ワームの内部にチェーン(鎖)を入れる。
独創的にして実戦的、ハイドアップしかできなかっただろうなぁ…なハンドポワードのワーム「チェーンワーム」。
それは同時に“使ってみたくなる”ワームでもある。いよいよ店頭に並びだしたようで。
チェーンワーム
アイテム | カラー | 長さ | 入り数 | メーカー希望本体価格 |
チェーンワーム | 全8色 | 85mm | 2 | 800円(税別) |
ハイドアップ公式「チェーンワーム」詳細ページはこちら
…これこれ。
その実、ワームを使わないスタイルの方やこのメーカーのモノしか使わない!なんて方も大勢いるでしょう。…ただですよ。こんな見たことないワーム、一度は使ってみたくないですか?
どんな質感なんだろう、どんな動きするんだろう、どんなリグに合うんだろう、バスはどんな反応をするんだろう…etc. 釣り人である以上、興味は尽きない。
キッカケはスタッガーワイドホグだった
「ワームにチェーンを入れる」なんて発想がどこから出てくるのかと思っていると、こんな一説。
スタッガーワイドホグのボディの真ん中には筋が入っている。この筋はフックを真っ直ぐに刺す時にも役に立つが、実はこの筋は背骨の意味として採用したもの。この背骨の有無でワームの曲具合が変わってくる。こんな少しの背骨でもボディには反発力が生まれシャキッとした印象となり、動きもシャープになる。これをヒントにワームに背骨を入れることを考えていくとチェーンにたどり着いた。
「チェーンワーム」のメリット
で、気になるのはチェーンが入ることで普通のワームと何がどう変わるのか。
同じくハイドアップ代表の吉田さんのインスタにわかりやすい説明があったので、まとめてみます。
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チェーンがウエイトになって3inクラスのワームでは圧倒的な飛距離が出る。
しっかり水を押すためか、動きが大きくなりアピール力バツグン。バスからの発見率もアップ。また、ボトムステイではベタッとボトムに張り付く感じになり、“ボトムにしっかりワームを隠せる”というのもメリットの1つ。
内部のチェーンの穴にフックを通すと、ワーム外れの防止になりミスバイトも防ぐことができる。また、ズレない=裂けることも少なく長持ちする。
チェーンそのものにあれこれパーツを付けられるので、これまでにない様々なカスタムが可能。
※チェーンはそこまで丈夫ではないそうなので、ヘビーなシンカーを装着する際は外れて飛んでいかないよう、また周囲に人がいないか注意して使用してほしい…とのこと。
チェーン=金属であるため、一部ではライブスコープでかなり映る…という声も。
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カラーラインナップ
興味が尽きないワーム「チェーンワーム」。
使い込んでいく内に、こんな使い方もできる、あんな使い方も…と、その可能性は計り知れず。
お店で見かけられた際は、お早目に。
ハイドアップ(HIDEUP )