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【編集部の休日#26】釣果の決め手は?大切なことを改めて学んだ「シーバスゲーム釣行」

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皆さんこんにちは!

ルアーニュースR編集部の“いつき(インスタ)”です。

今年2024年から、ルアーニュースRの「入門(特集)」の対象魚を全部釣るという企画を実行中! 残すところ後6企画…だいぶこの秋で挽回したと思いませんか(笑)。

達成中の入門(特集)対象魚

春のバス釣り入門タイラバ入門、チニング入門ジギング入門、夏のバス釣り入門、エギング&イカメタル入門アユルアー入門、タチウオゲーム入門、ブレードジギング入門、アジング入門、メバリング入門、お手軽フィッシング入門

【検証】ルアーニュースRの「特集」対象魚を1年で全て釣る

さて! 今回挑戦した企画は、個人的にも難しそうだと思っていた「シーバス入門」。

シーバスって、かなりセレクティブで、少しでもルアー選びを間違えると全然反応してくれない…そんな印象を持っている方も多いと思いますが、実際その通りだと思います(笑)。ただ、その分、釣れた時の喜びは格別ですし、一度パターンをハメれば沼。その魅力にどっぷりハマッてしまう釣りだと僕は思っています。

だからこそ、今でもシーバスは人気ジャンルとして確立されていると思いますし、バチパターン、イワシパターン、サヨリパターン、ハクパターン、コノシロパターンなど…ザッと挙げても、これだけのメソッドがあり、ルアーのバリエーションも非常に豊富。ただ、難しく考えすぎる必要はなく、“どこで何が、どんなパターンで、どのように釣れているのか?”という前情報を集めておけば、釣具店でルアーを2~3個選ぶだけで十分楽しめます。それで釣れなくても諦めず、1尾釣れるまで粘れば、釣れた時の喜びはひとしお。ルアーゲームが好きな方なら、きっとハマる可能性は大いにあると思います。

というわけで、先日僕もシーバスを狙いに行ってきました。釣行日からあまり日が経っていないので、似たような状況に遭遇することがあるかもしれません。そんな時、今回の記事を参考にしていただけると嬉しいです。

いつき(山本樹)(Itsuki Yamamoto) プロフィール

ロケ現場で「しつこい!」と言われるほど、撮れ高に固執する粘着系編集部員。バスフィッシング、アジ・メバ、チニング、ロックフィッシュ、タチウオ、ショアジギングなど、旬な釣りモノを節操なく釣り歩く編集部きってのミーハーアングラー。釣り歴は16年で、最近まで誰も所持していることを知らなかった「フィッシングインストラクター」の資格を振りかざし、今日も釣れる魚を求めてどこかのフィールドへ!

初場所!橋脚絡みの明暗部へ

エントリーしたのは初場所!

小規模河川の橋脚周り。街灯の光によって明暗が形成されているようなエリアです。表層にはハク? イナッコ? ナイトゲームだったため、ハッキリと確認できませんでしたが、恐らくボラの稚魚だと思いますが、水面に波紋を立てる様子が確認できたり、時折ボイルも起こったり生命感MAX!

水面付近を重点的に!アピール力の強い物から徐々にサイズを下げていく

ポイントに入りはPM23時半頃。

AM1時半が干潮だったため、一旦そのタイミングでポイントを休ませ、上げの潮が効き始める3時半頃に再度入り直す計画を立て、その通りに実行しました。反応があるなら水面付近だろうと予想し、まずは80mmほどのミノーからスタート。徐々にサイズを下げていくアプローチを取りました。ベイトサイズが小さそうだったものの、一応アピール力のあるルアーから試すことにしました。

あの手この手を試すも不発

その後、サイズを下げながらミノーやシンペンなど色々試しましたが、中々反応を得られず。干潮までの下げ潮と完全な潮止まり、さらに上げ始めのタイミングまで、超緩い流れの状況が続きました。

チャンスの予感

そして迎えたAM4時。ようやく潮が良い感じに効きはじめ、所々でボイルも再び発生。潮の流れは、干潮までは右側(海側)へ緩やかに向かっていましたが、入り直した段階では徐々に左側方向へと変化し、次第に潮流も強くなっていきました。

その段階で、明らかベイトサイズが小さいと予想をしていたので、上記のスピンテールジグをセレクト。フルキャストして橋脚の暗い方へドリフトさせ、明暗部をなぞるようにして外灯の光が効いている明るい方へ出していくというアプローチ。

すると狙いが的中。

着水後、巻き始めから10回転以内でアタリが連発するという(笑)。

反応が早すぎあまり「ボラの体にでも当たったのか?」とも思ってしまうほどでしたが、2投目でシーバスだと確信。アタリのあるコースが全て“着視点から10回転以内の明暗部”。丁度そのエリアにベイトフィッシュも群れていて、ボイルも多く発生していたので、そこにシーバスが溜まっているのだろうと、再び3投目をキャスト…集中して巻いていると、8回転目でゴンッ! と引っ手繰るようなバイトを上手く乗せることができ、慎重なやり取りの末、無事シーバスをキャッチすることに成功。

いやぁ、痺れました…(笑)。

測定してみると64cmでした! 今回の釣行で改めて“釣り場での潮の満ち引き、流れている方向などをシッカリ考え、ベイトサイズに合わせたルアーチョイスをして、反応のあるコースをキッチリ通してくる”ということを改めて学びました。

釣れたタイミングも、上げの潮が効き始めたタイミングで橋脚の暗い方へ流れている時だったので、ドリフトもしやすかったです。このポイントに入った時は流れが逆方向で、明るい側へ流れていたため、明暗部に沿って巻くことが難しかったので、自分の居る釣り場が“いつ、どのような潮の流れ方をするのか”を把握しておくことも大切だなと…再現性のある釣りだったので、また行きたいです…。

という訳で「シーバス入門」のお題はクリアとなりました。次へ進みます!

 

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タックルデータ

ロッド:バリスティック85/16【ヤマガブランクス】

リール:レボ SP ビースト(3000SH)【アブ・ガルシア】

ライン:UVF棚センサーブライトNEO+Si2(0.8号)【ダイワ】

リーダー:シーガー グランドマックス(3号)【クレハ合繊】

ルアー:バクリースピン8【MADNESS】

シーバス入門もぜひチェック!

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