと僕は思っています。
釣果UPに繋がるワンポイント
最後に釣果UPに繋がるワンポイントアドバイスとしてお伝えしたいことがあります。
“ちゃんとルアーを動かす“ということです。
水温低下でターンオーバーやウィードが枯れ、水面にゴミが浮きやすくなります。その中で釣りをしているとブレードやラインにゴミが引っかかり、動きが悪くなったり、動かなくなってしまいます。
せっかくヤル気があってチェイスしていたバスも食わなくなってしまうので、ちゃんとルアーが動かすことを特に晩秋は意識されると釣果UPに繋がるのではないでしょうか。
晩秋〜冬にかけては、まだまだSV-3が効果的な季節です!ぜひお楽しみ下さい〜!