【69cm/8620g】日本記録更新も全てここから“BALAMエイトトラップ考案者”サタン島田の原点

2024年12月07日

寄稿：サタン島田

サタン島田の池原伝説：第一章其の一

皆さん、初めまして。

それから、ご無沙汰しております。“サタン島田（島田一也）”でございます。

ルアーニュースさんは、池原ダムでイイ釣りをした際、時折り自身でレポートを送らせてもらい、記事にしてもらっていたのを思い出します。

341号の表紙/池原ダムで日本記録更新の8620gをゲット！

かれこれ20年以上前の事です。

まだ30代の若者？でした。そんな長い歳月を経て、今後は改めてルアーニュースRで不定期にはなりますが、池原の過去、現在、それから未来へ…“ジャイアントベイトでデカバスを釣る”という事に纏わる、様々な事を綴りたいと思います。

サタン島田（島田一也）（Satan Shimada (Kazuya Shimada)）プロフィール

本名、島田―也（しまだかずや）。モンスターバスキャッチをライフワークとするデカバスハンター。20年以上に渡ってデカバスの聖地「池原ダム」に通い続けている。バラム300など、ジャイアントベイトの釣りを得意としている。兵庫県出身、1963年生まれ。

“釣り”との出会い

まぁ、私自身育ちが良い訳でもありませんので、固っ苦しい言葉遣いをせず、ここからはありのままで進めさせていただこうと思っていますので、御理解頂きたい。

昔の俺の事を知る人も随分と少なくなってしまったので（釣りの事やで！）今回または今後配信する記事で、詳しくお伝えできればと思っております。

俺の釣り人生は、父親の釣りキチ“強さん（つよし）”に連れ歩かれた幼少の日々から始まる。今から50年以上前💦小学校1年生の頃、和歌山県の磯や奈良のダムへ強さんの会社の釣りクラブでグレや鯉、へら鮒釣りに連れて行かれた事に始まり、中学生の頃になると天王寺から出る通称「磯釣り列車」（紀伊本線の各駅停車の夜行列車）に乗り込み、1人で串本大島まで通う立派な釣りキチへとスクスクと育っていきました。

その後、磯の世界にドップリとハマり30歳の頃まで「新大阪荒磯クラブ」の事業部長を任せられるまでのハマり様。ところが、当時心から慕ってやまないクラブ会長の松山さんが、釣りを辞められると聞いた時に「会長が磯辞めるなら俺も辞めます。」とキッパリ磯釣りを止める事に。ところが、そこから数年後、根っからの釣りキチが釣りを辞められる筈もなく、子供の頃に数回やった事のある釣りバスフィッシングをロッドリールをワンセット「ルアー3個有ればイイやろ？」という軽い気持ちで、地元の一庫ダムに遊びに行った事が、今へと続く道の出発地点となるんですわ…。