「触角フック」をご存じですか? もちろん知っている…というチニンガーも、きっと多いことでしょう。
gamakatsuの触角フック。
まさに触角のように2本のガードが出るチニング用フックなのですが、チニングにおいて障害物の多い地形を攻めることは多く、このガードが先行して障害物などに当たってくれるわけなので、根掛かりが減る…という仕組み。
触角フック
出典:gamakatsu公式
サイズ:#4/#2/#1
価格:いずれも4本入り600円(税別)
リアルに根掛かり減りますわ、コレ
チニングは、ある程度「根掛かり」とは仲良く付き合っていかないといけないんだけれど、ホンネはやっぱり仲良くしたくはないですよね(笑)。
で…実際使ってみたけれど、コレ、かなりデキるヤツです。リアルに。触角フックでチヌ、頂きました。
確かに根掛かりはかなり減る。特にボトムでシンプルにキャスト点から手前へと引いてくる場合はホントにスタックしにくい。このガードが、実際に触ると割とガッチリ硬めで、そのあたりの効果かも!
「根掛かり減」だけじゃなかった
それだけで、かなりストレスフリー。お気に入りのルアーが回収できなかったら…という不安もなくなり、精神衛生上も良き(笑)。
ただ、実はそれだけじゃなくて。
「コレ、ホントに根掛からないじゃん…」とニヤニヤしながら釣りをしながらチヌを掛ける。もうひとつの驚きというか、フッキングがかなりイイ。
触角フックは、そのフック本体はアメリカのみで販売されているプレミアムシリーズ「G-FINESSE STINGER」を採用しているそうで(トーナメントグレードワイヤー&ナノスムースコート仕様)。
チヌに対して〝ショートバイト対策〟って結構キーになると思うのですが、触角フックは瞬間的なフッキングでメチャ掛かります。万一最初でフッキングしなくても、ワームもズレにくいから二次的バイトも引き出しやすいし、かなり勝負の早いフック。
ショートバイトが5回くらい続いてもなおかつ掛けられない…なんてことも実際あるあるなチニングにおいて、これは神アイテムかもしれませんよ。
全然上級者向けのフックだ…ということはなく、むしろ個人的には例えばこれからフリーリグにチャレンジしてみたい、なんて方に推し。「チニングって根掛かりばっかりで面白くない…」となってほしくはないですし、トラブル少ない・ワームのキープ力もある・瞬間的なフッキングがかなり決まる。
そんな触角フック、快適によく掛かるものだから〝自身がウマい〟と勘違いしてしまうところにはご注意を(笑)。
ぜひぜひチェックしてみてください!
gamakatsu公式「触角フック」詳細ページはこちら