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大型魚を獲るための真の強さ!「ソルティガ35」が2025年に登場!

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ダイワが誇るオフショアゲームの最高峰シリーズ「ソルティガ」。

最新のテクノロジーを搭載し、今も進化し続けるフラッグシップモデルです。

そんなソルティガのジギングベイトシリーズに大型サイズ「ソルティガ35」が登場します!

「ソルティガ35」は、既存の「ソルティガ15」よりもさらにトルク力・ドラグ力を高めた、圧倒的な“強靭さ”を高めたモデルとなります。

ソルティガ35【DAIWA】

「ソルティガ35」2025年5月登場予定
「ソルティガ35L」2025年6月登場予定
「ソルティガ35H / 35HL」2025年7月登場予定

アイテム 標準自重(g) 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) ギア比 標準巻糸量PE(号ーm) ハンドルアーム長(mm) ベアリング(ボール/ローラー) 最大ドラグ力(kg) スプール寸法(幅mm) スプール寸法(径mm) ハンドルノブ交換サイズ ハンドルノブ仕様 メーカー希望本体価格(円)
25SALTIGA 35 705 104 5.1 3-600/4-500/6-300 100_110 8/2 13 31 65 L 105mmTシェイプパワーノブ(L) 86,500
25SALTIGA 35L 705 104 5.1 3-600/4-500/6-300 100_110 8/2 13 31 65 L 105mmTシェイプパワーノブ(L) 86,500
25SALTIGA 35H 705 118 5.8 3-600/4-500/6-300 100_110 8/2 13 31 65 L 105mmTシェイプパワーノブ(L) 86,500
25SALTIGA 35HL 705 118 5.8 3-600/4-500/6-300 100_110 8/2 13 31 65 L 105mmTシェイプパワーノブ(L) 86,500

ダイワ公式「ソルティガ35」詳細ページはコチラ

“PE4号の世界観” どうしても獲れない魚がいた

完成度の高さから話題を呼んだ「ソルティガ15」シリーズ。

“しかし、あれだけ念入りに創っても、この自然界の中では獲れない魚がいた…”。

そう語るのは、フィールドテスターの清水一成さん。

清水 一成(Kazunari Shimizu) プロフィール

実家が釣具店という環境で、幼少時より釣り三昧! 現在は伊勢湾を中心に実力派ジガー・スロージギングのエキスパートとして活躍中! 休日は仲間と釣り場へ足しげく通う日々を送っている。1973年生まれ、愛知県出身 愛知県在住。 ■ダイワ SWチームテスター■(有)ポイント釣具オーナー■伊勢湾ジギング船 39 オーナー

そうした魚たちを獲るべくして開発されたのが、今作の「ソルティガ35」シリーズとなります。

最大のポイントは、PE4号を500m巻ける大口径スプールに、剛性力とトルク力、ドラグ力を備えた強靭な巻上げを実現したモデルとなります。

ターゲットはカンパチ!

今作の「ソルティガ35」のメインターゲットはカンパチ!

リール開発担当者と清水さんが話し合い、より世界観を伝えやすいターゲットとして選ばれたのだそう。

根に潜ろうとするカンパチとの必死の攻防を制するため、テストでは薩南や沖縄、吐噶喇(トカラ)などターゲットを絞って繰り返し行ったとのこと。

圧倒的な剛性と巻き込み力の実現

冒頭でも触れたように、「ソルティガ35」の魅力に挙げられるのが、圧倒的な剛性力とリールをロックした状態での巻き込み力。

それを実現しているのが、「ハイパードライブデザイン」の充実。

「ハイパードライブデザイン」とは、ダイワが提唱する“滑らかな初期回転性能が長期にわたって持続することを理想とした設計思想”。この「ハイパードライブデザイン」により、過酷な状況下においても、強靭な巻上げ性能を実現。

剛性とトルク力により深場でのハイギアモデルの使用が可能に!

今作の注目ポイントの一つに挙げられるのが、ハイギアモデルの登場!

通常、深場でのジギングゲームにおいて、ノーマルギアが鉄則と言われていました。しかし今作では剛性力・巻き込み力を備えたことで、ハイギアモデルの使用ができるようになりました。

特に注目すべきは「ハイパードライブデジギア」のドライブギアの大型化。

「ソルティガ15/15-SJ」と比較すると4.1%アップ(ハイギア同士の比較)しているのだそう。

これまでのジギングリールは、ヘビーウエイトジグを深場でもしっかり動かすためにハイギアモデルを使用すると、大きな負荷が身体にかかってしまいます。 しかし、「ソルティガ35」では「ハイパードライブデジギア」内のドライブギアを大型化することで、負荷を抑えて操作することが可能に。

ギリギリの攻防となるカンパチとの対峙においても持ち前のパワーを活かし、しっかり巻き上げることができます。

もちろん、ノーマルギアに関してはいうことなく良い仕上がりなのですが、今回ハイギアが登場したことでジギングでの新たな武器が誕生したと言えるでしょう。

ドラグをUTD(アルティメットトーナメントドラグ)に変更

そしてもう一つ、大きなポイントがドラグシステムの変更。

「ソルティガ15」ではATDが採用されていましたが、「ソルティガ35」からはUTD(アルティメットトーナメントドラグ)に変更されています。

もちろん、ATDも優れているのですが、今回のコンセプト・ターゲットを考慮しUTDに換えられています。

清水さん曰く、“特に魚が顔の向きを変える瞬間を粘っこいドラグにて捉えたい”との思いがあったのだそう。実際、ファイト中に魚の顔の向きがどの位置にあるのかで、アングラー側に主導権があるのかどうか…その僅かゼロコンマ何秒かの世界観をUTDに託したとのこと。

実釣時を想定した最大ドラグ力、13kgをマーク

「ソルティガ35」の最大ドラグ力は13kg。

しかしこのドラグ力は、実釣時を想定した表記の最大値なのだそう。というのも、ラインが100m…200m…と出て行ったときは、よりドラグへの負荷が強くかかります。

今回の最大ドラグ力というのは、ラインを巻いた状態、釣りの現場でしっかり13kgの数値が出る。より現場のリアルを想定した設計となります。

そのほかにもパワーファイトを想定した技術を採用

その他にもパワーファイトを想定した技術が盛り込まれています。

その一つが、100-110mmのAL製クランクハンドルアームと105mmのTシェイプパワーノブ。

大型魚との対峙では、ロッドを立てられない状況がほとんど。であればロッドをしっかり固定し、ハンドルを押し込んで引き寄せることが重要となります。

ノブ自体も掴むのではなく、手のひらで押し込める形状が必須となります。

ノブデザインも清水さんが人間工学の観点で考えて設計されているとのこと。

またボディに関しても、より手の中にしっくりくる形状を追求したサムホールディングフレーム採用。

「サムホールディングフレーム」は、様々なアングラーの握りこみ方を解析し、より手の中にしっくりくる形状を追求。サイズ感も大物とのファイトでも疲れにくい設計となります。

サミングしやすく、なおかつ指のすっぽ抜けを軽減するサムレストポジションを狙った「サムホールディングフレーム」を開発。クラッチをOFFにしたあとの親指位置も考慮し快適性が格段にアップしています。

全く新しいパーミング体感で、今までの”握る”概念を大きく変えるフレームとなります。

その他にも多数のテクノロジーが搭載されています!

清水さんによる解説動画では今紹介した内容のほか、様々なテクノロジーも語られています。ぜひ併せてご覧ください。

【SALTIGA 35】解説編 これが、世界への挑戦権。

出典:YouTubeチャンネル「DAIWA Salt Water Fishing」詳細ページ

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!
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