もうこんな時期か…なんて郷愁に浸っている場合でもない。
シマノより“新機軸”となる予感しかしないこんなルアーが公開。
サルベージ ブレード ハイアピール 13g~25g
シマノ公式「サルベージ ブレード ハイアピール 13g~25g」詳細ページはこちら
シーバスをはじめ、海のフィッシュイーターってほんとブレードが好きだよなぁ…と思わしめるスピンテールジグ。
様々なシーズナルパターンやフィールドに対応するルアーとして名高い訳ですが、フックトラブルが生じやすいという弱点があるのもまた事実。着水と同時にラインメンディングを行わないとテーリングが多発…なんてことも。
そんなスピンテールジグの弱点をカバーするというコンセプトで登場するのがこの新しいサルベージブレード。ボディバランス、ラインアイの位置やフック設定をとことんフィールドで検証、満を持してのリニューアルと。
なぜトラブルが少ないのか
トラブルレスのスピンテールジグを目指してテーリングのメカニズムを研究、最もトラブルが起こりやすい飛行中のリアフックの可動域を抑制するテールアイ周りの形状と、ラインアイと各パーツとの配置バランスを突き詰めたことによって、高いトラブルレス性能の実現に成功。また、フック交換のおこないやすさ、フッキングの良さにも貢献。
サルベージブレードハイアピールはスイベルやスプリットリング、フックサイズなどの細かいパーツバランスを最適化することで、ブレードの回転を阻害することなく安定した泳ぎを演出。結果、着水時やフォールからの立ち上がり時にのトラブルを抑制し、スピンテールジグの課題であったトラブルレスと立ち上がり・泳ぎの安定性の両立を実現。
また他にも、テールアイカバーはリアフックの自由度を抑え、着水後のフォールやリフト&フォールの操作時にリーダーに絡みにくい設計となっている点もトラブルを少なくさせる一つの要因。
デッドスローアプローチ
もう一つの大きな特長がデッドスローアプローチ。
ボディの素材に低比重の金属を採用することで、コンパクトながら低速リトリーブでの水噛みがよく、じっくり見せて、確実に食わせることができる…と。
また、ブレードにウロコを模したシマノ独自のホログラムを施し、よりリアルな小魚のきらめきを演出。
サルベージブレード新旧比較表
実際のインプレッション
スピンテールジグは、特にシーバスが小型のイワシを捕食している時や、マイクロベイトパターンの時に効果的だと感じることが多いです。また私の場合は、釣行スタイルとして流れのあるポイントに狙いを絞って釣行することがよくあります。そこで時には、このルアーを流れの中にキャストしたら、巻かずにラインテンションをかけるだけにして、流れの中でルアーを留めてアピールさせるような使い方もします。この時、ブレードが水を噛んでしっかりとアピールしてくれるので、こうした流れのある場所でじっくりと探れるのも、スピンテールジグならではだと思います。ポイントを選ばず万能に使えるルアーなので、ぜひ身近なポイントでその使いやすさを実感していただきたいですね。
出典:シマノ公式HP
スペック&カラーラインナップ
品番 | カラー | タイプ | 全長(mm) | 重量(g) | 飛距離(m) | フック | 本体価格(円) |
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JL-X13Y | 全7色 | シンキング | 35 | 13 | 55 | #14 × 2 | 1,350円 |
JL-X25Y | Sイワシ | シンキング | 49 | 25 | 73 | #12 × 2 | 1,450円 |
年間を通して1つ持っておいて損はなし。
早く実釣で試してみたいですねぇ。
シマノ(Shimano)