各地で大盛り上がり中の“サワラゲーム”。
岩国エリアや東京湾と並ぶメッカである“伊勢湾奥”でも、連日、超BIGサイズのサワラがリアルタイムでキャッチされています。そんな伊勢湾奥ではブレードジグだけでなく、プラグも使い分けるスタイルが主流で、特に釣れるプラグとして定番化しつつあるのが、O.S.Pの「ルドラ 130 S」や「ヴァルナ 110S」。
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さて! 今回は、伊勢湾奥における「ルドラ 130 S」&「ヴァルナ 110S」の可能性についてお伝えするために、サワラゲームで有名な遊漁船「Kawasemi K-marine(ケーマリン)」の船長、“冨田英次”さんに伺った内容をお届けします。
それでは、記者の質問に沿って早速お伝えします!
伊勢湾奥における「ルドラ 130 S」&「ヴァルナ 110S」の可能性を教えていただけますか?
まずは本題である、こちらの質問に対する回答を。
ここ数年、「ルドラ 130 S」&「ヴァルナ 110S」の認知度は増す一方で、年々人気が拡大しているとのこと。その魅力は、やはり“ダートアクション”。
両アイテムの使い分けに関してルアーサイズも当然ですが、実際には“ルアーアクション”で使い分けることが多いそう。サイズ感としては大きい「ルドラ 130 S」から試してみたいトコロですが、実はアピール力に優れているのは「ヴァルナ 110S」です。その理由は、ジャーク時のダート幅が広く、サワラに対して派手な動きで誘えるから。
ただ、「ヴァルナ 110S」で反応しない魚が「ルドラ 130 S」では口を使うことも…使い分けとして、“アクションの強弱”がポイント。まずは「ヴァルナ 110S」で寄せたり誘ったりし、もしサワラの反応が表層付近にあったりナブラが発生している場合には、「ルドラ 130 S」を投入するという使い分けがオススメ。
「ルドラ130S」と「ヴァルナ110S」が最も効果を発揮するシチュエーションは、いつ、どんな時ですか?
続いてこちらの質問に対する回答です。
5年ほど前まではナブラ撃ちが大半で、実際に浮いている個体も多かったため、プラグで釣りやすかったそうです。しかし、ブレードジグが普及するように、年々浮いている個体が減少しているそう。つまり、プラグで釣りにくい状況になってきているという。
ただし「ルドラ 130 S」や、特に「ヴァルナ 110S」に関しては、沈んでいるサワラを浮かせる力が秘められています。そのため、プラグで釣りにくくなっている最近のサワラゲームでも、ブレードジグと同様に釣れてくれる。
この理由から、前述した使い分けが有効に。沈んでいるタイミングでは「ヴァルナ 110S」を、ナブラ撃ちや浮いている個体を狙う場合の表層攻めには「ルドラ 130 S」を使用することがオススメ。
基本操作を教えていただけますか?
アクション方法は両モデル共通です。
東京湾では、高速巻きとジャークが主流ですが、伊勢湾では少し緩めのジャークが有効。糸フケを取るようなイメージで、トゥイッチで誘った後、糸フケを取って再びトゥイッチ。基本的には、ゆっくりと見せて食わせるスタイルです。
カラーローテーション法を教えていただけますか?
次はカラーローテーションについて。
湾奥は基本的に水が濁っていることが多いため、そうした状況や晴れたシチュエーションでは、「Kawasemi K-marine(ケーマリン)」監修の“あばばいケイムラ C79”のようなクリア系を使用するのが効果的。
また、ローライト時はチャート系が有効。具体的なカラー名としては、“オールマットチャートPB15”と“アイクルドチャートBB PBB96”があります。
「あばばいケイムラ C79」の魅力を教えていただけますか?
伊勢湾奥ではマイクロベイトが多い。
そんなマイクロベイトを偏食しているサワラを攻略するために考案したのが“あばばいケイムラ C79”とのこと。
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マイクロベイトパターンに対応するため、クリアをベースにボディ前半にホロを施すことで、ルアーサイズの半分ほどのベイトサイズを水中で演出。
秋や晩秋、さらには春のサワラ攻略においても必須とのこと。基本的にベイトサイズが小さい伊勢湾で、シルエットをいかに小さく見せるかを追求。
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両モデルの入手を迷われている方へ一言をお願いいたします
最後、「ルドラ 130 S」&「ヴァルナ 110S」の入手を迷われている方へ一言いただくことに。
「ルドラ 130 S&ヴァルナ 110S共にサワラをカナリ誘い出してくれるプラグです。特にあばばいケイムラ C79を使うことで、シラスベイト…ベイトサイズが小さい時にも効果を発揮しますので、小さいシルエットで大きく誘うことができます。ぜひサワラを攻略してみてください。また、伊勢湾奥のサワラは別名“答志島トロさわら”。白い身で脂の量が凄まじく、バター鰆と呼ばれており、カナリ美味ですので、ぜひ釣って美味しく食べてみてください」。
以上! 「Kawasemi K-marine(ケーマリン)」の船長、“冨田英次”さんに伺った「ルドラ 130 S」&「ヴァルナ 110S」の可能性、そして“あばばいケイムラ C79”の魅力も合わせてお伝えしました。これから更に大型が狙える伊勢湾奥のサワラゲーム。
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!